「ハッシュタグ」とは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSで、投稿内のタグとして使われるハッシュマーク「#(半角のシャープ)」がついたキーワードのこと。下の画像内の赤い四角で囲ったものがハッシュタグです。
同じハッシュタグが付けられた投稿は、ハッシュタグを検索することで、まとめて閲覧できます。例えば、「#猫」というハッシュタグで検索すると、猫についての投稿をまとめて見ることができる、といった具合です。
ハッシュタグの歴史
元々はTwitterの1ユーザーが提案して利用され始めたローカルルールでした。それが多くのユーザーへ広がりを見せた結果、Twitterが公式にサポートを開始。ハッシュタグとして利用できる文字列は当初はアルファベットのみでしたが、2011年にTwitter日本語版で漢字・ひらがななどで記載された、「日本語ハッシュタグ」も利用可能となりました。
現在ハッシュタグはTwitter以外にも、InstagramやFacebookなど、多くのSNSサービスで幅広く利用されています。
ハッシュタグの活用法
ハッシュタグを使うメリットとしては、
- 同じことに興味を持った人たちと、共通の話題で盛り上がれる
- 他のユーザーがハッシュタグで検索することで、自分の投稿を見てもらえる
- 人気のハッシュタグから旬の話題がわかる
といった点が挙げられます。
BIGLOBEの「ついっぷるトレンド」内にあるHOTワードランキングでも、Twitterで今人気のハッシュタグをランキング形式でまとめて見られ、流行を簡単にチェックできます。
▼ついっぷるトレンドのハッシュタグランキング
ハッシュタグの作り方
ハッシュタグを作るのに特別な申請や登録などは一切必要ありません。「#」に続けて設定したいキーワードを入力し、前後にスペースをあければ、システム側で自動的にハッシュタグと認識されます。
タグの始めにつける「#」は必ず半角で。全角だとタグとして認識されません。また、アルファベットや日本語が利用可能ですが、記号、句読点、スペースなどは使えないので注意が必要です(文字列がそこで途切れてしまいます)。
ハッシュタグの正しい付け方
ハッシュタグは投稿につき1個だけでなく、スペースで区切って2個、3個・・・と複数付けることも可能です。
単純に考えれば、ハッシュタグの数が多いほうが、より多くの人に見てもらう確率があがると言えます。
では、ハッシュタグをできるだけ増やせばいいか、というと、答えは「NO」。誰でも簡単に設定できるがゆえに、「ハッシュタグの乱用」は大きな問題となっており、迷惑行為としてスパム扱いを受けてしまうこともあるのです。
ハッシュタグの正しい付け方のポイントは、以下の3点
- 投稿の内容に沿ったワードを選ぶこと
- ひとつの投稿にハッシュタグは多くても2~3個程度とすること
- 長すぎるハッシュタグは使わない
ハッシュタグを付けるときには、投稿前に設定したいハッシュタグをTwitterなどのSNSで検索してみて、他の人がどれだけ使っているのか、どういう投稿に使われているのかをチェックしてから使いましょう。
Twitterの初心者には少しわかりにくいハッシュタグの付け方は、下記の記事で詳しく説明しています。
▼ハッシュタグの付け方は?RTといいねの違いって?Twitterの基本まとめ