Amazon Echo Showを使ってネコチャンを見守ってみた

在宅ワーク、自宅学習のときにはいつでも一緒にいられた大切なペット。外出が増えてくると、家の中でどうしているのか気になります。そこで、安価なAmazon Echo Showシリーズを使ってカンタン見守りシステムを作ってみます。

コロナ禍により、外出を控え、おうち時間が長くなった2020年から2021年にかけて、ペットを家族の一員として迎える人が増えました。

自宅でテレワークやオンライン学習ができているときは良かったものの、出社しなければいけない、学校に行かなければいけなくなったとき、家に残してきたペットの様子が気になりますよね。

安価に手に入れられるAmazon Echo Show(以下、Echo Show)でペットの見守りをスタートしてみませんか。

Echo Showシリーズ

Echo Showシリーズは、声で家中のスマート家電を操作できるスマートスピーカーにディスプレイを搭載した“スマートディスプレイ”というジャンルの製品です。

「Alexa、リビングの照明をつけて」「Alexa、アニメソングをかけて」などと話しかけるだけで登録しておいたスマート家電を操作したり、楽曲を流したりすることができます。

ディスプレイが付いたおかげで、Amazon Prime Videoなど映像コンテンツを視聴することもできますし、さまざまな設定をディスプレイタッチで行うこともできます。

ディスプレイサイズに応じて、「Echo Show 5」「Echo Show 8」「Echo Show 10」そして壁掛けタイプの「Echo Show 15」が存在します。どのEcho Showにもカメラレンズがあり、それによってカンタンに映像付きでコミュニケーションを取れるようになっています。

今回は、そのコミュニケーション機能を使って、ペットを見守る、というわけです。

Echo Showでペットの見守りをする

準備編

準備するのは、いずれかのEcho Showとスマホだけ。スマホにはあらかじめ「Amazon Alexa」アプリをインストールし、Amazonアカウントを紐づけておきましょう。

▲Google PlayまたはApp Storeで「Alexa」と検索してAmazon Alexaアプリをスマホにインストールしておきます

続けて、Echo Showの初期設定を行います。今回、記事内で使ったのは、200万画素のカメラを搭載しているEcho Show 5です。

電源を入れ、しばらくすると言語の選択画面が表示されます。使いやすい言語を選びましょう。ディスプレイをタップすれば選べます。

自宅のWi-Fiルーターにつなげます。表示されているSSID(アクセスポイント名)から、つなげたいものをタップします。

SSIDに接続するためのパスワードを入力します。

その後、自分のAmazonアカウントをEcho Show 5に設定、時計を表示させるためのタイムゾーンの確認、このEcho Show 5を置いている住所の確認をしていきます。

Echo Show 5の置いてある部屋を選びます。なお、前述の住所、ここで選ぶ部屋などはスキップしておいて、後で設定することも可能です。

最後に、このEcho Show 5に名前をつけましょう。そうすることで、Alexaアプリで操作するときに識別しやすくなりますよ。

Echo Show 5の設定が終わったら、スマホのAlexaアプリを開いてみましょう。デバイスリストに、設定したばかりのEcho Show 5の名前が表示されていれば準備は完了です。

▲「デバイス」タブにある「Echo・Alexa」をタップすると、設定した「ねこのEcho Show」が表示されているのがわかります

相手が猫でも通話できる!?

オンラインミーティングやビデオ通話をしたことのある人であれば、遠く離れていても相手の顔を見ながら会話できるということには慣れているでしょう。とはいえ、それは相手が“応答”の操作ができるから成り立っています。電話と同じように、こちらがかけて、相手が応答するというわけです。

では、相手が犬や猫、またベッドに横たわっているだけの乳児の場合はどうでしょうか。

Echo Showなら、相手が応答操作を行えなくても、ビデオ通話(この場合、向こうが会話に応じてくれるとは限りませんが)できるんです。それが「呼びかけ」機能です。

Alexaには、アプリでもAlexa搭載端末でも「通話」「メッセージ」「呼びかけ」「アナウンス」機能があります。

それぞれ、次のようなことができます

通話:電話と同じように、相手が応答したら音声や映像付きの通話が可能
メッセージ:音声やテキストで登録済みの連絡先(Echo端末ユーザーかつスマホに登録されている人)にメッセージを送信。日時を指定することも可能
呼びかけ:双方向会話が可能。呼びかけられた相手のAlexa搭載端末は自動的に応答する
アナウンス:音声やテキストでアカウントに登録したすべてのAlexa搭載端末にアナウンスを送信。校内放送のような使い方が可能

つまり、双方向の様子を見られ、相手の応答操作が不要という、ペットの見守りにぴったりなのが「呼びかけ」機能というわけです。

実際にやってみましょう。

Alexaアプリの「通話」タブ内の「呼びかけ」をタップします。

登録済みで、双方向会話のできるAlexa搭載端末リストが表示されるので「ねこのEcho Show」をタップします。呼びかけ先のEcho Show 5が自動応答するまでの間「…」が表示されます。

つながりました。つながってから数秒間は、呼びかけ先のEcho Showの映像が不鮮明ですが、すぐにはっきりします。

自分側の映像をオフにしたい、ミュートにしたいという場合はスマホの画面をタップして表示されるビデオオフ、マイクミュートのボタンをタップしましょう。それぞれの機能がオン(つまり、ビデオオフ状態、マイクミュート状態)になっている場合、ボタンが白で表示されます。

これで、気になったときにいつでもペットを見守れるようになりました。いつもとは違うペットの一面を見られるかもしれませんよ。

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渡辺まりか

デジタルガジェットをこよなく愛するフリーライター。専門学校で約10年の講師経験あり。小型船舶操縦士免許2級、乗馬5級、普通自動二輪免許など趣味多し。