水を入れると発電する電池も!? ライター牛島注目の『自家発電グッズ』

ラジオ、ケータイ、懐中電灯・・・。自分で電気を起こすことができるスグレモノを実際に使ってご紹介します!「Digio2 水電池NOPOPO」 ナカバヤシ

ラジオ、ケータイ、懐中電灯・・・。
防災グッズの中には、電池が必要なものがけっこう多い。
でもこれらのグッズ、どんなに便利でも、電池がなければタダのモノ。
そこで今回、注目したのが「自家発電グッズ」。

いざというときに、自分で電気を起こすことができるスグレモノだ。
さっそく、その使い勝手を検証してみよう!

水を入れるだけで発電!?『水電池NOPOPO

ナント、この電池は付属のスポイトを使って本体に水を入れると発電するという、その名も「水電池NOPOPO」。
通常の乾電池は、使わなくても放電するので、保存期間は2~3年ほど。
でもこの水電池は、本体に水を入れない限りは放電しないので、未開封なら約20年も保存ができるというのだ。
しかも、水じゃなくても発電が可能。
ジュース、コーヒー、唾液にオシッコ・・・水分さえ含んでいれば、どんなものでも発電するというのだ。
というわけで、さっそく発電!

水電池とミニランタンがセットになった商品があるのでコイツで試してみることにしよう。

まず、スポイトで本体に水を注入。
で、ランタンにセットして、スイッチオン!

お~、ついた、ついた。でもちょっと暗いかな・・・
普通のマンガン電池より、ちょっと電力が弱いみたいだけど、非常時に手元を明るくできるのは、イイかな。

3通りの蓄電がうれしい『iCharge DX

コレは、いつでもどこでもケータイを充電できる「ソーラーケータイ充電池 iCharge DX

太陽光で充電できる電池だから、いざというときでも、ケータイの電池切れを心配しなくてすむ。

しかもこの電池、たくさんのコネクタが付属しているから各種ケータイだけでなく、スマホ、携帯ゲーム機まで充電できるのだ。一般的なケータイなら、約2回満充電できるのだそうだ。
ではさっそく、ソーラーチャージ!!

・・・と思ったけど、ウチの中に太陽光を得られる場所があんまりない!
でも、ご安心を。そんなときのために、ACアダプターからも、USBからも充電できるようになっているのだ。
なので、普段の生活ではACアダプターやUSBから充電を行い、アウトドアや避難所など、電源が確保できないところではソーラー充電。そんな使い方がイイかも!

電池や太陽がなくてもOKの『ダイナモ ラジオ

いざというとき、頼れるのはやっぱり自分だけ。
なんて思っている人には「ダイナモ ラジオ」。
手回し充電式のグッズで、FMラジオ、ライト、サイレン、ケータイ充電が行える。
充電できるのは、各種ケータイのほか、スマホや携帯ゲーム機もOKだ。
1分間まわすと、ラジオは約10分、ライトは約30分、サイレンは約3分使用できるというので、ラジオで試してみることに。
それでは、ダイナモ発電スタート!

片手にスッポリ収まるサイズだし、まわす抵抗もあんまりないので思った以上に楽に手回しができる。
1分間まわし終えたところで、スイッチオン!

おお~、すごくクリアに聞こえる。
キレイに聞こえるので、久しぶりにラジオを楽しんでいると・・・アレ? なんだかノイズが多くなってきて、聞こえなくなっちゃった。
時計を見ると、聞き始めから約8分。ほぼスペック通りということかな?
スキャンボタンを押して、選局をひんぱんに行うと、もうちょっと聞ける時間が少なくなるみたい。
まあ、そんなときは、また回して発電しちゃおう。
水電池NOPOPO
iCharge DX
ダイナモ ラジオ

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』