7月22日、ついに日本でもリリースされたポケモンGO。この日に初めて日本でポケモンGOが公開されたのですが、実はそれ以前にも日本でAndroidの「ポケモンGO」なるアプリが公開されていたのはご存じでしょうか?

もちろん、公式のアプリではありません。サイバー犯罪者が、ユーザー情報や端末データを狙った「偽アプリ」なのです。ポケモンGOは世界的に人気がでたため、なんと40本以上の偽アプリがでまわったようです。こういった偽アプリをうっかりインストールすると、あなたのスマートフォンはウイルスに感染してしまいます。

今回はAndroidユーザーを狙う偽アプリについて解説します。

なぜAndroidばかり狙われるの?

「偽アプリ」のターゲットは、主にAndroidユーザーです。なぜAndroidなのでしょうか?

iOSもAndroidも公式のアプリストアでソフトを公開するには、運営者の事前のチェックが必要です。そのため、iOS・Androidも公式アプリストアでダウンロードすれば、怪しいソフトに出会うリスクは下がります。
しかしiPhoneと違って、Androidは公式ストア以外からでもアプリのダウンロード・インストールができてしまいます。もちろん、それらのアプリは安全かどうかの第三者によるチェックはされていません。その隙を狙って、犯罪者がアプリにウイルスを仕込んで、配布するのです。

ユーザーを狙う偽アプリ

この手の偽アプリは、ポケモンGOの事例からもわかるように、人気のあるアプリを狙ってきます。
過去に問題になったのは、「バッテリーの長持ちアプリ」。インストールしてもバッテリーの節電機能は一切なく、ユーザーが保存している電話帳からデータを盗んでしまうというもの。
また、「セキュリティを守る」と主張するアプリも実はウイルスで、セキュリティを守るどころか、利用者の個人情報を盗んで外部に送信するといったものでした。また「ある有名人の動画が見られる」といったアプリも、実はウイルスが仕込んであるものもありまいた。

被害にあわないための6つのポイント

偽アプリの被害にあわないためにはどうすれば良いでしょうか? 次の6つを意識しましょう。

(1)偽アプリの存在を認識する
(2)被害にあったときの損害を考える
(3)何も考えずにインストールする癖をやめる
(4)アプリはGooglePlay以外では行わない
(5)必要以上にアクセスを要求するアプリは注意
(6)アプリの評判を事前に調べる

(1)~(3)はユーザーの心構えの問題です。いくら、被害に遭わないためのテクニックを習得したところで、意識が低いと何度もウイルスの餌食になってしまいます。
特に初心者は(2)の部分が疎かになりがちです。つまり「ウイルスの被害にあっても私には問題はない」という考えです。ウイルスに感染したら、あなたの電話帳に載っていたメールアドレスを元に感染メールを送信するので、連絡先を知っている人にとっては大変迷惑です。

偽アプリの被害は、あなただけの問題でないことを意識しましょう。

(5)は、偽アプリを判断する際に役に立ちます。Androidのアプリをインストール際、「アプリ内購入」「位置情報」「カメラ」「Wi-Fi接続情報」など、スマートフォンの機能を使って良いか、確認の画面がでます。単なるカメラアプリにも関わらず、「端末IDと通話情報」のアクセス権を要求したら、怪しいですよね。

▲このようにいろいろ情報にアクセスをもとめるアプリには注意しましょう

それでは、Androidユーザーのみなさんは、上記の5つのポイントを意識して、快適なスマートフォンライフを送りましょう。

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江原顕雄

PC、インターネットが得意ジャンルのフリーの編集・ライター。「ぁゃιぃわーるど」「下水道」で誕生して、「あめぞう」で乳児期を過ごし、「壺」で育ててもらいました。

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