光回線の事業者変更のメリット・デメリットと注意点まとめ

光回線の「事業者変更」とは具体的にどういうことなのかわからない、という方も多いですよね。ここでは、光回線の事業者変更について、メリットとデメリット、注意点をまとめてご紹介します。

光回線の「事業者変更」について、聞いたことはあるけれどよくわからない、という方も多いですよね。ここでは、光回線の事業者変更について、メリットとデメリット、注意点をまとめてご紹介します。光回線を乗り換える際のヒントになりますよ。

光回線の事業者変更とは?

光回線の事業者変更とは、今契約している光コラボレーションモデル(以下光コラボ)事業者から、他の光コラボ事業者もしくはNTT東西のフレッツ光に、契約先を変更することです。簡単に言うと、ドコモ光からビッグローブ光に変えたりフレッツ光に戻したりすること。
事業者変更と「転用」は混同されがちですが、転用はNTT東西のフレッツ光から光コラボ事業者に乗り換えるときだけに使われる言葉です。

光回線の事業者変更する4つのメリット

1,フレッツ光の工事が不要

事業者変更では、現在利用している光回線をそのまま移行して利用します。移行前の光回線の廃止工事も移行先の光回線の開通工事も不要なので、手軽に契約変更ができます。

2,ネットが使えない空白期間がない

事業者変更では新規工事が必要ないため、一時的にネットが使えなくなる空白期間がありません。指定された切り替え日になると速やかに回線が切り替わります。接続機器の設定をすればすぐネット接続できるようになるので、解約や新規契約に伴う工事、開通のタイミングを気にすることなく乗り換えを検討できます。

3,光電話の番号がそのまま引き継げる

先に説明したように、事業者変更は光回線をそのまま移行できるため、光電話の電話番号も継続して利用できます。番号変更が面倒だと感じていた人も、乗り換えを検討しやすくなるでしょう。

4,料金が安くなることも

移行前と移行先の料金設定や移行先のキャンペーン、特典の有無によっても変わりますが、料金が安くなることもあります。月々の料金がいくらになるか比較検討する良い機会かもしれません。

光回線の事業者変更をするデメリット

事業者変更にもデメリットがあります。一つは、もともと契約していたコラボ光の違約金や、乗り換え先での事務手数料等が発生する可能性があること。その他、光回線の種類によっては有料で工事が必要なケースもあります。

また、乗り換え前の光コラボ事業者で発行したメールアドレスや、独自で提供されていたオプションサービスは使えなくなりますので、その辺も含めて検討しましょう。

光回線の事業者変更方法をチェック

事業者変更の方法は、とても簡単です。まず、契約中の光コラボ事業者の専用電話窓口などに連絡をして「事業者変更承諾番号」を受け取ります。次に、乗り換え先の光コラボ事業者に「事業者変更承諾番号」を添えて申し込みをすれば完了です。あとは、事業者間で手続きを進めてくれるので、スマホを乗り換える際の「MNP」と同じような流れだとイメージしておくとよいでしょう。

光回線の事業者変更時3つの注意点

1,事業者変更できる光回線とできない光回線がある

新規工事なしで事業者変更できるのは、光コラボ事業者が提供するいずれかの「コラボ光」の契約者のみです。光回線であっても、Nuro光やeo光などのように、NTT東西の回線ではない独自回線を使用している場合は、事業者変更の対象外となるため要注意です。

2,事業者変更承諾番号には15日間の有効期限がある

事業者変更の際に発行される「事業者変更承諾番号」には、払出日を含む15日間という有効期限があります。乗り換え先でも、申し込み時点で有効期限が一定日数以上残っている必要がある、などの制限があることが多いので、発行されたらなるべく早く新規申込先へ連絡しましょう。

3,一部オプションサービスの引き継ぎは「情報開示許諾」が必要なことも

光電話、フレッツ・テレビ、リモートサポートサービス等オプションサービスを利用している場合は、解約するか継続するかを前もって考えておきましょう。継続する場合は、NTT東西にインターネットや電話で「情報開示許諾」の手続きが必要なこともあります。契約中の光コラボ事業者に念のため確認しておくと安心です。

光回線の事業者変更なら気軽に検討できる

光回線の事業者変更なら、とても簡単に光回線の乗り換え手続きを進められます。インターネットが使えない期間ができたり、光電話の番号が変わってしまったり、ということもありません。コラボ光を契約中の方で、今の回線に不満がある方や、他のコラボ光で魅力的なキャンペーンを実施していて気になっている方は、違約金などが発生しないタイミングで乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

 

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中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。