「あれ?この会社っていつのまにか社名が変わっていたの?」「昔はそんな企業名だったの?」と驚いたことはありませんか? 
そんな社名の変わった有名企業の社名遍歴をいくつかご紹介します!

株式会社加ト吉→テーブルマーク株式会社

うどんなどの冷凍食品でおなじみの加ト吉は、1956年に加ト吉水産株式会社として設立し、冷凍エビフライなどの製造を手がけていました。2008年に業務提携を経て日本たばこ産業(JT)の子会社となり、2010年に食品部門と事業統合。社名をテーブルマーク株式会社へ変更しました。
社名は変わったものの「カトキチ」は冷凍麺のみブランド名として名前を引き継いでいます。社名は変わっても、ブランド名になじみがあるとそのまま使用するケースはけっこうあるのかもしれません。

福武書店→ベネッセコーポレーション

1955年に設立した株式会社福武書店は、生徒手帳の制作から事業をスタート。1995年、二代目社長の福武總一郎が株式会社ベネッセコーポレーションに変更しました。教育や語学関連、通信教育事業のイメージが強い同社ですが、1990年代後半までは文芸誌「海燕」や「福武文庫」などを出版していました。「進研ゼミ」などのイメージが強いですが、文芸色の強い出版者だったんです。

松下電器産業→パナソニック

日本を代表する偉大な経営者として知られる松下幸之助が創業者である松下電器産業が、パナソニック株式会社に商号変更したのは2008年。
同社は、国内向けの冷蔵庫や洗濯機などの白物家電は「ナショナル」、海外向けの製品や、音響製品は「パナソニック」とブランド名を使い分けていましたが、日本国外において社名よりもブランド名の「パナソニック」が浸透していることを考慮し、社名をパナソニックにしたといわれています。ちなみに今では「ナショナル」ブランドは姿を消し、全商品「パナソニック」に統一されています。

日本警備保障→セコム

1962年に、日本で初めての警備保障会社として創業した日本警備保障株式会社。
1964年の東京オリンピックの選手村警備を担当したり、1965年に同社をモデルにしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が大ヒットしたことから、一気に知名度がアップ。1973年にオンライン・セキュリティシステム「セコム」ブランドが誕生し、1981年に日本初の家庭用セキュリティシステムを発売したのをきっかけに、1983年にブランド名である「セコム」を社名として掲げることになりました。こちらもブランド名を社名にした企業のひとつです。

石川島播磨重工業→IHI

重機などの重工業において、日本を代表する大企業・石川島播磨重工業は1853年、江戸幕府が開いた、西洋式軍艦を建造する石川島造船所に始まりました。
1945年には石川島重工業へ社名変更し、さらに1960年には播磨造船所と合併、石川島播磨重工業へ社名変更。1968年には播磨造船所から分社していた呉造船所を再合併し、2007年7月1日より社名が現在の株式会社IHI(=Ishikawazima-harima Heavy Industries)に。
有名な企業なのは知っていましたが、幕末から続く歴史ある企業とは・・・!

以上、有名企業の社名遍歴でした! なんだか頭がこんがらがってきますが、社名にはその会社の歴史が重く刻まれているのを感じますね。

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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