いつも使っているボクのパソコン、OSは「Windows Vista」。カミさんが使っているのは「Windows 7」。普段はなんとも思わないんだけど、ふとOSの名前が気になってしまった。
確か昔は「Windows 95」「Windows 98」「Windows 2000」と年号が付いていたはずだけど、いつの間にかアルファベットになって、今では「7」や「8」などの数字になっている。
きっと、ちゃんとした理由があるんだろうけど、なんだかこの統一感のなさがミョーに気になる。というわけでOS名の由来、ちょっと調べてみました!
アルファベットの名前は、何が由来で付いたの?
「95」「98」「2000」と数字が名前に入っているOSは、その西暦に発表されているからだけど、アルファベットが付いたOSは一体どんな由来でつけられたんだろう?
【Windows ME】
「ME」は「Millennium Edition(ミレニアム エディション)」の略。すなわち、2000年(=ミレニアム)に発表されるのでこの名前が付いた。
では「Windows 2000」があるのになぜ「ME」が発表されたのか・・・。
その理由については少し専門的になってしまうので、詳しく知りたいという方はこちらを参照してみて。
【Windows XP】
2001年に発表されたOS。高速で安定感があり、利便性が向上したことから、Microsoftでも最高の販売記録を持つ製品のひとつとなった。
そんな「XP」は「経験・体験」を意味する「Experience(エクスペリエンス)」が由来。「ユーザーの一人ひとりへ最高の体験を提供する」という意味が込められている。
【Windows Vista】
最強のセキュリティシステムを装備して、2006年にリリースされたOSが「Vista」。イタリア語で「眺望・光景」を意味する言葉だ。
「混乱を解消し、あふれる情報を整理し、未来を垣間見せる」という願いを込めて、この名が付けられたとされる。
数字はOSのバージョンを意味するというが・・・
【Windows 7】
2009年に発表された「Vista」の後継OS。Windows のバージョンを「1.0」「2.0」「3.1」「95、98」「2000、XP」「Vista」と順に数えて、7番目のバージョンになることから「7」と命名された。
でも「95、98」を一つとして数えていたりと、Windows OSのバージョンは不思議な数え方してるよね?
複雑な経緯があるようなので記事では触れないけれど、詳しくはこちらに書いてありますので、興味がある方は読んでみて。
【Windows 8】
2012年に発表された最新のOS。今までにあったスタートメニューが廃止され、ファイルやアプリ、WEB サイトにアクセスできる「タイル」が並んだ画面が特徴だ。
名前の由来は、もちろん8番目のバージョンだから。
こんなことを知っていると、次のOS名が気になってくる。意外と、予想もしない名前が付いたりして・・・。次のOSの発表、名前を楽しみに待つっていうのもアリかも?