カフェなどでパソコンを広げるとき悩みのタネなのが、「テーブルが狭くてマウスを置けない!」という点。マウスを使わず、キー操作でメニューバーを出現させたり、ファイルを編集するテクニックを身に付ければ、狭い場所でもサクサク作業ができます。時短化にもつながるので、仕事の効率アップにも役立てましょう!
「F10」キーからプログラムのメニューバーを表示できる
「F10」キーをクリックすると、いま開いているプログラムのメニューバーを一覧できます。たとえば、ブラウザでサイト閲覧中に「F10キー」をクリックすると、画面上にさまざまな作業につながる項目が表示されます。
項目横にあるアルファベットキーを押すと、その項目に属する作業を開始できます。ここでは、ファイルの「F」をクリックしましたが、「B」のキーをクリックすれば、ブックマークのための画面を表示できます。
なお、上の画像は「Firefox」のメニューバーですが、「Internet Explorer」でも同じ操作で同様の表示が可能です。「Chrome」の場合は、「F10」キーを押したあと「Enter]
キーを押すと画面右上にメニューバーを表示できます。
「F10キー」によるメニューバーの表示は、Wordで文書を作成するときにも活用できます。Wordを開いている最中に「F10」をクリックすると、ファイルをはじめとした項目上にアルファベットが出現。
項目上のアルファベットキーを押すと、該当項目に関する作業を行えます。たとえば、「ファイルに名前をつけて保存したい」と思ったら「F」キーをクリックしてみましょう。
切り替わった画面で項目上のアルファベットキーをクリックしていくと、ファイルの保存を進められます。
次の項目に進みたいときは「Tab」キーを使え!
ファイル内における項目の移動は、「Tab」キーをクリックすると簡単に行なえます。文書を保存する画面を例に説明してみましょう。
「Tab」キーを押すと、「ファイル名」→「保存先ファイル」→「ファイル名」→「保存」といった項目間の移動が可能。項目を過ぎてしまった場合は、「Shift」キーと「Tab」キーを同時に押せば、すぐ前の項目に戻れます。
タブの切り替えには「Ctrl」と「Tab」を同時押し!
ウィンドウ内のタブを切り替えるには、「Ctrl」キーと「Tab」キーを同時に押しましょう。
小さい項目をマウスで選択するのは意外と面倒な作業なので、覚えておくと便利です。「Shift」キーを「Ctrl」「Tab」と同時に押すと、タブを逆方向に選択できます。
パソコンでの作業をキー操作に限定すると、手の動きが少なくなる分体の負担も減るとされています。疲れにくく、さらに時短にもつながるテクニックをぜひとも体得しましょう。