オンライン授業やテレワークの影響もあり、タブレットを使った学習や仕事の需要が高まっています。タブレットを使った勉強はこれまでと大きく異なるので、戸惑っている人も多いかもしれません。
そこで今回は、学生さんやこの機会に新たに勉強を始める社会人のために、「オンライン授業でノートを作る」のに非常に便利な「Nebo」と「GoodNotes5」、そして暗記アプリの「i-暗記シート」というiPadアプリ3選を紹介します。
手書きのメモがwordやpdfになる「Nebo-上手なメモ」
「Nebo」は、iPadにタッチペンで手書きした文字がテキストに変換されてデジタルデータとして保存できるiPadアプリです。また、「Nebo」で書いた数式やダイアグラムを、正しく整型されたデジタルデータに変換することもできます。「Nedo」は66 言語に対応しており、日本語以外のさまざまな手書きのメモも変換できるため非常に便利です。
さらに、「Nebo」で作成、取り込んだデータを自由に編集することができ、
・段落設定や構造化
・イラストや注釈の追加
・テキストのハイライト
といった編集が行えます。
資料作成などをする際、Webサイトをコピぺしてから作成する人も多いと思いますが、「Nebo」を使えばテキスト化されていなかったりコピペできなかったりするデータも簡単に変換できますので、まさに最強のメモアプリといえるでしょう。また、手書きした議事録をデジタルデータに変換するという使い方も可能です。
▼「Nebo」のダウンロードははこちらから
最強のiPad用メモアプリ「GoodNotes5」
「GoodNotes 5」も「Nebo」と同じメモアプリで、タッチペンを使ったメモのデータ化や、wordやPowerPoint、pdfといったデータを取り込んで注釈を付けることができます。pdfに直接書き込めるアプリはあまりないので、デジタルデータでもらった資料などをpdfにしてそのままメモを書き込めるため非常に便利です。また、「GoodNotes 5」は手書きだけでなくキーボード入力にも対応しているため、スピードが求められるメモを取る場合には重宝するでしょう。もちろん、トリミングやサイズの拡大、縮小、回転といった画像の編集機能も一通り揃っており、とても自由度が高くなっています。
その他にも
・色ペンや蛍光ペンの種類が豊富
・オートシェイプ機能(手書きの線や円などを正しく整型して入力できる)
・ファイルに表紙が付けられる(ファイルがたくさんあっても目視で探しやすい)
・PC(Mac、Windows)、iPhoneとのファイル連携がスムーズ
・ファイルの検索機能も秀逸(ファイル名だけでなく、手書き、テキストの本文までOK)
といった機能があるので、iPadのメモアプリの中では最強と言っても過言ではないでしょう。
▼「GoodNotes 5」のダウンロードはこちら
ipadを赤シート代わりにする「i-暗記シート-写真で作る問題集-」
「i-暗記シート -写真で作る問題集」は、学生時代に赤いシートを使って行った英単語や歴史の年号などを暗記が、iPadを使ってできるアプリです。
通常の赤シートを使って行う方法と同じようにノートや参考書の暗記したい文字を赤や緑のマーカーで塗りつぶしたら、後はiPadのカメラで撮影するだけで簡単に取り込みができます。マーカーした部分はアプリが自動で隠してくれますので、あとは赤シートをスライドしていつものように暗記をしていきましょう。また、取り込んだデータにマーカーを追加することもできます。
「i-暗記シート」を使えば通勤、通学中などの隙間時間を使って、いつでもどこでも効率よく暗記ができるようになります。pdf化した参考書をそのまま取り込むことも可能なので、場所も取りません。さらに、iCroudを使ったファイル共有も可能なので、iPhoneユーザーの人はさらに手軽に利用できるでしょう。
▼「i-暗記シート -写真で作る問題集」のダウンロードはこちら
iPadの有効活用で仕事も勉強も能率UP!
今回は、仕事や勉強に役立つiPadアプリということで、「Nebo」と「GoodNotes5」、「i-暗記シート」を紹介しました。一昔前までは、デジタルとアナログ間のやり取りは非常に面倒な作業が必要でしたが、今は非常にシームレスに行うことが可能です。しかも、パーパーレスで場所を取らないうえに、インターネットが使える環境であれば調べ物やファイルのやり取りもスムーズで仕事や勉強の能率が上がること間違いなしでしょう。