旅はいいものです。
でも、時間がなかったり予算がなかったりして、出かけられないときもありますよね(悲)。
そんなとき。これを使えば、出かけなくても旅気分を味わえそう・・・
今週は、そんなツールを紹介します!
バーチャル地球儀『Google Earth』
皆さん、『Google』は使っていますか?
検索エンジンで有名なGoogleですが、実は他にもさまざまなサービスを展開しているんです。
その一つが、今回紹介する『Google Earth』。
地名や住所、建物の名前などを入力するだけで、好きな場所にひとっ飛び!
バーチャルな地球儀を自分で動かしているような、超高速の自分専用飛行機で世界中を旅しているような・・・そんな感覚が味わえる、驚きの無料ソフトなのです。
「・・・でも、驚きって何がどう驚きなの? ひとっ飛びってどういうこと?」
ハイ! それでは、ソフトをダウンロードして、実際に使って説明します!
▼Google Earthは、以下から無料でダウンロードできます
Google Earth 無料版ダウンロード
▼ソフトをインストールする手順はこちら
快適ネットライフ Google Earthで世界中の景色を眺めよう
▼利用するために必要なパソコンのスペックの確認
Google Earth を使用するための最小要件
話題のスポットに、ひとっ飛び!
まずは、インストールした『Google Earth』を起動。
起動したら、画面左下にある「レイヤ」の「建物の3D表示」にチェックを入れてみてください。
これをチェックしておくと、建物が迫力ある3Dで表示されます!
もし画面の動きが重いなぁと感じた場合は、チェックを外してください。
次に、左上の検索ボックスに、行きたい場所の名前を入力します。
・・・まずは国内からということで、「東京スカイツリー」と入力して虫めがねアイコンをクリック!
すると、空からどんどん地上に近づいて行く・・・まるで映画みたいです!!!(文字だけではこの迫力を表現しきれず無念・・・!)
そして、こんな画像が。
東京スカイツリーの上空です。
単なる灰色の丸にしか見えず、今ひとつ実感がわきません。
そこで、マウスの中ボタンを上に転がしてズームインしてみると・・・
・・・発見!!!
2012年5月にオープン予定のスカイツリー。
一番高い展望台まで上ると3000円かかるそうですが、Google Earthならタダです!(笑)
と、ささやかなオトク感も味わったところで、次は海外へ!
あこがれの世界遺産へ、そして思い出の場所へ
遠いけど、いつか行ってみたい・・・そんな場所の一つ、イグアスの滝。
検索に「イグアス国立公園」と入れて、地図上の「Cataratas de Iguazu-Iguaz Falls」をダブルクリック!
滝の勢いが強すぎて、水しぶきが煙のように白い!
そして地面を切り取ったかのような絶壁・・・!!!
ブラジル、いつか行くぞ~~!!
・・・さぁ、次はヨーロッパへ飛びます!
・・・ここはどこ?
個人的なセレクトですみません。ワタシが子供の頃に住んでいたドイツのデュッセルドルフです。
というか、住んでいた家の周辺です。(こんなに緑が多い場所だったんだ!)
地上にどんどん近づいていくと、360度パノラマ写真が楽しめる『Google ストリートビュー』に切り替わり・・・
ありましたーーー!!
ここの15階に住んでいたんですよ・・・。
初めて入ったとき、廊下の電気が数分で自動的に消える節電システムに、驚きつつも感心したものですよ・・・。
思い出が走馬燈のように駆けめぐったところで、次は「行けなかった」という心残りがある場所へ!
世界の美術を体感できる『Google Art Project』もオススメ
フランスには3度くらい行っているのに、訪れるタイミングを逸している場所、ヴェルサイユ宮殿。
『Google Earth』で飛んでみると・・・
・・・圧巻!
思わず、「そりゃフランス革命も起きるわ!」とつぶやいてしまいました。
3D表示の効果がフルに発揮され、ズームインしたりズームアウトしたり、敷地をウロチョロするだけでも相当楽しいです。
加えて、ここで活用したい別のサービスが。
世界の有名な美術館に潜入できる『Google Art Project』
Google Art Projectとは、
世界の有名美術館の中をWEB上でバーチャルに歩きながら鑑賞できるサイトなのです!
ヴェルサイユ宮殿にも多くの肖像画や美術品が所蔵されているので、さっそく宮殿の中を歩いてみましょう。
柵があって近づけない絵画でも、「+」マークをクリックすると・・・
画面いっぱいに美術品が表示されます。ここまで拡大が可能!
他にも、様々な美術館を歩くことができます。ニューヨーク近代美術館に所蔵されるゴッホの「星月夜(Starry night)」など、名画を超拡大して観ると発見がありますよ~。
『Google Earth』ともども、眼の使いすぎに気をつけながら、楽しんでくださいね!