cookie(クッキー)、フラッシュ‥って、実際何なの?

インターネットをしていると出会う「意味不明なパソコンの専門用語」。今回は「キャンペーン系のサイト」や「動画視聴サイト」にありがちなパソコン用語について解説します。

インターネットをしていると、「意味不明なパソコンの専門用語」がでてきて、何のことかわかなくて困った、という経験はありませんか?
しかも、その意味不明な用語をインターネットで調べてみても、解説サイトに書かれている言葉がまたチンプンカンプン・・・。
ということで、今回は「キャンペーン系のサイト」や「動画視聴サイト」にありがちなパソコン用語について解説します。

キャンペーンサイトにありがちな意味不明な用語

ブラウザの設定でCookieが有効になっていない場合は、Cookieを有効にしてください。


こんな注意文を、キャンペーンを実施しているサイトでよく見かけませんか?
この中でわかりにくい用語といえば、「ブラウザ」と「Cookie」。
これをひとつずつ解説すると・・・
 
・ブラウザ
インターネットをする時に使うソフトのことです。
この記事を見るのに使っているソフトが、ブラウザとなります。
Internet Explorer、Google Chrome、Fire Fox、Safari、Operaなどがあります。
・Cookie(クッキー)
サイトに訪問した回数や日時、サイトで何を行ったかなどの情報を一時的にパソコンに記録しておく機能です。
例えば、
「1週間で3回WEBサイトを訪問してくださった方にプレゼント!」
のようなキャンペーンがあったとします。
この場合、サイト側としては、誰が、何時、何回訪問したか、という記録が必要になります。
Cookieを有効にしておくと「○月○日に○○のサイトを訪問した」という訪問回数や訪問日時などの記録が、個人のパソコン内に残るようになります。
キャンペーンを行っているサイト側では、その記録(Cookie)を参照して、その人が「1週間で3回WEBサイトに訪問したか」を判断します。

動画視聴サイトにありがちな意味不明な用語

動画を見るには、Adobe Flash Player を最新のバージョンにしてください。最新版をダウロードしてインストールしてください。


動画を見ようかなーと思って、再生ボタンを押したら表示されることがあるこの注意文。何のことかわかりにくいので、一つずつ単語を解説しますと、
・Adobe(アドビ)
アメリカにある会社名です。正式名称はAdobe Systems Incorporatedですが、主にAdobeと略されています。
・Flash Player(フラッシュプレーヤー)
Adobe社が作っている動画を再生するソフトの名前です。無料で提供されています。
ソフトにはバージョンがあります。
例えば、「Flash Player11」でしたら、11という数字がバージョン表記です。基本的には、数字が大きくなるほど新しいバージョンということになります。

では、なぜ最新のバージョンにしないといけないのでしょうか?
その一番の理由はセキュリティの脆弱性対策のためです。現行のバージョンでセキュリティの脆弱性が見つかった場合に、そのままユーザが使い続けると、その脆弱性を突かれて、ウィルスなどがばら撒かれる恐れもあります。
それを防ぐためには、セキュリティ対策をした新しいバージョンのソフトを提供し直し、ユーザにインストールしてもらう必要があるんです。
いつかバージョン99とかになることもあるんでしょうか…。
・ダウンロード
インターネットを使って、WEBサイト(ホームページ)などから、特定のデータを自分のパソコンに保存することです。
・インストール
ダウンロードしたソフトなどを使える状態にすることです。
例えるのなら、

  ●電気屋さんなどで置時計を買う   →ダウンロード
  ●自宅に置時計を置いて電池を入れる →インストール

といった感じでしょうか。
商品だと貴重な物は買ったまま箱から出さないでおくこともありますが、パソコンではダウンロードしたソフトはインストールしましょう!※
※インストールが不要なソフトもあります。
まだまだ世の中には、パソコン用語がいっぱい溢れていますが、今回はここまで。また気になる用語がでてきましたら、解説しますね!

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すずき

1976年生まれ。東京の田舎ですくすく成長。小学校3年の夏、子供会の肝試しで、好きな子を置きざりにして逃げだした経験を持つ。 記事執筆、編集など色々とやってます。