パソコンに新しくソフトをインストールする時には、必ず動作環境を確認する必要があります。「動作環境」や「推奨環境」(※1)といった表が、パケッージ版でしたら箱の側面か背面、ダウンロード版でしたらWEBサイトに記載されているのを一度は見たことがあるかと思います。

しかし、自分のパソコンが動作環境の条件を満たしているのか調べるのはけっこう大変。そこで今回は、動作環境とパソコンの性能(スペック)の確認方法を解説します(※2)

※1 推奨スペック、推奨仕様といった表記がされている場合もあります
※2 記事ではWindows 7を使用

「必要環境」と「推奨環境」の違いとは?

ソフトによっては動作環境だけが記載されていることもありますが、商品によっては下図のように「必要環境」と「推奨環境」が併記してあります。

(図1)

必要環境 推奨環境
OS Windows 7 SP1以降 Windows 7 SP1以降
CPU Intel Pentium D2.0 Ghz / AMD AthlonTM64 X2 4400+ Intel Pentium D2.4 Ghz / AMD AthlonTM62 X2 5600+
HDD空き容量 1GB 以上 1GB 以上
メモリ 1GB RAM 2GB RAM
DirectX DirectX10以降 DirectX10以降

必要環境
必ず条件を満たしている必要があります。表記されている条件を満たしていないと、最悪の場合はソフトが起動しません。また、起動できても不具合が起きる恐れがあります。

推奨環境
ソフトが快適に動作するのに推奨している環境です。そのため、基本的には「必要環境」よりも高い環境が設定せれています。パソコンが、「必要環境は満たしていて、推奨環境は満たしていない」という場合でも、動作には問題はありません。

パソコンの性能(スペック)を確認する方法

パソコンの性能が図1の条件を満たしているかは、[システム]画面で確認できます。[システム]画面を開くには、「Windows」キー+「Pause」キーを押してください(※)

(図2)

[システム]画面では、OSの種類、CPU、メモリなどが確認できます。

※ ショートカットで開けない機種もあります。その場合は、スタートボタンをクリックし、コンピューターを右クリックして「プロパティ」で、[システム]画面を開いてください。またノートパソコンなどには「Pauseキー」がない場合もあります。

パソコンが動作環境を満たしているか確認しよう

それでは、図1と図2を参照しながら、パソコンが必要スペックを満たしているのかを確認してみましょう。

【OS】
図1の必要スペックを見ると「Windows 7 SP1以降」とあります。SPというのはService Packの略。OSのバージョンは、図2のAで確認できます。Windows 7のService Pack1とあるので、条件を満たしていることになります。

この場合、必要環境などに記載されていないOSを使っているパソコンには、インストールをしないようにしてください。記載されているOSよりバージョンが古いのはもちろんですが、上位のOSでもインストールは控えた方がよいです。図1には必要環境が「Windows 7以降」とだけ書かれているので、VistaはもちろんWindows 8でもインストールは控えた方がよいです。

※Macに対応している場合は、「Mac OS X」などの表記がされています

【CPU】
図2のBで確認できます。基本的に、CPUは相当古いパソコンを使っているのでない限り、必要環境を下回ることはほとんどありません。ですので、CPUについてはあまり気にしないでもよいです。使っているパソコンが古いので念のため確認したい、という方はドスパラのサイトなどの性能表が参考になります。

必要または推奨環境に記載されているCPUの性能と同等か、それよりも性能が高いCPUを搭載していれば問題ありません。

【HDD空き容量】
ソフトをインストールするのに必要なハードディスクの空き容量です。

[スタート]→[コンピュータ]とクリックし、インストールするハードディスクドライブの空き容量を確認してください。

【メモリ】
図2のCで確認できます。パソコンに搭載しているメモリのことで、RAMメモリと表記されているところもあります。必要または推奨スペックに記載されているメモリの容量と同等かそれ以上であればOKです。

メモリが不足している場合は物理的に増設することもできます。その際は、パソコンの取扱説明書を参照にしてください。

【DirectX】
3D描画のあるゲームなどでは必須のソフトウエアです。
DirectXがパソコンにインストールされているかを確認するには、[スタート]→[アクセサリ]→[ファイル名を指定して実行]とクリックし、名前に「dxdiag」と入力し[OK]をクリック

DirectX診断ツールが立ち上がりますので、DirectXバージョンにて確認ができます。バージョンが低いようでしたら、下記から最新版を無料でダウンロードできます。
DirectXのダウンロードはこちら

それ以外にも、ソフトによってはVGA/グラフィックやサウンドボードなどの性能が求められるものもあります。自分の使っているパソコンの性能は、テキストなどにまとめておくといちいち確認する手間が減りますよ。

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すずき

1976年生まれ。東京の田舎ですくすく成長。小学校3年の夏、子供会の肝試しで、好きな子を置きざりにして逃げだした経験を持つ。 記事執筆、編集など色々とやってます。

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