図書館って行きますか?
学生さんや研究者の方、小さなお子さんがいる方などを別にすると、「行く機会がない・・・」という人がほとんどではないでしょうか。
かく言うワタシも、大学を卒業してからは、とんとごぶさた・・・だったのですが!
このたび、あるサイトがきっかけで、ン十年ぶりに図書館で本を借りてきましたよ。
そのきっかけを与えてくれたのは、今話題のこちらのサイトです!
読みたい本が「どの図書館にあるのか」が分かる
そのサイトの名は、『カーリル』。
日本全国5000館以上の図書館/図書室から、蔵書と貸出状況が検索できるのです。
これまでにも、複数の図書館から蔵書を検索するシステムはあったのですが、一般ユーザー向けに特化したサービスはコレが初めて。
優れた検索機能の提供に加え、図書館に親しむためのイベント開催など、図書館関係者やIT業界関係者からも注目を集めているようです。
実際、本当にシンプルで使いやすいんですよ!
本を探してみよう
検索方法は簡単。
1.本のタイトルや著者名などをサイトの一番上にある空欄に入力し、「さがす」ボタンを押します。
2.すると下のように「ご利用の図書館を選んでください」という表示が出るので住んでいる県や利用したい図書館のある県を、地図から選びます。
3.その県の市や区が一覧表示されるので、利用したい市や区を選びます。
すると・・・
検索結果がズラズラと表示されます!
蔵書があるかないか、ある場合は貸出中なのか貸出可能なのかが、一目瞭然。
さらに、貸出中の本は「予約する」ボタンをクリックすれば、その図書館の予約処理ページに飛ぶこともできるんです!
よく利用する図書館は「お気に入り図書館」に登録しておけば次からの検索がよりスピーディーに。いたれりつくせり!
アマゾンと連携しているので、探したい著者の本が「蔵書なし」だった場合はアマゾンの商品ページに飛んで、その本を購入することも可能。
図書館の利用を促進するだけでなく、「本を読む」という行為そのものを支援してくれているところがいいですよね♪
この本を借りよう!
さてワタシは、「好きな作家さんの、読み損ねていた本を借りに行こう!」という目的で近所の図書館を検索したところ・・・
ありました!
これを借りに行きます!
久々の図書館にドキドキ
そんなわけで、いそいそと近所の図書館へ。
今の場所に住み始めて5年以上たちますが、初めて足を踏み入れましたよ・・・!
街の図書館に入るのは小学生以来かも・・・!?
まずは本を借りるために「貸出カード」を作成。
今って、紙ではなく、館内もしくは家からOPAC(館内利用者用検索機)を使って自分で氏名や住所を入力するんですね!
メールアドレスを登録すると返却期限前にメールで通知してくれるサービスも。これは助かる!
今の時代ならではだな~。
というわけで、おのぼりさんのようになりながらも(笑)目当ての本を発見。
ホクホク顔で帰ってきました。
マンゾク!
と、実は勢い余って、こっそり2冊借りちゃいました(笑)。
図書館を使い分け!
図書館に行く前に、その本があるかないかを検索できるのはとっても便利!
さらには、
「読みたかった小説、近所の図書館にあるみたいだ。予約しとこ♪」
「買うには高い技術書・・・会社の近くの図書館にあった! 帰りに寄るか」
・・・てな感じに、複数の図書館を使い分けるという利用法もあります!
図書館って、その地域に住んでいる人しか使えないのかも?
と懸念していたのですが、家や勤務先がその地域にあれば利用OKだったり、制限なしで利用できたりする図書館もあるみたい!
地域にとらわれず、自分好みの本が充実している図書館を探してみるのも面白そう。
なにせどれだけ読んでも無料です。ありがたや・・・。
学生に戻ったような気分になれるのも新鮮ですよ(笑)。
図書館ライフ、ぜひお試しあれ!