あなたのパスワード、漏えいの心配はありませんか?
スマートフォンの普及もあって、私たちは日常的にウェブサービスを利用することが当たり前となっています。
Twitter、Facebook、Instagramといったサービスはもちろん、GoogleやYahooなど、ほとんどのサービスは会員登録が必要ですよね。ということは常に情報漏えいのリスクを抱えていることになります。特に楽天やAmazonのようなショッピングサービスから情報漏えいすれば、最悪の場合、登録している口座やクレジットカードの不正利用といった可能性もありえます。
自分はしっかり管理しているから大丈夫と思っていても、実はサービスから情報が漏れていたということもないとは限りません。そこで今回はネット上で簡単に情報が漏えいしていないかをチェックする方法をご紹介します!
メールアドレスを入力するだけで情報漏えいチェックができる2つのサービス
自分のパスワードなどが漏えいしているかもしれないといっても、「それをどうやって調べればいいの?」と思う方もいると思います。実はウェブサービスに登録しているメールアドレスを入力するだけで簡単にチェックできちゃうサービスがあるんです。
ここではそのなかでもおすすめのサービス2つをご紹介します!
▼Firefox Monitor
Firefox Monitorではメールアドレスを入力し、その下にある「Firefox Monitorで検索する」をクリックします。もし情報漏えいがある場合はそのウェブサービス名、侵害された日、漏えいしたアカウント数、漏えいしたデータ(メールアドレス、パスワード、ユーザー名)が日本語で表示されます。
▼‘;–have i been pwned?
‘;–have i been pwned?は英語のサイトですが、メールアドレスを入力し、その右側にある「pwned?」をクリックします。漏えいしていなければ「Good news — no pwnage found!」と表示されます。でも漏えいしてしまっていると「Oh no — pwned!」と表示され、その下に漏えい元のウェブサービス名と漏えい内容、そしてメールアドレスやパスワード、氏名など何が漏えいしてしまったかも合わせて表示されます。
もし自分が登録しているウェブサービスで情報漏えいがあったら、慌てずに漏えい時期を確認したうえで、パスワードの変更をしましょう。もちろんすでに漏えいした後にパスワードを変えているのであればそのままで大丈夫です。
重要なことは被害を拡大させない工夫をすること
日本時間2019年2月1日、ドイツの研究施設「Hasso Plattner Institute」の研究チームが発表した調査によると、過去10年間の間にハッキングされた22億件を超えるユーザー名やパスワードがまとめられ、ハッカーがいつでも利用できるようになっているそうです。(参考サイト:ZDNet Jpan)
このニュースのポイントは過去10年の間にハッキングされたものという点です。つまり今、利用しているウェブサービスで、過去にハッキングされたものと同じメールアドレス、パスワードを使っているとしたら、今、利用しているウェブサービスに登録している個人情報がいつ漏えいしてもおかしくないということです。
こうしたリスクを避けるには、同じパスワードの使い回しをしないこと。そしてもし使い回している場合は、すぐにパスワードの変更をすることです。たくさんのウェブサービスを利用していて、すべて別のパスワードにすることは面倒なことではありますが、自分の身を守るためには、しっかりと管理することをおすすめします!
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