iPhoneの動作がおかしい
愛用しているiPhoneのBluetoothが上手く起動しない……、iPhoneが重い……などトラブルが発生したとき、まずは自分で試しておきたい解消方法をご存知ですか?
ここでは、Appleサポートセンターから教わった、iPhoneのちょっとした不具合を解消する4つの方法をご紹介します。
iPhoneがちょっとおかしいときに試したい4つの方法
iPhoneに不具合があると、端末が熱を持ったり、アプリが正常に動かなかったり、何かと不便ですよね。その様なときはAppleサポートセンターへ問い合わせる前に、自分で試しておきたい方法が4つあります。
以下でお伝えする方法で、もしかすると不具合が解消されるかもしれません。
1 電源を入れ直す
まず、一番に試したいのが電源を入れ直すこと。
パソコンもそうですが、長時間電源をオンにしていると、バッテリー部分に熱がこもったり、余計な負荷がかかることがあります。
常に電源をオンにしているスマートフォン全般にも同じことが言えます。
ちょっとおかしいな、という時はまず電源ボタンを長押しして電源を入れ直す、あるいは再起動してみましょう。
2 すべてのアプリを終了する
iPhoneのアプリは一度立ち上げると終了するまでバックグラウンドで動いているものも
そのような時は、ホームボタンをダブルクリックすると起動中のアプリが一覧で確認できるので、ウィンドウを上へスワイプし、アプリを終了してみましょう。
3 強制再起動する
1、2の方法を試しても不具合が解消されないときは、強制再起動を試してみます。
こちらは通常の再起動とは違って、いきなりシステムをリセットする方法なので、画面がフリーズしたり、タッチしても反応しない、電源を入れると途中で反応しなくなる、などのケースに有効です。
方法は、端末のバージョンによって異なります。
・iPhone 6s 以前の場合
ホームボタン+サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで10秒以上長押し
・iPhone 7/7plusの場合
サイドボタン+音量を下げるボタンをAppleロゴが表示されるまで10秒以上長押し
・iPhone 8/8plus
音量を上げるボタンを押してすぐに離す。次に音量を下げるボタンを押してすぐに離す。最後にAppleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
4 パソコンのiTunesからiPhoneを復元
1から3の操作を行なっても不具合が解消しない、そんなときはパソコンのiTunesからiPhoneを復元(初期化)してみましょう。
パソコンを使ってiTunesからiPhoneを復元をすることで、iOSのシステムの不具合を解消できることがあるのだそうです。
まずは、今使用しているiPhoneのデータをバックアップしておき、初期化した後でバックアップデータを復元します。「iPhoneを復元(初期化)」と「バックアップを復元(バックアップデータをiPhoneに戻す)」の作業は違いますので、混乱しないようにご注意ください。
・iTunesでiPhoneを復元する方法
パソコンでバックアップを取るのはやや手間ではありますが、不具合が生じたときのためにもバックアップを行うことはとても大切です。ここではiPhoneの復元(初期化)の一連の流れを、iPhoneのバックアップ・iPhoneの復元(初期化)・バックアップの復元、の3つの手順に分けて確認していきます。
【iPhoneのバックアップ】
1. パソコンのiTunesを起動し、iPhoneを接続します。
2. iTunesにiPhoneが表示されたら選択し、「概要」の「バックアップ」の中の「今すぐバックアップ」を選択します。バックアップが無事に作成できたかどうかは、MacBookの場合iTunes の「環境設定」>「デバイス」で、Windowsの場合は上部にあるメニューバーから「編集」>「設定」>「デバイス」から確認できます。
【iPhoneの復元(初期化)】
1. パソコンのiTunesを起動し、iPhoneを接続します。
2. iTunesにiPhoneが表示されたら選択し、「概要」の「iPhoneを復元」を選択し、ガイドに沿って操作を進めます。「iPhoneを探す」を設定している場合は、iPhoneからホーム画面で「設定」>「iCloud」>「iPhone(iPad)を探す」の「iPhone(iPad)を探す」をオフにしておきます。
【バックアップの復元】
1. パソコンのiTunesを起動し、iPhoneを接続します。
2. iTunesにiPhoneが表示されたら選択肢、「概要」の「バックアップ」から「バックアップの復元」を選択します。復元したいデータを選択して、「復元」をクリックします。iPhoneが再起動した後も、パソコンと同期が完了するまで待ちます。同期が完了すれば接続を切ることができます。
それでもダメならAppleサポートに連絡してみよう
上記でお伝えした4つの方法をやってみても上手くいかないときは、Appleサポートに相談してみましょう。
店頭サポートへ案内される前に、上記の4つの方法をまず自宅で試してみて欲しい、と言われることがあります。
不具合をできるだけ早めに解消するためにも、自宅で自分でもできる解消方法を試すことで、無駄な労力や時間を節約することができそうです。
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