今やすっかり定着したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。SNSをやらない日はない、という人も多いと思います。
一方で、使ったことがないという人もいるでしょう。そして、「友達に誘われた」「同窓会に行ったら皆やっていた」など、無視できない状況に遭遇することもあるのではないでしょうか。
でも、SNS未経験の人には、SNSがどんなモノなのかピンと来ないはず。そこで今回は、SNSの言葉の意味や歴史、種類、登録の仕方などを解説します。
SNSとは
SNS(エス・エヌ・エス)とは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略称のことを言います。
その名の通り、Web上で社会的なネットワークを作り出せるサービスを意味します。
SNSの基本
SNSの仕組み
SNSは、たいだいの場合メールアドレスを登録する会員制のかたちをとっています。メールアドレスさえあれば、誰でも登録できるサービスがほとんどです。
自分のメールアドレスを登録することで、登録した本人以外は発言・発信ができないような仕組みになっています。
招待制のSNSもある
多くのSNSは登録すれば使えるようになりますが、既存の会員から招待してもらわなければ登録ができないSNSもあります。
招待制SNSは、閉ざされた世界にすることで、友人同士や同じ趣味を持つ人々がより密接なコミュニケーションがとれることがメリットだとされています。
SNSを見るには?
上記のように、SNSに参加するにはアプリやWebサイトに登録する必要がありますが「見るだけ」なら登録する必要はありません。
たとえば、Googleなどの検索エンジンに「Twitter エンジョイマガジン」と打って検索すれば、ツイッターに登録していない人でもエンジョイマガジンが発信しているツイッターのアカウントを見ることができます。
無料で使える?SNSに登録する手順
ここではInstagram(インスタグラム)を例にして、実際に登録をしてみましょう。
ちなみに、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックなどの代表的なSNSは無料で登録できます。
ただし、出会い系と呼ばれるマッチングアプリの中には有料のものや、機能によって料金がかかるものもあるので注意しましょう。
以下はAndroid端末で作業を行っています。iPhoneでも大きな違いはありません。
①まずはアプリをインストールしましょう。
Android端末をお持ちの方ならGoogle Playから、iPhoneを使っている方ならApp storeからアプリを検索し、インストールします。
②インストールが終わったら、SNSアプリをタップしてアプリを立ち上げます。
③「新しいアカウントを作成」を選び、電話番号かメールアドレスのどちらかを登録します。
④登録したメールアドレス宛てに、認証コードが書かれたメールが届くので確認して番号を入れます。
⑤名前と任意のパスワードを入力します(名前は本名以外のニックネームでもかまいません)。また、このとき「連絡先を同期する」を選ぶと連絡先を知っている友人がSNS上で見つかりやすくなります。
⑥誕生日を入力し、ユーザーネーム(SNS上の英文字の名前)を決めます。初期設定ではメールアドレスの@より前が登録されるので、変更することをおすすめします。
⑦フェイスブックとのリンクをするか、プロフィール写真を設定するかなど色々聞かれますが、あとで設定できるのでよくわからない場合は「スキップ」を選択してOKです。
▲フェイスブックと連携すると、フェイスブックの友人とインスタグラムでもつながりやすくなります。
⑧インスタグラムの登録が完了しました!
登録したあとのインスタグラムの使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
SNSの歴史
SNSのはじまりはさまざまな説があり、「これが最初」「この年にはじまった」という定説はないとされています。
日本でSNSという言葉が使われるようになったのは、2003年以降のことです。
Googleの社員が開設した「orkut(オーカット)」というSNSが、IT関係者やインターネットのヘビーユーザーの間で話題になりました。
その後、日本でも2004年に「mixi(ミクシィ)」や「GREE」がオープンし、にわかにSNSが注目を浴びるようになったのです。
当時は、SNSの大きな特徴として招待制が採用されていました。しかし今は、誰でも自由に登録し参加できるSNSが多く、気軽さが増したことでよりSNSの普及が促進されたとも言えるでしょう。
SNSの楽しさって何?
SNSの楽しみ方や使い方は人それぞれです。たとえば、
プライベートの充実
SNS内にある多種多様なコミュニティで、同じ趣味を持つ人、同じ出身地の人、同じ大学を卒業した人、同じ目標に向かって頑張っている人などなど、自分と共通点を持つ人と出会うことができます。
最新の情報を入手できる
いま世の中で話題になっているニュースや、政治経済の動向、さらに流行りのグルメやファッションの情報を素早く入手するために使っている人も多くいます。
ビジネス用として使う
SNSをうまく使ってビジネスに役立てているビジネスマン、フリーランサーも目立ちます。自分のPRに使ったり、人材・仕事探しにビジネス特化型のSNSを使う人も増えてきました。
懐かしい友人に会えることも
知り合いだけれどあまり交流していなかった相手とも、SNSで繋がることにより、より親しい関係になったりします。同窓会で何十年ぶりに再会したクラスメイトとSNSで繋がるケースなども、これに含まれるでしょう。
発信せずに見るだけでも楽しめる
前の項で、SNSに登録しなくても「見るだけ」ならいつでもできるというお話をしました。好きな芸能人のSNSを定期的に見に行く、という使い方をしている人もたくさんいます。自分から情報発信しないことでネット上のトラブルから身を守っているという人も多いでしょう。
SNSで仕事のパートナーや結婚相手と出会った、という人もいます。今まで興味のなかったジャンルの趣味に目覚めた、ニッチな趣味仲間ができたという人も数多くいます。
趣味や仕事に関係する重要な情報や、最新の情報をSNSで得るケースも多いです。
つまり、SNSは、普段の生活では出会えなかった人と出会わせてくれる場所であり、普段の生活では行えなかったコミュニケーションを可能にしてくれる場所。だからこそ、多くの人がSNSを使い、ハマっていくのでしょう。
日本で人気のSNS一覧
SNSには、それぞれ異なる個性があります。どのSNSを利用するかによって、猛烈にエンジョイできる場合もあれば、ストレスにしかならない場合もあります。自分の好みや目的に合ったSNSを選ぶことが大切です。
たとえば、今現在多くの人に使われているSNSが、それぞれどんな人に向いているかを下記にまとめてみました。
- Twitte(ツイッター)
世界最大級のSNSで、情報の拡散性が高い。140文字しかつぶやけないので、短文で表現したい人、気軽に交流したい人に。 - Facebook(フェイスブック)
世界で25億人以上が登録する実名登録SNSで、匿名アカウントは基本的に禁止。同窓生やリアルな友人知人と交流したい人、ビジネス利用したい人に。 - LINE(ライン)
電話やメール、SMS(ショートメール)に近い使われ方をしているSNSで、携帯電話の番号がないと登録できない。基本は一対一のやりとり、たまにグループでやりとりがしたい人に。 - Instagram(インスタグラム)
写真投稿型のSNSで、流行に敏感な利用者が多い。一定期間しか見られない投稿など機能が豊富で、Facebookとの連携に優れている。撮った写真を見てもらいたい人、写真を通じて交流したい人に。 - YouTube(ユーチューブ)
動画SNSとして世界最大級の規模を誇る。アカウントを作成すれば動画のアップロードができる。広告収益を生業とするYouTuber(ユーチューバー)が話題を集めている。撮影した動画を世界に発信したい人、エンタメ要素のある動画コンテンツを見たい人に。 - Clubhouse(クラブハウス)
2021年に登場し、世界的に話題を呼んだ招待制の音声SNS。「ルーム」でさまざまな人がスピーチや雑談をしたり、発言権をもらって会話に加わることができます。聞くだけでもOKで、芸能人がルームを開くことも。流行に敏感な方、受動的に情報を集めたい方に。 - LinkedIn(リンクトイン)
ビジネス特化型SNSで、今後さらなる成長が期待される。オンライン講座を受講する機能や、求人を探す機能があり、LinkedInを使って転職活動をする人が増えている。なかなか転職活動する時間がとれないけれど、情報収集や応募を行いたい人に。
最近では、Clubhouse(クラブハウス)をはじめとした音声SNSや、短い動画を加工して投稿するTikTok(ティックトック)などユニークな動画SNSも若い人を注目を集めています。今後もさまざまなSNSが新しく登場することが予想されます。
それ以外にもあなたにピッタリのSNSがあるかもしれません。たとえば、趣味や地域、年代などに特化した、規模の小さいSNSもあります。
試しに「シニア SNS」「山登り SNS」「長崎 SNS」のように、「◯◯◯(あなたの趣味や興味のあるキーワード) SNS」で検索してみてください。こんなSNSがあるんだ! これなら参加してみたい!と興味がわくかもしれません。
自分のアンテナにひっかかるSNSがあったら、一度試してみるのをオススメします。一人で描いていた絵や写真をSNSに載せたら反応をもらえて「こんなに嬉しいものなんだ」と初めて気付くケースもあります。ぜひ生活にSNSを取り入れてみてくださいね。
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