地球温暖化対策のため、冷房時の室温を28℃にしても快適に過ごせるよう軽装を呼びかけた、夏のライフスタイル「クールビズ」。認知度は90%以上と、今や知らない人はほとんどいない。

ところが、クールビズの秋冬版「ウォームビズ」となると、そこまでの認知度はないようだ。省エネ効果やCO2排出量の削減効果は「クールビズ」より高いみたいなんだけどね。

というわけで、もっと積極的にウォームビズを取り入れて生活してみよう。省エネができれば環境対策にも貢献できるし、節約にもなるからおサイフにも優しいゾ!

ウォームビズの効果はクールビズの約4倍!

ウォームビズは、2005年度から始まって2016年度の今年で12年目。毎年11月1日~3月31日をウォームビズ期間と定めて、環境省が中心となって普及活動に努めている。

クールビズと同様、室温を調整しCO2排出量を減らそうというライフスタイル提案で、暖房時の設定温度を20℃にして服装や食事などの工夫で省エネしようというものだ。

暖房の設定温度を21℃から20℃に下げた場合、1家庭あたり年間で約25.7kgのCO2が削減できる。冷房を27℃から28℃に上げた場合よりも、約4.4倍のCO2削減効果が得られるのだそうだ。

日本は年間の冷房日数より暖房日数のほうが長いので、こんなに高い効果が得られるという。こんなデータを知っちゃうと、がんばらずにはいられないね!

具体的なウォームビズはたくさんある!

では、どうやってウォームビズをがんばればいいんだろう? 環境省のウォームビズ公式WEBサイトをのぞいてみると、いろんな工夫が紹介されている。

まず服装だったら、マフラー、手袋、レッグウォーマーで"三つの首"を温める、アウトドア用の暖かいアンダーウエアを着る、膝掛けなどを活用するといったことが紹介されている。

住まいでの工夫なら、暖かい空気を逃がさないよう窓に断熱シートを貼る、厚手のカーテンを利用するなど、具体的な取り組みがいくつも紹介されている。

こんなに具体的な取り組みがたくさん紹介されていたら、簡単に実践に移せるね!?

さらに踏み込んだ「ウォームシェア」を実践しよう!

さらにウォームビズの一環として展開されているのが「ウォームシェア」。みんなでひとつの部屋に集まったり、外出して暖かい場所に集まったりすることで省エネしようという、一歩踏み込んだ取り組みだ。

ご近所さん同士が集まってホームパーティを楽しむのもウォームシェア、喫茶店や図書館へ行くのもウォームシェア、ひとつの部屋に集まってみんなで鍋をつつくのもウォームシェアとして推奨されている。

なかでも鍋料理は、鍋を加熱するので熱で部屋が暖まるし、食べれば体も温まる。さらに鍋の湯気で湿度が高くなるので、体感温度も上がる一石三鳥の取り組みとしてフィーチャーされている。

ウォームビズ公式Webサイトでは「鍋でウォームシェア~ウォームシェア・ニッポン」と題して、日本全国の鍋料理33レシピも紹介。どれもおいしそうな鍋料理ばかりなので、すぐに実践したくなる。

今年の冬は、楽しみながら積極的に「ウォームビズ」を実践してみよう! 地球温暖化対策に役立っていると思うと、きっと心も温まるはずだ。

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』

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