パソコンを立ち上げるとき、パスワードを忘れてログオンができない!
とパニックになったことはありませんか?
たまにしか使わないアカウントで立ち上げようとしたときにありがちな出来事。そんなときはこんな対処法があるんです!
※ここでは「Windows 7」での設定方法を紹介します。XPの場合は、各項目末尾のリンクから参照ください
管理者以外のユーザーアカウントのパスワードを忘れた場合
パスワードを忘れてしまったアカウントが、管理者(Administrator)以外のものだった場合は、管理者アカウントでログオンし、ユーザーに代わってパスワードを削除、新しいパスワードを作成することができます。
家族が各自別アカウントで使っていたり、仕事用とプライベート用でアカウントを分けている場合に有効です。
- 管理者アカウントでログオンする
- 「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリック
- 「ユーザーアカウント」をクリック
- 「ユーザー アカウントと家族のための安全設定」の「ユーザー アカウントの追加または削除」をクリック
- パスワードを削除したいユーザーアカウントをクリック
- 「パスワードの削除」→確認画面表示・完了
同じ画面から続けて新しいパスワード設定もできますし、該当アカウントからログオンして新しいパスワードを設定することも可能です。
▼Windows XPでユーザーアカウントのパスワードを忘れた場合の対処方法はこちら
管理者アカウントのパスワードを忘れた場合
管理者アカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、残念ながらパスワードを思い出さない限り、ログオンができなくなります。
その場合は、再セットアップする必要があります。
再セットアップを行うと、パソコン購入時の状態に戻せますが、パソコンに保存していた大切なデータや設定の内容が消えてしまいます。
▼Windows 7の再セットアップについてはこちら
▼Windows XPの再セットアップについてはこちら
パスワードを忘れたときのための予防策はコレ
あらかじめ「パスワード リセット ディスク」を作成しておくと、再セットアップすることなく、パスワードを忘れた時にもログオンすることができます。
「パスワードリセットディスク」とは、文字どおりパスワードをリセットするためのディスクです。パスワードを忘れたときでも、これがあればWindowsにログオンすることが可能です。
ただし、パスワードリセットディスクを作成できるのは「パスワードを入力してログオンしている時」です。実際にパスワードを忘れてしまってからでは作成できないので注意しましょう。
※この設定にはUSBメモリーやCD-Rなどのメディアが必要です
- 「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリック
- 「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリック
- 「ユーザー アカウント」をクリック。このとき、用意したUSBメモリーやCD-Rをパソコンに入れます
- 画面左の「パスワード リセット ディスクの作成」をクリック
- 「パスワード ディスクの作成ウィザード」→「次へ」→一覧から「3」で入れたメディアを選択
- 現在使っているパスワードを入力→完了
このメディアの情報を大切に保管しておけば、いざというときにもログオン画面で「パスワードのリセット」から起動することができますよ! 作成したパスワード リセット ディスクは、ほかの人に利用されないように大切に保管してください。
▼Windows XPで「パスワード リセット ディスク」を作成する方法はこちら