【iPhone】文字入力中に速攻でユーザ辞書登録する方法

自分の住所やフルネーム、Gmailアドレスなどをスマホに辞書登録することで、一文字打つだけでメールアドレスに変換できるようになります。iPhoneでは設定の深いところにあるユーザ辞書ですが、実はあんなところを長押しすることで即座に登録できるのです。その方法とおすすめ登録ワードをご紹介。

スマートフォンを日々使っていると、ああ、この文字の入力面倒だなぁ、とか、変換がうまくいかなくて毎回煩わしいな、なんて感じるときがあります。

そんなとき、筆者が頼りにしているのが「辞書登録」機能です。

パソコンで辞書登録を利用している方は多々いらっしゃると思いますが、スマホでの辞書登録を積極的に使っているという方はまだまだ少ないのではないかと思います。

しかし、筆者は思うのです。パソコンよりも文字入力が面倒なスマホでこそ、辞書登録の恩恵をより大きく感じられるのではないかと。そこで今回はiPhoneを例に、辞書登録の仕方、および、スマホで登録しておきたいおすすめワードをご紹介いたします。

知ってる?実は簡単になってたユーザ辞書登録

iOSではユーザ辞書という名前で装備されている辞書登録。設定アプリの「キーボード」の少し奥深いところから登録する必要があるのが、いまいち普及しない要因でないかと筆者は思っていました。しかし、それは過去の話。現在、iOS15ではもっと簡単にユーザ辞書への登録ができるようになっているのです。

したいと思ったらすぐできる!ユーザ辞書を開くウラワザ

ユーザ辞書の手順をご紹介していきましょう。

どこでもいいので、テキストを入力する状態にしてキーボードを表示させます。キーボードの「地球」アイコンを「長押し」しましょう。出てきたメニューから「キーボード設定」をタップします。

キーボードの設定を開くので「ユーザ辞書」をタップします。新規登録を行うために右上の「+」をタップしてください。

新規登録画面では「単語」と「よみ」の2項目を登録しましょう。
例としては、「エンジョイ!マガジン」という単語を「えん」と入力して出したいときは上図右側のように設定します。

これで完了です。従来は「設定」アプリからユーザ辞書にたどりつくまで大変でしたが、入力画面のキーボードから直接いけるのは非常に直観的でいいですね!

もちろん、従来どおり「設定」→「一般」→「キーボード」で上の画面に進むこともできます。

試しに使ってみよう

さて、確認の意味で実際につかってみました。
「えん」と入力すると、変換候補に早くも出てきましたね! あとは変換候補に出てきた該当の単語をタップするだけです。その手数はたったの「3手」だけ!

「エンジョイ!マガジン」という名前、途中にビックリマークも入っているし、文字数も長いので、スマホで打つのって何気に面倒だったのですが、このユーザ辞書登録でそんなわずらわしさからも解消されました。これからはガンガン打てるぞー!

辞書登録しておくと便利なおすすめワード

最後にユーザ辞書に登録すれば、とても便利なおすすめワードをご紹介します。住所やフルネーム、ハッシュタグもありますよ。

登録する文字の例 よみの例 補足
東京都世田谷区XXX町〇丁目X-XX 住所
日本 太郎 フルネーム
#写真好きな人とつながりたい #焚き火 #キャンプ よく使うハッシュタグ
@enjoy_mag 自分のSNSアカウント
example@gmail.com 自分のGmailアドレス
XXXXXXXXXX 自宅のWi-Fiパスワード
お疲れ様です おつ チャットやLINEでの挨拶

Googleアカウントは本当によく使うぞ!

GmailアドレスのGoogleアカウントを登録するのは特におすすめです。Googleサービスはもちろん、それ以外でも、認証したり新規登録したりする際にGoogleアカウントを利用できるサービスが多々あります。任意の読みでユーザ辞書に登録しておくことで、パっと入力できて非常にスマートです。筆者も自分のGmailアカウントを登録しており、スマホでGoogleアカウントを1文字ずつ入力することはほとんどありません。

いかがでしたでしょうか。
以前よりもユーザ辞書の登録方法が簡単になっていますし、これからは率先してスマホでの辞書登録を取り入れてみてくださいね。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。