2017年にiOS 11がリリースされてからiPhoneで利用できるようになった「画面収録」。エンジョイ!マガジンで原稿を書かせてもらっているライターとしては、iPhoneの画面操作の方法などを説明するために、しばしばこの画面収録を利用しています。
また、電話やメールでは説明しにくい操作を伝えるのにも便利で、iPhoneユーザである70歳近い父に対しても、この画面収録を利用しています。テキストで手順を説明するよりも、見たままの操作方法が見えるので非常にわかりやすいと好評です。
初めて画面収録を父に送ったときには「こんなこともできるのか!この方法も教えてください」と言われたほどです。
知ってる?画面収録にナレーションを入れる方法
そんな便利な画面収録ですが、その中に意外と知られていない機能があります。それは「マイク」のオン/オフ機能です。マイクをオンにしてから画面収録を行うことで、画面の収録の上から自分の声や周りの音もかさねて録画ができるようになります。
特に画面の操作方法を説明するときは、このマイクをオンにしてナレーションも追加することで、操作方法が非常にわかりやすいものとなります。
また、友達みんなで集まってひとつの動画を再生しながら画面収録を行い、みんなの反応を動画にあわせて一緒に保存する、なんてやり方も楽しそうです。
そこで今回はこの画面収録におけるマイク機能の使い方を解説していきましょう。
画面収録で、マイクをオンにする方法は?
画面収録を普段使っている方向けに、マイクの利用方法を解説していきます。
- 「コントロールセンター」を開き「画面収録」ボタンを「長押し」
- 「マイク」ボタンをタップする(赤色に変わる)
- 「画面収録」ボタンをタップする(3秒のカウントダウンが始まります)
3秒待つと画面収録が開始されます。あとは自分の声や周りの音などを取り込んで保存すれば、マイクから入力した音声入りの画面収録が完成します。
わかりやすさに歴然の差。声あり・なしで比較してみた
自分は使わないかなぁなんて思った方、もう少しだけおつきあいください。
同じ画面収録で、声ありと声なしでわかりやすさがどれだけ違うのか、二つの動画を比較して見たいと思います。
画面収録で解説するのは、当サイト「エンジョイ!マガジン」において、サイト内検索を「声なし」→「声あり」の順で行なっています。
「声あり」のほうがわかりやすい!
いかがでしたか? 断然「声あり」のほうがわかりやすいですよね!
「声なし」で見た場合、どこをタップしてその操作が行われているのかがわかりにくいですが、「声あり」では、その部分をナレーションで補足しており「左上」「左下」「右下」といったボタンの具体的な位置が示されるため、どこのボタン?と迷うことがないと思います。
相手のリテラシーに合わせた、優しさのひと声を
冒頭でも述べましたが、画面収録自体、テキストで説明するよりもはるかにわかりやすい説明方法なのは間違いありません。ただ、それでも相手のリテラシーによってはわかりにくいものになってしまうのは否めません。
画面収録で説明動画を作るときは、相手のリテラシーに合わせて「優しさのひと声」を入れてあげるのが良さそうですね。
筆者もこれを機に親切でわかりやすい画面収録を心がけていきたいと思います。