カメラ女子、カメラ小僧のみなさん、旅先で撮った写真をSNSにアップするとき、データをすぐにスマホへ移動できず困った経験はありませんか?
実は、SDカードをWi-Fi搭載モデルに変えるだけで、デジタルカメラ(以下、デジカメ)で撮った写真を、一瞬でスマホにコピーできるようになるんです。
Wi-Fi搭載SDカードは、安くて速い!
これまで、デジカメで撮った写真をスマホに移動するには、データをパソコンに取り込んだのち、有線接続でスマホにコピーする必要がありました。最近では、Wi-Fiを搭載したカメラも登場していますが、カメラ本体を買い替えるとなると、出費もかさんでしまいます。
一方、Wi-Fiを搭載したSDカードなら、価格は数千円程度と割安。カメラを買い替えるよりも経済的で、愛着のあるカメラを手放す必要もありません。
また、写真データを無線でスマホに移動できるので、出先で撮った写真をその場でSNSにアップロード可能。いちいちパソコンを立ち上げる手間もなくなります。
写真を撮るだけで、スマホに自動で転送される
Wi-Fiを搭載したSDカードには、アイファイジャパンの「Eye-Fi Mobi」や、東芝の「Flash Air」などがあり、家電量販店やインターネットで手軽に入手できます。
今回、使用したのは、4月に発売された最新モデル「Eye-Fi Mobi Pro」。さっそく使い勝手をチェックしてみましょう。
まずは、無料の専用アプリをダウンロードして、Eye-Fiカードをカメラにセットします。
▼iPhone版のダウンロードはこちら
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次に、付属のカードに記載されたパスコードを入力し、画面の指示に従って初期設定を進めましょう。スマホ側でWi-Fiをオンにし、「Eye-Fi Card ・・・・・・」と書かれたSSIDを選択すれば、準備は完了です。
あとは、普段通りに、デジカメで写真をパシャパシャと撮るだけ。スマホのアプリを起動すると、すぐにデータの転送がはじまりました! 必要な写真を選択して端末に保存すれば、デジタル一眼レフで撮ったボケ感のある写真を、SNSへすぐにアップできますね。
今回使用した「Eye-Fi Mobi Pro」は、容量無制限のクラウドサービスも1年間無料で利用可能。写真を自動で分類するタグ付け機能なども新たに登場し、デバイス間でより便利に写真データを利用できるようになりました。
カメラで撮ったお気に入りの写真を、スマホのアプリでも楽しみたいみなさん、ぜひ試してみてくださいね。