簡単に、素早く、きれいに撮れるiPhoneに標準搭載されている「カメラ」アプリ。街を歩いていても思い立ったらすぐ撮れる、この気軽さがいい。
なんて思っていたらこの「カメラ」、ただ気軽に撮れるだけじゃない。いろんな機能が付いているんです!
というわけで、せっかく付いている機能を使わないのはもったいないので、知らない人はぜひ活用してみて!
※iPhone5(iOSバージョン7.0.4)を使っています。
簡単に撮れる「パノラマ撮影」
「カメラ」アプリを起動すると、シャッターボタンの上になにやら小さな文字がある。この文字部分をスワイプして「パノラマ」に合わせると、パノラマ撮影ができるのだ。
撮影方法はとっても簡単。中央の矢印を線に沿って移動させるだけ。体を回すようにしてiPhoneを動かせばいいのだ。
この機能を使って撮影したパノラマ写真がこんな感じ!
たったこれだけで、240度という広い角度を撮影できてしまう。
アイコン写真に使いたい「スクエア」
パノラマ撮影と同様、シャッターボタンの上にある文字部分をスワイプして「スクエア」に合わせる。
すると、画面が長方形ではなく正方形に撮影できる。SNSのプロフィール用アイコンなんかを撮影するときに便利。
シャッターチャンスを逃さない「連写機能」
この「カメラ」アプリには、連写機能も付いている。シャッターボタンを長押しすると、押しているあいだだけシャッターが切れるのだ。
子どもやペットが遊んでいるところを連写すれば、いい表情を逃さずに撮れるぞ。
ピントを合わせた場所の露出も合わせる「カメラ」
写真を撮っても、影の部分が暗くなってしまう。そんなときは、画面の暗い部分をタップ。そうすると、その場所にピントと露出を合わせてくれる。
景色はきれいに写るけど、人の顔が暗いなんてとき、人の顔をタップすれば、きれいな写真が撮れる。
写真を合成して最適な露出にする「HDR」
暗い場所にピントを合わせて露出を自動補正すると、暗いところは明るくなるけれど、明るいところはより明るくなって、白く飛んでしまう。そこで便利なのが「HDR」という機能。
これは違う露出の写真を3枚撮影し、露出が最適な部分だけを抽出して合成するという機能だ(※)。HDR機能はiOS4から搭載され、iOS7.1からはこの機能がデフォルトで「自動」になっている。
景色はきれいに撮れるけど人の顔が暗くなる、なんていう逆光撮影のときに便利だ。
どれも簡単に操作できるので、ぜひ一度、試してみよう!
※ HDR撮影を使用すると、「通常の写真」と「HDR写真」の2枚が保存されます。