LINEのプライバシーは大丈夫? 今一度見直しておきたい6つの設定項目

コロナ前の生活が少しずつ戻ってきた2023年。人とのコミュニケーションも増えLINEの利用頻度もまた増えてくるころです。そんなLINEでのプライバシーを高めるための設定項目を見ていきましょう。

人との出会いが多くなると、必然的にLINEでの連絡やID交換なども増えてきますよね。特に2023年の春はコロナ前の雰囲気が戻り、LINEのやりとりが活発化している方も多いのではないでしょうか。

しかし一方で、著名人のLINEのプライベートなやりとりが写るスクリーンショットが流出して世間を大きくにぎわせるなどのケースもあります。やり取りが増える裏では、知らぬ間にプライバシーが侵害されてしまうリスクが高まることも否めません。

そこで今回は、普段使い慣れているLINEを今一度見直し、プライバシーを高めるための6つの設定項目をご紹介いたします。

1,ほかの端末からのログインを許可しない

まずご紹介するのは、普段LINEを利用するスマホ以外の端末からの不正ログインを防ぐ方法です。

方法は以下の通りです。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「アカウント」をタップ
  3. 「ログイン許可」をオフにする

これをしておけば、仮にあなたのLINEのIDとパスワードが漏れたとしても、あなたのスマホ以外からLINEへログインすることはできなくなります。

2,友だちへの追加を許可しない

LINEでは、あなたの電話番号を知っている友だちや同僚が自動であなたを友だちとして追加したり、検索することができるようになっています。とはいえ、自分の電話番号を知っている相手だからといって、必ずしもLINEでつながりたいとは限りませんよね。「友だちへの追加を許可」をオフにしておくことで、これを防ぐことができます。以下の手順で設定を変更しましょう。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「友だち」をタップ
  3. 「友だちへの追加を許可」をオフにする

これであなたの電話番号を知っている相手のLINEで、あなたが自動的に友だちに追加されることはなくなります。

3,プロフィールQRコードを更新する

LINEでの連絡先を誰かと交換する際には、いくつかの方法があります。そのなかで、自分のQRコードを相手に送ることが多いという方におすすめしたいのが、自分のプロフィールのQRコードを定期的に更新することです。

自分のQRコードをスクリーンショットとして相手に送った場合、もしその相手があなたの意図しない第三者やSNS上にそのスクリーンショットを展開してしまうと、全然しらない相手から友達申請をされる可能性もあるからです。

そうしたリスクを避けるために、プロフィールのQRコードは定期的に更新をしましょう。
以下の手順にて行うことができます。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「プロフィール」をタップ
  3. 「マイQRコード」をタップ
  4. 更新アイコンをタップし、そのまま「OK」を押す

これでLINEのプロフィールのQRコードを更新できますので、それよりも前に発行したQRコードは無効となります。

4,ID検索による友達追加をオフ

LINEにはID検索という機能があり、あなたのIDを知っている人、もしくはあてずっぽであなたのIDを検索した人でも友達追加ができるようになっています。

意図した知り合い以外とはつながりたくないと考えている人にとって、勝手に検索できてしまう状態は避けたいもの。設定からオフにすることをおすすめします。

ID検索による友達追加をオフにするには、以下の手順で行いましょう。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「プライバシー管理」をタップ
  3. 「IDによる友だち追加を許可」をオフにする

これで、他のユーザーがあなたのIDを検索して友達に追加することはできなくなります。

5,通知にメッセージ内容を表示させない

続いては、LINEの通知にメッセージの内容を表示させない方法です。1人暮らしで誰とも合わない方であれば特に問題ないかもしれませんが、自分のスマホが誰かの目に触れる機会がある場合は注意が必要です。通知画面に、LINEの送り主とメッセージの内容が表示される設定になっていると、同居の家族にその内容を見られてしまったり、仕事のLINEの内容を誰かに覗かれてしまう可能性もあります。

LINEアプリを開くことなく、通知画面でメッセージ内容が把握できるのは便利ではありますが、そこにリスクがともなう場合には、面倒でも通知時のメッセージ表示をオフにしたほうがよいでしょう。

設定手順は以下の通りです。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「通知」をタップ
  3. 「メッセージ内容を表示」をオフにする

これでLINEのメッセージがきても、通知にメッセージの内容が表示されることはありません。

6,LINEへの情報提供を許可しない設定にする

最後はLINEへの情報提供です。LINEではサービス向上や不正利用の防止のために、友だちとのトーク内容、通話内容を取得しない範囲で、LINEでのコミュニケーションに関する情報の一部を取得することがあります。

より良いサービスのために協力したい方はもちろんこの機能をオンにしていて良いと思いますが、筆者は少し抵抗があるためオフにしています。オフにしても特に問題なくLINEを利用できるので、気になる方は以下の手順にて、LINEへの情報の提供をオフにしましょう。

  1. ホーム右上の「設定」(歯車アイコン)をタップ
  2. 「プライバシー管理」をタップ
  3. 「情報の提供」をタップ
  4. 「コミュニケーション関連情報」をオフにする

これで、コミュニケーションに関する情報をLINEに取得されることはなくなります。

締めるところは締めて、気持ちよくLINEしよう

LINEアプリは、スタンプやグループトークなどを通じて、iOS、Androidの違いを気にすることなくコミュニケーションを楽しめるツールです。その中には、私的なやりとりや仕事上の重要な情報が含まれていることも、もちろんあると思います。引き締められるところは引き締めて、より安全に気持ちよくLINEを使い続けられるよう、LINEの設定を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。