スマホで動画を編集したことはありますか? 例えば、旅行やパーティなどで撮影した写真や動画を素材にして、音楽付きのショートムービーを作っておけば、自分で見て楽しめることはもちろん、テレビに出力して家族みんなで見たり、SNSや動画共有サイトにアップロードして友達に公開したりもできます。
「動画編集」と聞くと、細かい作業を要し、時間がかかるように思う人もいるかもしれませんね。でも、そんなことはないんですよ。写真や動画を選ぶだけで、あっという間にオリジナルビデオを作ってくれる便利なアプリがあるんです。
筆者のイチ押しは、iOS向けの「Replay 動画エディター」という無料アプリ。操作手順は、ものすごく簡単です。
「Replay」の操作手順
※今回はiPhone6Sで操作しています。
1)アプリを起動して、最初に表示される「マイ動画」の画面で「+」をタップします。
2)続いて、写真や動画を選択できる画面が表示されるので、使いたい画像にチェックを入れて、「OK」をタップします。最大200点までを選択できますが、まずは10~20点程度で試してみることをおすすめします。
3)実は、これで、もう自動で編集されたビデオが完成しています。「
4)画面下の「Grammy」「Dandy」などをタップすることで、スタイルを変更でき、ビデオの雰囲気を変えることができます。無料で使えるスタイルがいくつか用意されていて、それ以外は有料です。
5)選んだスタイルに表示されるイコライザーのようなアイコンをタップすると、スタイルを調整することもできます。これもタップして好きな雰囲気のものを選ぶだけなので簡単です。
6)フィルムのアイコンをタップすると、編集画面に切り替わります。写真や動画の表示順を変更したい場合は、右下のアイコンをタップします。
7)ドラッグして、好みの順番に並べ替えましょう。もちろん、自動で作成された順番で良ければ、この作業は不要です。
8)編集画面の「A」をタップすると、写真に文字を追加できます。冒頭のコマに、タイトルを入れると、プロモーションビデオやショートムービーとしての雰囲気が増すはずです。
9)音楽も自動で付加されますが、再生位置を変えたり、曲を変えたりすることもできます。音符のアイコンをタップしましょう。
10)スタイルに合った曲がいくつか用意されているので、タップして聞き比べてみましょう。なお、「マイミュージック」をタップすると、iTunes Storeで購入した曲や、パソコンから取り込んだ曲なども選択できますが、著作権で保護されている曲は「インポートできません」といった表示が出ます。
11)最後に工具のアイコンをタップして、表示の設定を行いましょう。「フォーマット」をタップします。
12)iPhoneのフルスクリーンで見たいのであれば「シネマ」に、Instagramに投稿するのであれば「正方形」に。なお、一度「シネマ」に設定すれば、次回利用する際は、その設定が有効になります。
13)編集を終えたら「保存」をタップ。すると、この表示が出ます。有料で画面右下に表示される「Replay」の透かしロゴを消すことができますが、個人で楽しむぶんにはロゴがあっても気になりません。「透かしを付けて保存 – 無料」をタップしましょう。
14)SNSに投稿したり、メールに添付したりする場合は、この画面からダイレクトに操作できます。ここでは「写真アプリに保存する」をタップします。
15)完成した動画は「カメラロール」に保存されて、iPhoneで撮った動画と同じように再生したり、メールで送ったりできます。
どうです? 今回は、やや詳しめに15の行程で解説しましたが、アプリまかせでいいのであれば、3つ目の行程で「保存」をタップすればいいのです。逆に、さらに編集にこだわりこともできます。
▼Replayのダウンロードはコチラから
Androidユーザーには「Magisto」がオススメ
「自分はAndroidだから使えない・・・」という人は、iOSとAndroidの両方に対応している「Magisto」という無料アプリをおすすめします。
「Replay」と同じように、写真や動画を選ぶだけで、雰囲気のある音楽付きビデオが自動編集されるアプリです。
「Replay」に比べると、ビデオが編集される時間がやや長いのですが、選べるテーマや音楽が多いので、こだわった編集をしたい人には、こちらのほうが適しているかもしれません。
▼Android版Magistoのダウンロードはコチラから
ぜひ、試してみてくださいね。