茶柱が立つといいことがあるっていうけれど、この人生で茶柱が立ったことなんて、ほんの数回しかない。
茶柱が立つというのは、ホントにスゴいことなんだな~、なんて思っていたら、あるというじゃないですか、茶柱の立て方がっ!
そこで今回は、どの方法なら「茶柱が立ちやすい」のかを検証してみましたので、勝率別で紹介していきます!
茶柱の立ちやすい「茎茶」を使う
茶柱の立ちやすいお茶っていうものがあるんだね~。何でも「かりがね茶」っていう茎茶(くきちゃ)がいいそうなので、さっそく購入!
袋の中身は・・・
茶の茎だらけ! これなら絶対に立つでしょ!!
使う急須は網が入っているヤツじゃなくて、こんなふうに茶の茎が通るくらいの穴が開いているものを使用。そうじゃないと、茎が湯のみにたどり着かないからね。
ではさっそく、お茶を入れてみるとしよう! あれ? 立たない・・・そりゃそうだよね、そんなに簡単に立ってちゃ、縁起物にもならないしね。
2杯目・・・あれ? 3杯目・・・あれれ? 4・・・5・・・立たないじゃん。そして、あきらめかけていた18杯目・・・
ついに茶柱が立ちました! ちょっと見づらいけど、わかります? もう少しわかりやすく撮影しようと思ったら、あっという間に沈んでしまって・・・
【結果】成績:20戦1勝19敗 勝率:0.050
茎を選別して、あとから投入する
次は茶柱が立ちそうな茎をあらかじめ選別。それを淹れたお茶の中に投入して、茶柱を立てるという方法だ。
茎の片側が太いもののほうが、バランスが悪くて茶柱が立ちやすいそうだ。
というわけで、精鋭(?)を選抜!
そして、淹れたお茶に投入! ・・・浮いた丸太のようにしかなりません。みんな横向きに浮いちゃうんだよね。
というわけで、惨敗です。
【結果】成績:20戦0勝20敗 勝率:0.000
茎の片側をつぶす
次は茎の片側をつぶす方法。つぶした側が水分を吸収しやすくなって重くなるので、茶柱が立ちやすくなるらしいのだ。
というわけで、スプーンで片側をつぶして淹れたお茶に投入。そしてしばらく放置!
・・・このありさまです。
「つぶし方がいけないのかな?」とか「選んだ茎のせいかな?」と悩みながら、茎の片側をつぶすこと20回。結果はつぶしても、つぶさなくても同じでした。
【結果】成績:20戦0勝20敗 勝率:0.000
茎の片側を焼く
今度は茎の片側をあぶることで、あぶった側を軽くするという方法。
ピンセットで茎をつまんで、ライターであぶる。理想はほんのり茶色く焦げるくらいがいいようなんだけど、言うほど簡単にはできず、すぐに焦げてしまう。
でも、せっかくあぶったのでさっそくお茶に投入! あまり期待しないで放り込んだら・・・
立ちました! 一発で立ちました~!!
気をよくして「もっといい茶柱を立てるぞ!」と、チャレンジしてみたものの、やはりそう簡単にはいかないもので・・・
ここまでのチャレンジ、かかった時間はトータルで1時間20分。休みを入れずに集中して続けたせいか、心が折れて挑戦は10回で終了・・・。
【結果】成績:10戦2勝8敗 勝率:0.200
市販の”茶柱が立つお茶”で淹れる
“茶柱が立つお茶”。最近はこんなのがあるんですね~。
というわけで、最後の手段「茶柱ティーパック『ふく子』八十八夜」を買って、淹れてみました!
中に10個入っている小分けされた袋を開封すると、こんなティーパックが出てきた。袋には「茶柱」がくっついてる!
これを湯飲みに入れて振り出すと・・・
立ちました~! 立派な茶柱です~!!
これまでの苦労は一体何だったのかと思わせるくらい、あっけなく立ってしまった。
10袋全部を試してみようとも思ったけれど、むやみに淹れるのももったいないし、きっと結果は変わらないと思い、チャレンジ終了!
【結果】成績:5戦5勝0敗 勝率:1.000
いろいろチャレンジしてみるのも楽しいけれど、結果を求めるならやっぱり「ふく子」かな?
お客さんが来たときに、話の種にもなるし、縁起もいいから、気になる人はぜひどうぞ。もちろん味もおいしいです!