PCの充電がすぐに切れる!バッテリー問題と長持ちさせる方法を説明

ノートパソコンのバッテリーがすぐに切れてしまうトラブルについて、原因と対策を解説。主に想定される3つの原因と、バッテリーの寿命をのばすための3つのポイントを紹介します。

テレワークが広まりつつある現在、「仕事でノートパソコンを使う機会が増えた」という人も多いのではないでしょうか。

最近のノートPCはバッテリーの持続時間も長く、7〜8時間は駆動するのが当たり前。中には10時間以上も電源と接続せずに使える端末もあり、出先でもバッテリー残量を気にせず使えると好評です。

しかし一方で、そのような「長時間駆動」を謳うPCでも、あっという間に充電が切れてしまうトラブルをたびたび耳にします。フル充電にしたはずなのに、1〜2時間程度で残量がゼロになってしまう……。いったいなぜなのでしょうか。

本記事では、そんな「ノートPCのバッテリー問題」について解説。すぐに充電が切れてしまう原因と、その対策について説明します。

バッテリーの減りが異様に早くなるのはなぜ?

  • それまでは何時間も使えていたのに、急にバッテリーの減りが早くなった
  • バッテリーの残量が赤くなると、一気に減って数分後には切れてしまう
  • フル充電にしているはずなのに、1時間程度でゼロになってしまう

以上のような症状がノートPCに出ている場合、いくつかの原因が考えられます。ここではその主なケースごとに、原因と対策を確認していきましょう。

原因①「複数のソフトが動作して負荷がかかっている」

まず考えられるのが、PCに高い負荷がかかっているケース。

ゲームや編集ソフトを長時間にわたって開いていて、PCの動作が重くなった経験はありませんか? 「動作が重くなる」ということは、それだけ「PCに負荷がかかっている」ということ。当然、バッテリーの消費量も多くなります。

特に複数のアプリケーションを起動していると、PCには大きな負担がかかります。不要なアプリケーションは起動したままにせず、その場で終了させるようにしましょう。インターネットブラウザも使わないときは閉じることをおすすめします。

また、Windowsの場合はWindows Updateがバックグラウンドで動作しているケースも考えられます。作業をしながらのアップデートは負荷が高くなりますので、自分がPCを使わないタイミングで自動で更新が行われるようにしましょう。

原因②「バッテリーの接触不良」

物理的な原因としては、バッテリーがしっかり端末に接続されていないと、残量が急激に減ったように表示されることがあります。

バッテリーパックが簡単に取り外しできる端末の場合、しっかり接続されているかどうかを確認してみましょう。一度取り外してから取り付けてみて、接触不良がないようにしてみてください。

原因③「バッテリーの劣化」

普段はあまり意識しませんが、バッテリーにも寿命があります。

購入から数年が経っているノートPCの場合、使い続けることでやがてバッテリーが劣化し、徐々に稼働時間が短くなっていきます。そもそもバッテリーには「充電できる回数」があり、一般的には500回を超えると劣化していく傾向にあります。

また、「ノートPCを充電しながら使い続ける」のも、バッテリーの劣化につながる原因のひとつ。というのも、電源ケーブルに接続しながらの使用は「放電しながら充電している」状態であり、バッテリーに余計な負荷がかかってしまうからです。

ですので、対策としては「なるべく充電回数を減らす」こと、そして「日頃からバッテリーが劣化しにくい使い方をする」ことがポイントになります。詳しくは次の項目で確認していきましょう。

バッテリーの寿命を長くするには?3つのポイント

では、なるべくバッテリーを劣化させず、長く使い続けるにはどのような点に気をつければいいのでしょうか。

① ノートPCを充電しながら使わない

まずは前の項目でも説明したとおり、「ノートPCを充電しながら使い続ける」のは避けるようにしましょう。

バッテリー切れを避けようと考えて、フル充電の状態を保とうとするのは逆効果。バッテリーの消耗を早めてしまいますので、こまめな充電はおすすめしません。充電が完了したら電源ケーブルを抜いて、操作中はつながないようにしましょう。

② 充電する回数を減らす

また、「充電回数を減らす」ように普段から心がけるのもポイントです。

①で説明したようにこまめな充電はせず、充電が終わったら電源ケーブルを抜くこと。就寝中に充電している人も多いかと思いますが、電源ケーブルをつなぐ時間はなるべく最小限に抑えたいところです。

イメージとしては、「残量の表示が赤くなったら充電する」ようなルーチンで行うのがおすすめです。

とはいえ、充電が不十分な状態で出かけて、出先での作業中に残量がゼロになってしまうのは避けたいですよね。ノートPCを使う時間とバッテリー残量を日頃から意識して管理するようにするか、電源ケーブルを持って出かけるようにしましょう。

③ 30℃以上の環境を避ける

もう一点、バッテリーの劣化につながる環境要因として、「30℃以上の高温」が挙げられます。

ノートPCに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、一般的には「16~25℃」の温度環境で使うのが理想とされています。この範囲を超えたら確実に劣化するわけではありませんが、暑すぎたり寒すぎたりする環境は避けるようにしましょう。

ちなみに、リチウムイオンバッテリーを採用しているのはスマホも同様。真夏の炎天下でスマホを酷使し続けると、バッテリーの劣化につながる可能性があります。

ノートPCを炎天下で使う機会はそうそうないかと思いますが、たとえば「真夏の車の中」や「直射日光の当たる窓際」などは要注意ポイントです。スマホもノートPCも精密機械ですので、長く使うためにも温度管理には気をつけましょう。

まとめ

以上、ノートPCのバッテリー問題について説明させていただきました。

厳密に言えば、バッテリーの稼働時間や利用環境(使用して問題のない温度)などは端末によって異なります。この機会に一度、マニュアルを再確認してみるのもいいかもしれませんね。

バッテリーの劣化は避けられませんが、うまく使うことで寿命をのばすことはできます。まずは本記事で取り上げた3つのポイント、「充電しながら使わない」「充電回数を減らす」「高温の環境を避ける」を意識して使ってみてください。

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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち