今、プロ野球ファンクラブが熱い!?ファンクラブ評論家にインタビュー!

球春到来! いよいよ、野球ファンの待ちわびた開幕がやってきます。
毎年球場で観戦する方、家でテレビ観戦する方、楽しみ方はさまざまだと思いますが、みなさん応援する球団があることと思います。ということは、もちろんファンクラブ、入ってますよね?

・・・え、入ってない?

それはもったいない! いま、ファンクラブはすごく進化しているんですよ!

各球団が趣向を凝らし、ファンクラブは大盛り上がり!

というわけで、今回は"ファンクラブ評論家"の長谷川晶一さんに突撃インタビュー。長谷川さんは『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』(集英社)という著書があり、書名のとおり12球団のファンクラブ、つまり自分の応援する球団以外のファンクラブにも入り続けて10年・・・という筋金入りのファンクラブ・ファンなのです。

そんな人がいるなんて、というところから驚きですが、ファンクラブの現状など、いろいろと伺ってきましたよ!

――イキナリですが、ズバリ、いまファンクラブは盛り上がっているのでしょうか?

「全球団のファンクラブに入会して今年で11年目。11年前と比べたら、各球団のサービス内容は目覚ましい進化、発展を遂げています。昨年の『カープ女子』に代表されるように、各球団『女性ファン獲得』が至上命題の昨今、女性ファンへの特典が充実したファンクラブも多くなっています。他にも理由はいろいろありますが、ファンクラブはかなり盛り上がっています!」

――長谷川さんの著書もその一端を担っていますよね。今やファンクラブ評論家となった長谷川さんですが、そもそもどうしてファンクラブに興味を持たれたのですか?

「初めてファンクラブに入会したのが10歳のとき。1980(昭和55)年、元々ファンだったヤクルトスワローズのファンクラブでした。神宮球場での主催全試合無料に加えて、ウインドブレーカー、帽子、手帳、会員証など、盛りだくさんの特典に大興奮したことをよく覚えています。以降、ヤクルトのファンクラブには大人になっても入会して、神宮でヤクルトの応援をする日々を過ごしました。

球団のファンクラブに入会するようになったきっかけは、2004年のヤクルトファンクラブ特典があまりにも貧相で、『このまま入り続けてもいいのかな? 他球団のファンクラブはどうなのかな?』と素朴な疑問を抱いたこと。そして、当時大問題となっていた『球界再編騒動』に端を発した『真のファンサービスとは?』という各球団の議論の盛り上がりを見て、『全球団のファンクラブに入会すれば、その球団が考えるファンサービスがよく理解できるだろう、じゃあ入会しよう』と短絡的に考えたためです(笑)。」

――そのときは10年続くなんて思いもしなかったことでしょうね(笑)。

無料観戦チケットや特典グッズ・・・ファンクラブは超お得!

――ファンクラブには入っていないけれど、応援している球団はある、という方も多いと思います。そんなライトファン層に「ファンクラブには入ったほうがいいよ!」と伝えたい、おすすめのポイントはありますか?

「西武やヤクルトのファンクラブがいい例ですが、たとえば、西武プリンスドームや神宮球場に友だちと2人で観戦に行った場合、その場で一人がファンクラブに入会すれば、『無料観戦特典チケット』が2枚もらえるので、別々にチケット購入するよりも割安になるんです。さらにそれぞれのファンクラブで特典グッズももらえるので、かなりお得ですよ。」

――なるほど、その場で入会、ということも可能なんですね! 早速自分の応援する球団のファンクラブ情報を見なくては。さきほども「カープ女子」のお話しがあったように、いま広島カープがファンを増やして盛り上がりを見せていますよね。ファンクラブも盛り上がっているんでしょうか?

「広島カープのファンクラブは、ここ数年ずっと『入会金3,500円』で『オリジナルメッシュジャージ』が特典となっています。アイテム自体はずっと変わりばえしないのですが、そのデザインがとにかく独創的。ホーム用、ビジター用を半々にデザインしたものやノースリーブタイプ、グラデーションタイプなど、毎年趣向を凝らした『カープクオリティ(CQ)』による『斬新路線』をひた走っています。」

2015年度のファンクラブは、大幅な改善アリ

――2015年度のファンクラブも、もちろん12球団入られたのですよね。そろそろ特典グッズなどが届く頃でしょうか、今年の傾向をこっそり教えてください!

「毎年、雑誌『野球太郎』(廣済堂出版)でくわしく解説しているのですが、今年は各球団、驚異的な発展を遂げています。ヤクルトや日本ハム、横浜DeNAなどがファンクラブ革命に着手。前年までと比べると、大幅なサービス改善が見られます。昨年出した拙著『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』(集英社)の影響が少なからずあるのではないかと、ひそかに自負しています(笑)。

――間違いなく、影響あると思います! どうもありがとうございました。

なんだか急にファンクラブに入りたくなりましたね! 今すぐひいき球団のファンクラブをチェックしなきゃ。そして、長谷川さんの10年間の軌跡が読める『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』も、開幕までに必読ですよ!


プロフィール

長谷川 晶一(はせがわ しょういち
1970年5月13日生まれ。出版社勤務を経て、2003年にノンフィクションライターに。野球・スポーツだけでなく幅広い分野で執筆を続け、著書に『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』(集英社)、『マドンナジャパン 光のつかみ方』(亜紀書房)、『プロ野球、伝説の表と裏』(主婦の友社)などがある。

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林さやか

フリーの編集者兼ライター。「本が好き」の一心で編集者になったものの、スポーツ、文学、手芸、東洋医学など興味はとことん「広く浅く」。父親のやっていたパソコン通信から中学生でインターネットにハマった1983年生まれ。

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