新型コロナウイルスの影響により、外出自粛やリモートワークでお家時間が増えています。それに伴って、これまで以上にニュースに敏感になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでぜひ活用してもらいたいのが、新聞の「デジタル版」。
ここでは新聞の主要な5紙からデジタル版の月額料金と、主な機能を比較しました。
新聞デジタル版がおすすめな理由
「新聞」という信頼性の高いメディアが集めた最新の情報を、デジタル版であればスマホやタブレットなどからどこでも気軽に読めます。
この情報の正確さと持ち運びのしやすさこそ、新聞デジタル版の一番の魅力でしょう。
また、デジタル版であれば、紙面のように新聞を取っておくための場所は必要なく、溜まることがないため捨てにいく手間がかからないのもポイントです。
※今回の記事では、各新聞社が制作している「ニュースサイト」としての会員記事ではなく、あくまで紙で発行されている新聞のデジタル版をご紹介しています。
新聞デジタル版の主要5社を比較
いつでもどこでも正確な情報を知ることができる。これだけでもデジタル版は魅力的な媒体ですが、いざ選ぶとなると種類が多いため迷ってしまいます。
そこで、読売新聞・毎日新聞・朝日新聞・日本経済新聞・産経新聞のいわゆる「全国紙」の5紙を参考に、デジタル版の料金と機能を比較してみました。
読売新聞オンライン
プラン | 読売会員(紙面の購読者) |
月額料金 | 無料+新聞購読料 |
お試しの有無 | 無し |
主な機能 | ・速報ニュース(無制限) ・紙面記事(無制限) ・紙面ビューアー ・記事検索1年分 ・スクラップ ・緊急速報メール ・朝刊ヘッドライン ・読売トクだね!メルマガ ・日刊!ポケモン ・ちょい読み英語 ・連載小説 ・漫画 ・Webコラム ・巨人プレミアム ・天気・交通情報 ・KODOMO読売・中高生新聞サイト |
読売新聞オンラインではデジタル版のみのサービスというのはなく、紙面の購読者に付随するかたちでデジタル版も利用できるようになります。
なお、政治や経済など全国版の紙面だけでなく、全46都道府県(沖縄はなし)の地域版も掲載されており、ローカル情報の充実ぶりが印象的です。
▼読売新聞オンラインの公式ページはこちら
デジタル毎日
プラン | スタンダード | プレミアム |
月額料金 | 1ヶ月更新:980円(税別)
6ヶ月更新:750円(税別) 12ヶ月更新:700円(税別) |
3,200円(税別) |
お試しの有無 | 無し(最初の1ヶ月のみ100円) ※2020年6月10日〜8月5日だけ2ヶ月間のみ月額100円 |
無し |
主な機能 | ・有料記事の閲覧(無制限) ・ウェブ限定コンテンツの閲覧(無制限) ・ウォールストリートジャーナルの閲覧(無制限) ・ニュースメール(朝・昼・夕の1日3回) ・将棋と囲碁の棋譜中継 |
・全国の毎日新聞紙面の閲覧(無制限) ・サンデー毎日と週刊エコノミストの閲覧(無制限) ・過去5年分の紙面掲載記事の検索 ・イベントのご招待や優待サービス |
1つのログインIDで、5つの端末まで同時に閲覧が可能。スマホやタブレットなどと端末を使い分けたり、家族で共有したりもできて便利です。
なお、すでに毎日新聞の紙面を購読している方は、無料でスタンダードプラン(ウォールストリートジャーナルの閲覧は不可)、プラス月額500円(税別)でプレミアムプランとほぼ同等のサービスを受けることもできます。
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朝日新聞デジタル
プラン | シンプルコース | デジタルコース | ダブルコース |
月額料金 | 980円(税込) | 3,800円(税込) | 1,000円(税込)+新聞購読料 |
お試しの有無 | 有り(1ヶ月間) | 有り(1ヶ月間) | 有り(1ヶ月間) |
主な機能 | ・有料・会員記事の閲覧(月300本) ・速報メール ・ニュースレター ・専用アプリの利用 |
・有料・会員記事の閲覧(無制限) ・速報メール ・ニュースレター ・専用アプリの利用 ・紙面ビューアー ・スクラップ ・MYキーワード ・記事検索 ・関連サイトの閲覧 |
・有料・会員記事の閲覧(無制限) ・速報メール ・ニュースレター ・専用アプリの利用 ・紙面ビューアー ・スクラップ ・MYキーワード ・記事検索 ・関連サイトの閲覧 |
デジタルコースとダブルコースでは、食べログやcookpad、Jorteやジョルダン乗り換え案内などの関連サイトから3つまでを追加料金なしで閲覧できます。
なお、上記のプランのほかに、月額2,000円(税込)の「就活生向けコース(デジタルコースと同等)」もあり、情報収集が欠かせない就活生におすすめです。
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日経電子版
プラン | 日経電子版 | 日経Wプラン |
月額料金 | 4,277円(税込) | 1,000円(税込)+新聞購読料 |
お試しの有無 | 有り(1ヶ月間) | 有り(1ヶ月間) |
主な機能 | ・無料記事の閲覧(無制限) ・有料記事の閲覧(記事に制限あり) ・ニュースメール ・朝刊と夕刊の閲覧(無制限) ・紙面ビューアー ・記事の保存 ・気になるテーマの自動収集 |
・無料記事の閲覧(無制限) ・有料記事の閲覧(記事に制限あり) ・ニュースメール ・朝刊と夕刊の閲覧(無制限) ・紙面ビューアー ・記事の保存 ・気になるテーマの自動収集 |
「日経電子版」はご紹介しているデジタル版でもっとも月額料金は高いながらも、毎日約1,000本もの記事が配信されていて、情報量がとても充実しているのが特徴です。
また、記事を自動で取捨選択してくれる機能があるため、「たくさんの記事に目は通せない」という方でも必要な情報だけを簡単にチェックできます。
▼日経電子版の公式ページはこちら
産経電子版
プラン | 産経電子版 |
月額料金 | 1,980円(税込) |
お試しの有無 | 有り(1ヶ月間) |
主な機能 | ・記事の閲覧(無制限) ・記事のキーワード検索 ・かんたん記事スクラップ ・90日分の過去紙面の掲載 ・優待サービス |
他のデジタル版と比べて、完全版プランの月額料金がもっとも安いものの、キーワード検索やスクラップなど必要な機能はしっかりと搭載されています。
さらに、デジタル版限定でピザ屋や映画館、レンタカーなど全国200,000箇所以上の施設での優待サービスが充実しており、新聞の枠を超えたお得さです。
▼産経電子版の公式ページはこちら
地方紙もデジタル版を続々と開設
今回は読売新聞・毎日新聞・朝日新聞・日本経済新聞・産経新聞のデジタル版の料金と機能についてまとめてきました。
ちなみに、最近では2019年5月に徳島新聞がデジタル版を開設したように、いわゆる「地方紙(ふるさと新聞)」でもオンライン化が進められています。
読売や毎日などの全国紙はどちらかというと日本や世界など広い範囲の情報が多いので、地域のより詳しい情報を知りたいときには地方紙もおすすめです。
ぜひ、この機会に新聞のデジタル版の利用を検討してみてください。
※2020年7月5日時点の料金です。最新の情報は各公式サイトをご覧ください。