Zoomの3つの画面共有方法を解説

Web会議の定番ツールであるZoomには、大きく3種類の画面共有方法があるのをご存じですか?今回はそれぞれの画面共有方法について解説するので、特性を理解して使いこなしましょう。

今やビジネスシーンに欠かせない、Web会議の定番ツールのひとつ、Zoom。Web会議においては、画面共有の機能を使う方も多いですよね。Zoomには、「画面」「ファイル」「iPhone/iPad」という大きく3種類の画面共有方法があるのをご存じですか?

それぞれ特性が異なるため、どのような形で画面共有されるのか知っておかないと、Web会議中に焦ってしまうかもしれません。そこで今回は、それぞれの画面共有方法について解説するので、特性を理解して使いこなしましょう。

Zoomの画面共有方法1:画面

最初に紹介する画面共有方法は「画面」です。「画面」はさらに3つの種類に分類されます。

画面(全体)

共有をクリックすると「画面」というアイコンがあるので、こちらをクリックしましょう。

画面共有する人のパソコン画面を、会議参加者へそのまま共有することが可能です。Zoomの画面共有方法の中で、もっとも一般的なものといえるでしょう。

画面の部分

「画面」を選択した状態で「詳細」タブをクリックし「画面の部分」を選択することで、画面上の任意の場所を会議参加者へ共有が可能です。

画面の中央に緑の枠が表示されるので、これを任意の場所に移動したり広げたりすることで画面共有する範囲を選択しましょう。

画面共有している人が指定した範囲が、会議参加者へ共有されます。ソフトの一部や画像の一部などを表示したいときなどに便利な機能です。

バーチャル背景としてのPowerPoint

「画面」を選択した状態で「詳細」タブをクリックし「バーチャル背景としてのPowerPoint」を選択することで、任意のPowerPointのスライドを背景にしながら自分の姿を共有できます。

PowerPointの内容を雄弁にプレゼンする姿を共有したい場合におすすめの方法です。なお、こちらの画面共有方法は、以下の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

関連記事:Zoomでパワポ資料と同時に自分を映して、プレゼン力アップ!

Zoomの画面共有方法2:ファイル

画面共有時の画面に、現在パソコンで立ち上げているファイルが一覧表示されるので、共有したいファイルをクリックしましょう。今回はPowerPointを選択します。

左の画面が画面共有をしている人のものですが、今回はPowerPointを選択しているので会議参加者側からはPowerPointしか見えません。カンペを見ながらPowerPointでプレゼンをするときなどに便利でしょう。

Zoomの画面共有方法3:iPhone/iPad

画面共有の「iPhone/iPad」を選択することで、パソコンの画面を開いたままiPhoneやiPadの画面を共有できます。

パソコンの画面の指示にしたがって、iPhone/iPadを操作しましょう。iPhone/iPad側のコントロールセンターでAirPlayをタップし、共有したいデバイス名をタップすればOKです。

画面共有している人のiPhone/iPadの画面が会議参加者へそのまま共有されます。

それぞれの特性を理解して使い分けよう!

「画面」「ファイル」「iPhone/iPad」は、それぞれ使いどころを押さえることで、より効果的にプレゼンが行えますので、ぜひこの機会に使い方をマスターしましょう。また、これ以外にも「ホワイトボード」と呼ばれる、フリーハンドで書いたメモや絵を共有する機能もあるので、そちらも試してみてください。

ラチーコ

IT、エンタメ、ファッションから介護、債務整理関係まで節操なくカバーする副業ライター