Zoomでホストを別のメンバーに渡す方法
Zoomでオンラインミーティングや飲み会などをしている際、自分だけ先に抜けたいときがありますよね。
困るのが、自分がホストになっている場合。ホストが抜けてしまうと、そのオンラインミーティング自体が強制的に終了してしまいます。
するともう一度誰かが新規でオンラインミーティングを立ち上げ直さないといけないのでとても面倒……。
そんなとき、ホストは自分が抜ける前に、別のメンバーにホストを渡して退室することができます!この操作をすれば、ホストが抜けても引き続きミーティングルームを使えますよ~!
※この操作はパソコン版の操作です。
※この操作方法は2021年10月15日時点の操作方法です。アップデートや仕様の変更により変更することがありますのでご了承ください。
※本記事では、Zoom無料会員の場合の設定を紹介しています。
退出間際に別のメンバーにホストを渡す方法
やり方はとってもかんたんです。
ホストである自分が抜ける前に「終了」をクリックすると「全員に対してミーティングを終了」と「ミーティングを退出」の2つの選択肢があらわれます。
ここで「全員に対してミーティングを終了」を選んでしまうと、強制的にミーティングルームが閉じられて全員が退出してしまうので、こちらを選ばないように注意しましょう。
もうひとつの「ミーティングを退出」を選択します。
拡大するとこんな感じです。
すると「新しいホストを割り当てる」という表示に切り替わり、別のメンバーの名前が一覧で表示されます。この画像では2名でミーティングをしているので、名前が1名分しか表示されていませんが、複数名いる場合は、ホスト以外のメンバーの名前が一覧で表示されます。
ここで、ホストを渡したいメンバーの名前をチェックして、「割り当てて退出する」をクリックすれば、自動的にそのメンバーがホストを引き継いで、ミーティングルームが維持されたまま元ホストが退出できるようになります。
次にホストになるメンバーに、ホストをお願いする旨を伝えて退出しましょう!
ミーティング参加中に別のメンバーにホストを渡す方法
ホストの退出間際でなくても、別のメンバーにホストを引き継ぐこともできます。
ホストのインターネットの接続状況が不安定なときや、突発的に退出しなければならない可能性があるときなど、あらかじめ別のメンバーにホストを渡しておきたい場合に便利な方法です。
Zoom画面の下部にある「参加者」をクリックすると、右端に現在ミーティングに参加しているメンバーが一覧で表示されます。
ここから、ホストを渡したいメンバーの名前の横にある「詳細」をクリックします。
するとメニューが一覧表示されますので、その中から「ホストにする」を選べばOK。
任意のメンバーにホストが引き継がれますので、元ホストがいきなり落ちてしまってもミーティングルームはそのまま維持されます。
番外編:Zoom困ったあるある/画面共有はホストの許可が必要
ミーティング中によくあるのが、ホスト以外の参加者(ゲスト)が画面共有をしようとしたらできないケースです。
Zoomでは、ゲストが画面共有するためには、あらかじめホストの許可が必要な設定になっています。
ホストは、ゲストが画面共有できるようになっているか確認しておくと、いざ画面共有を、というときに慌てなくて済みますよ。
確認方法はこちら。
Zoom画面の下部にある「セキュリティ」を選択し、「参加者に次を許可」の項目にある「画面共有」にチェックが入っているか確認しましょう。
入っていなければ許可されていない状態ですので、チェックを入れればOKです。
Zoomを使うときに知っておくと便利かつ簡単な機能のご紹介でした!
ぜひ活用してくださいね。