Windowsの付箋(ふせん)機能とは?大事なことはデスクトップにメモするべし!

Windowsに、デスクトップ用の「付箋」が搭載されているのをご存知ですか?紙の付箋のように剥がれてなくす心配もなく、物忘れ防止術として超優秀なのです!

皆さんは、仕事やプライベートの予定って、どこにメモしますか?

手帳に書く人、カレンダーに書く人、スマートフォンのカレンダーを使う人・・・様々かと思いますが、実は、こんな便利なモノもあるのです。
それは…Windowsに標準搭載されている「付箋」機能!
えっ、そんなのあったの?という人も少なくないと思うので、紹介します。シンプルながら、なかなか便利なのです!

▼関連記事:「Windows10の付箋機能「Sticky Notes」は便利!

Windowsの付箋(ふせん)の長所

紙の付箋には無い電子付箋のいいところは、まずゴミが出ないところ!
そして、紙の付箋と違って、自分で削除しない限り、はがれてしまったり、なくしてしまったりすることがないところです。また、ネットで発見した情報などを気軽にメモしておくのにも便利!
パソコンを起動させている時間が長い人、仕事中は常にパソコンがついている、というような人には、きっと使いやすいかと思います。

実際に「付箋」を使ってみよう

※Windows 7の例で説明します

まずは「付箋」を起動させましょう。
Windowsのスタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリ→付箋の順にクリックすると、デスクトップに黄色い四角形が登場します。これが「付箋」です。

こうやってみると、えらい巨大に見えますが・・・実際はそんなことありません。
付箋のサイズは自由に変えることができます。付箋の上でクリックし、四角のうちのどこかにカーソルを合わせて好きな大きさにドラッグすればOKです。

付箋にメモをしてみよう

付箋に文字を書くには、付箋の上で文字を入力すればOK。例えば、こんな風に。

いらなくなった付箋を捨てる場合は、右上の「×」をクリックすればOK。新たな付箋を作るには、左上の「+」をクリックすれば、隣に付箋が現れます。

付箋の色を変える

区別しやすいよう付箋ごとに色を変えたい場合は、付箋の色を変えましょう。
付箋の上で右クリックし、青・緑・ピンクなどから好きな色をクリックすると・・・

・・・このように付箋の色を変えることができます。

・・・見やすくなりましたね!

文字を太くする、大きくする

文字が細いと見落としそう・・・という場合は、文字を太くして強調させましょう。
太くしたい文字をカーソルで選択してから、

キーボードの「Ctrl」+ 「B」を押せば、

・・・このように太字になります!
太字を普通の字に戻すには、再び「Ctrl」+ 「B」を押せばOKです。
文字のサイズも大きくしたいぞ・・・という場合は、「Ctrl」+ 「Shift」 +「 >」のショートカットを使えば、このような大きな文字に変えられます。

他にも、さまざまなショートカットキーが使えます。

  • Ctrl + I        (斜体)
  • Ctrl + U       (下線)
  • Ctrl + T       (取り消し線)
  • Ctrl + Shift + L   (箇条書き)

重要度や緊急度に応じて、メモの大きさや文字の太さなどを変えるなどして、自分なりに見やすいよう工夫するとよいかもしれません。たとえば、こんな風に。

家で使うのであれば、上のように買い物や、忘れてはいけない用事などをメモするのに便利です。
職場で使うのであれば、打ち合わせの日時、同僚に伝えること、今週中にやるべきことなどを貼っておくと良さそうです。
たとえば、「◯◯社の△△さんに電話!」など、職場で朝イチにやらなきゃいけないことを書いた超巨大な付箋を、前日に貼っておくというのもアリかもしれません(笑)。
自分に合った使い方を試してみてください!

ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記