最近はLINEの音声通話など、無料で通話できる機会が増えてきましたね。でも通信量はかかってしまうのが少し残念。実は「Motolky」というアプリを使えば、通話料金だけでなく、通信量も不要になるって知っていましたか? スマホをトランシーバーのようにってもっとお得に通話をしてみましょう!
さっそく使ってみよう!
このアプリのすごいところは、アプリさえインストールすればスマホにSIMが入っていない状態でも使えてしまうこと。つまり、機種変更などで不要になったスマホの再利用が可能なのです。今回は、会社に眠っていたアンドロイドスマホ2台にアプリをインストールしてみました。
インストールが完了したら、端末同士をペアリングしていきます。このとき、Bluetoothをオンにしておくこと。
ペアリング可能な端末名が表示されるので、該当の端末名をチェック。次に「Proceed」をタップします。
もう1台のスマホでも同じ動作を繰り返すと、両機のペアリングは完了。これでスマホをトランシーバー化できました。
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接続範囲の広さにオドロキ!
実際にペアリングしたスマホ同士で通話できるか試してみました。検証したのは弊社オフィス内。ペアリングしたスマホを別室の先輩に渡し、検証スタートです。
先輩の席は同じフロアではありますが、ドアを2枚隔てた向こう側。
「Bluetooth接続が維持される範囲=通話が可能な距離」という認識でいたので、実際の通話が可能か不安だったのですが、問題なく声は聞こえてきました。
音質については、「ちょっとこもって聞こえるかな?」という程度。会話をするうえではまったく問題ありません。
周囲が騒がしくなってくると声の小ささが気になりましたが、イヤホンを差し込めばかなりはっきり相手の声が聞こえます。
イヤホンを使うと、ハンズフリーの状態で会話ができるのも魅力でした。
今回はオフィス内で試してみましたが、メンバー同士の距離が開いてしまいがちなツーリングなどでも活用できますね。
騒音の多い場所でも大活躍!
ここまでは静かな場所で「トランシーバー」を試してきましたが、ゲームセンターのような騒音の多い場所にも持ち込んで検証してみました。
ゲームセンターって友だち同士で行ってもやりたいゲームがそれぞれ違ったりするので、手持無沙汰になる時間が結構あるんですよね。
そんなときに「トランシーバー」があれば、お互いに好きな台で遊びながら会話ができます。
音質については、少しこもって聞こえるのは静かな場所と同様。
周囲が騒音にあふれてるので、音量をマックスまで上げてると問題なく通話は可能でした。
しかし、ここで残念なことがひとつ!
同じフロア内なら問題なかった通話ですが、片方のスマホが別の階に移動してしまうと成立しませんでした。
現在このアプリが使えるのはAndroid端末のみ。「最近iPhoneに機種変したけど、昔使っていたスマホに愛着がある」という人は、かつての愛機をトランシーバーとして再利用するのもおすすめですよ。