ExcelやWordの書類をうっかり上書き保存してしまい、もとに戻せなくなってしまった!
間違えることだってあるさ、人間だもの。。。と自分を慰めつつも、できることなら時間を巻き戻したい。そんな時に便利な技をご紹介します!
※記事では、Microsoft Office 2010を使用しています。
あわてずに「バージョンの管理」機能を使う
Office 2010から追加された「バージョンの管理」機能は、間違って上書き保存してしまった時などに便利な機能です。
WordやExcel、PowerPointのファイルを、以前の保存内容に戻せます。
「バージョンの管理」を表示します。[ファイル]タブをクリックして、「バックステージビュー」を表示。「オプション」をクリックして設定しましょう。
「保存」→「ブックの保存」の項目で、「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れて「OK」をクリック。任意に設定した時間ごとにファイルが自動で保存されます。
バックステージビューの「バージョン」の項目に、自動保存されたファイルが表示されます。この部分をクリックすれば、以前のバージョンのファイルが開きます。
開いたファイルに表示される黄色いバーの[元に戻す]をクリック(1)。表示された画面で[OK]をクリックする(2)と、そのバージョンに戻して上書きされ、以前の内容を回復することができます。
ファイルの保存忘れを防ぐ方法
「ブックの保存」で「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」にチェックを入れると、誤って保存せずにExcelを終了してしまっても、自動保存されたデータのうち最後のものが回復用ファイルとして保存されます。設定しておくと安心!
ぜひ試してみてくださいね。