3ケタの電話番号と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
警察の110番、消防・救急の119番、これくらいなら知っている、という方も多いのではないでしょうか。
でも実は3ケタ番号は他にもたくさんあるんです。しかも2015年にできた番号まで。ここでは今利用できる3ケタ番号をご紹介します。
知っている人が多そうな番号
117 時報(有料)
ひたすら今の時刻を教えてくれる番号です。
たとえば○時きっかりに解禁、みたいなイベントがあると、BGMとして流されることもありますね。
177 天気予報(有料)
最近でこそ、天気は気軽にネットで見られるようになりましたが、かつてはこの番号でよく聞いていたものです。
ちなみに市外局番を頭に入れてかけると、その地域の天気予報が聞けます。
たとえば092177に電話すれば、福岡管区気象台の天気予報が聞けるんです。知ってましたか?
104 番号案内(有料)
文字通り、オペレーターが電話番号を調べてくれるサービスです。
個人的には新入社員当時、新規営業先を開拓する際に社名は知っているけれど電話番号がわからない、というときによくかけてました。
こちらも今ではネットの検索で済んでしまう時代になってしまいましたね。
116 電話の新設・移転・各種ご相談
引っ越しを経験された方なら、真っ先にかけた番号ではないでしょうか。引っ越し先の新しい電話番号を、オペレーターさんがいくつか挙げて選ばせる、というのを覚えています。なかなかその場で決めるのが難しいんですよね。
最近できた、知っておくべき番号
118 海上の事件・事故の急報
2000年から導入された番号で、「海の110番」とも言われます。海難事故などに合った際や目撃した際にかける番号として、これからの海水浴シーズンには覚えておきたい番号です。また、それだけでなく油の排出等の発見、そして不審船の発見、そして密航・密輸事犯等の情報を得た際もこちらの番号の活用が海上保安庁から呼びかけられています。
171 災害用伝言ダイヤル
1994年の阪神淡路大震災を期に1998年からサービス提供が開始されました。東日本大震災、そして最近では熊本地震でも利用を呼びかけられたので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。「いない」で覚えましょう。
188 消費者ホットライン(有料)
2015年7月に開設された番号で、118以来、15年ぶりの新しい3ケタ番号として話題になりました。消費生活相談窓口等を案内する消費者ホットラインにつながります。「いやや!」で覚えましょう。
189 児童相談所全国共通ダイヤル(有料)
こちらも188と同じく2015年7月に開設された番号で、子どもが虐待を受けていると思ったり、子育てがつらくてつい子どもあたってしまう親、そして子育てに悩んでいる人が近くにいるときの相談窓口となっています。こちらは「いちはやく」で覚えましょう。
電話サービスに関する番号
113 電話の故障
例えば発信音が聞こえない、といった、電話サービスの不調時に問い合わせる番号です。
114 お話し中調べ
相手先の電話が話し中かどうかを、自動で調べてくれます。
115 電報のお申し込み(有料)
結婚のお祝い等、電報を利用する際にかける番号です。今のようにネットでも申し込める前は電話か、郵便局のレタックスを使うしかありませんでした。
136 ナンバーお知らせ136(有料)
最後にかかってきた電話の日時と相手の電話番号を知らせてくれるサービスです。
お知らせを聞いたあと、ダイヤル操作1つでその番号に折り返し電話をかけることもできます。
159 空いたらお知らせ159(有料)
電話をかけた相手が話し中のとき、相手の電話が終わり次第、通常と異なる呼び出し音で知らせてくれるサービスです。
なお、ひかり電話では114のお話し中調べが使えなかったり、050ではじまるIP電話は基本的に3ケタ番号は利用不可、と、利用している電話の種類によっては利用できないものもありますので、ご注意ください。