タブレットを駆使している人を街中でよく見かけますが、「タブレットってそもそも何なんだろう?」「ノートパソコンと何が違うんだろう?」とぼんやり思っている方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか? 違いやそれぞれの特徴を解説します!
そもそもタブレットって何?
「iPad」や「Nexus(ネクサス)」などの「タブレット」とは、キーボードがなく画面をタッチして操作するコンピュータ端末のこと。
指でタッチして操作するため「大きなスマホなの?」と思っている方もいるかもしれませんが、タブレットにはスマホのような音声通話機能は単体では搭載されていません(一部対応機種があります)。
つまり大きなスマホというよりは、キーボードのないノートパソコンというイメージ。アプリを入れればWordやExcelなどのOfficeソフトの閲覧・編集も可能ですし、キーボードを画面に表示すれば、キーボードも使うことができます。機種にもよりますが、ノートパソコンよりも薄くて軽く、持ち運びに便利で、バッテリーも比較的長持ちするのが特長です。
また、ほとんどのノートパソコンは、デスクトップパソコンと同じWindowsやMacのOSが搭載されています。それに対してタブレットのOSは「Android OS」や「iOS」など、スマホと同じOSを搭載。機種によってはパソコンの「Windows OS」をタブレット向けに開発された「Windows RT」「Windows 8」が装備されているタブレットもあります。
さらに、本体に内蔵されている記録メディアにも違いがあります。ノートパソコンは従来のデスクトップパソコンと同様、HDD(ハードディスクドライブ)が搭載されているものと、SDD(ソリッドステートドライブ)が搭載されているタイプがあります。SDDは起動時の待機時間が短く、静音であるなどの特長がありますが、HDDに比べて高価で、容量も小さめ。タブレットのほとんどはSDDが使われています。
タブレットとノートパソコン、どちらを買えばいいの?
持ち運べる端末がほしいけど、タブレットとノートパソコンのどちらを選べばいいのかわからない・・・という方にヒントを。
メールチェックやネット閲覧が中心で、たまにOfficeのファイルも使用する、という方には薄くて持ち運びやすいタブレットをオススメします。また、タブレットはDVDやBlu-rayドライブを搭載していませんので、大容量のデータをやり取りするのにはあまり向いていません。
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一方、仕事に使うのが目的で、特にキーボード操作を多用する場合はノートパソコンが適しています。タブレットのタッチキーボードは、長時間の作業では使いにくさを感じるかも。DVDやBlu-rayドライブについては、ノートパソコンの機種によって装備されているものとないものがあります。ドライブをよく使う方は、標準装備しているタイプがおすすめ。
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タブレットとノートパソコンをいいとこ取り
タブレットの持ち運びやすさと、ノートパソコンの高性能を兼ね備えたパソコンも存在します。それが「Surface
パッと見はものすごく薄いノートパソコン、といった感じですね。キーボード部分が変形し、タブレットのようにタッチ操作もできるのが特長。液晶部分にキーボードを表示させてタブレットのように使えるタイプや、キーボード部分と液晶部分を切り離してセパレートできるタイプがあります。タッチペンを使っての操作も可能です。
タブレットとノートパソコン、どちらにするか迷ったら、思い切って2in1パソコンにするのも手かもしれません!
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