パソコンの小さい文字が見づらい・・・とお悩みの方はいませんか?
そんな方におすすめの機能があります!それも、Windowsに標準機能として搭載されている「拡大鏡」。
XPやVistaでも搭載されていた機能ですが、実は7以降、さらに使いやすくなった優秀な機能なのです。
Windows 7では拡大鏡の使いやすさアップ!
拡大鏡はその名の通り、画面を拡大して見ることができるもの。拡大する倍率は100~1600%までと、全16段階から場合に応じて自由に選択できます。
XPやVistaの時代は、起動が遅かったり拡大場所がうまく調節できなかったり・・・といったユーザーの不満もありましたが、7では見事に解消。新たにショートカットも使えるようになるなど、使いやすさが格段に上がっています。
では、この拡大鏡の基本的な操作をマスターしましょう。まず、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コンピューターの簡単操作」→「拡大鏡」の順にクリックします。
拡大鏡画面が表示されたあと数秒待つと、虫眼鏡のような拡大鏡アイコンに変わります。次に、アイコンの上へマウスポインターを置くと表示される「>>」記号をクリックします。
拡大鏡アイコンが拡大鏡画面に戻ったところで、「表示」から「全画面表示」「レンズ」「固定」のどれかを選んでクリック。
拡大鏡の3つのモード「全画面表示」「レンズ」「固定」の使い方
拡大鏡は使いやすいように、好みに合わせて拡大方法を変えることができます。「全画面表示」「レンズ」「固定」の3種類から選べます。
(1)全画面表示モード
画面全体を拡大する最もシンプルなモード。
マウスポインターを動かすと画面上を自由に移動することができます。画面を拡大した状態のまま、クリックやキーボードでの入力操作も行えます。
(2)レンズモード
虫眼鏡で覗き込んでいる感覚でマウスポインターの周囲を拡大するモード。
マウスポインターとともに、拡大されている領域も一緒に移動できます。
上の画像が「レンズ」モード、200%で使用した状態。
(3)固定モード
画面の好きな位置を好きな大きさで、固定して拡大するモード。
それ以外のデスクトップの他の部分は、通常の表示となっています。
なお、どのモードも共通して、拡大したいときには拡大鏡画面上の(+)、縮小したいときには(−)をクリックします。終了したいときには、拡大鏡画面右上の「×」をクリックすればOK。以上が、拡大鏡の基本的な使い方です。
それぞれのモードを用途に応じて使いこなしてみてはいかがでしょうか。
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