検索といえばGoogleですが、PCやスマホには「Chrome」というアプリも入っています。この二つは何が違うのか、改めて説明するとなると難しいという人もいるのではないでしょうか。ここではChromeとGoogleの違い、それぞれ何ができるのかについて解説します。
Googleは検索エンジン|検索エンジンとは?
もちろん知ってるよ、という方も多いと思いますが、Googleは「検索エンジン」です。ネット上に星の数ほどあるWebページの中から、ユーザーが知りたい情報(検索キーワード)をリストにして教えてくれるのが検索エンジンの役割です。
検索エンジンは、Googleの他にも「Yahoo!」や「Bing」などが有名ですね。
Googleは、Googleアカウントを取得することでGメールやスプレッドシート、Googleカレンダー、MeetやGoogleチャットなどGoogleが提供するさまざまなサービスを使えるようになります。
また、AndroidスマホではGoogleのアカウントを取得することでスマホアプリがダウンロードできるようになりますし、自分のYouTubeチャンネルを開くこともできます。
Chromeはウェブブラウザ|ウェブブラウザとは?
それに対してChromeは、Google社の作ったウェブブラウザです。正式名称は「Google Chrome」といいます。
ウェブブラウザとは簡単に言うとWebページを「見る」ことに特化したアプリのことです。
「見る」ことに関連して、よく見るWebページをお気に入りに登録したり、タブごとにページを開いたり、画面の文字を大きく/小さくしたり、Webページを友達と共有したり…こういったことがウェブブラウザの得意分野です。さらに「Google」同様、検索もできます。
ChromeはGoogle社が作ったソフトなので、Googleサービスとの連携ができます。先に挙げたGメールやGoogleカレンダー、スプレッドシートなどがそれです。
多くのAndroid端末では、標準のWebブラウザとしてChromeを採用しています。AndroidはGoogleの提供している「Android OS」を使っているので、GoogleやChromeと相性がいいんですね。
では、次からは実際にスマホを使ったとき、GoogleとChromeの検索ではどんな風に見え方が違うのか、どれがGoogleでどれがChromeなのか、見比べてみましょう。
ホーム画面のウィジェットで見る、GoogleとChromeの違い
「Google」と「Chrome」のウィジェットを、それぞれホーム画面に設置してみます。
図のような検索バーが「ウィジェット」です。
上が「Chrome」、下が「Google」の検索バーです。
白地の「Chrome」と半透明の「Google」。確かにデザインには異なるものの、些細な違いな上に「Chrome」の検索バーに「Google」と表記されていて、どっちがどっちが混乱している方も多いかもしれません。
まずは「検索」といえば、のGoogleで検索をしてみます。
Googleで検索してみる
「Google」アプリの検索画面がこちら。
画面上部に検索窓と呼ばれる入力画面があるので、ここに単語を打ち込んで検索します。
「Discoverで興味や関心に関連に項目をチェック」という文字が見えますね。これは、スマホの所有者の検索履歴などからその人の興味のあるニュースなどをGoogleが自動で表示されてくれるというサービス。
後ほど説明するので、まずは検索をしてみましょう。ここでは「今日の天気」と打ってみます。
▼▼▼
検索結果が表示されました。
現在地の天気情報のほか、その下には通常のWebページの検索結果が表示されています。「今日の天気」に関する色々なWebページがリストになっています。
注目してほしいのは、画面の下部に表示された「Discover」「スナップ」「検索」「コレクション」「その他」のバーです。
これはChromeにはなくてGoogleにあるサービス。
「Discover」は少し説明した通り、その人の興味のありそうな情報が表示されます。
ゲームが好きでゲームの最新情報をよく検索する人ならそれに関連して情報が表示されるでしょうし、好きなアイドルの情報を追っている人は関連する情報を表示してくれます。
「スナップ」は「スナップショット」のことです。
スナップショットはGoogleアシスタントと連動して(「OK,Google」で起動するやつですね)、Googleカレンダーに登録してあるスケジュールが確認したり、ユーザーに合わせたおすすめの情報も表示してくれます。
「コレクション」ではお気に入りのWebページや、Googleマップでピンを置いたスポットを一覧で見ることができます。
「その他」では、ログイン中のGoogleアカウントで最近見たページの履歴を確認したり、削除したりすることができます。
他にもインストールしているGoogleアプリ全般の設定を変えたり、検索バー(ウィジェット)のカスタマイズ、個人情報の変更などなどが行えます。
こういった拡張機能を利用して、自分色にカスタマイズしながら欲しい情報を手に入れられるのが「Google」の魅力です。
「Chrome」で検索してみる
では、「Chrome」を使って検索してみるとどうでしょうか。
「Chrome」アプリの検索画面はこんな感じ。
画面上部に検索窓があるのはGoogleと同じ。さらに、その下によく開くWebページが表示されています。
同じく「今日の天気」で検索してみます。
デザインの違いはありますが、検索結果は「Google」と同様です。
画面上部のアドレスバーが表示されています。PCでよく検索をする人には見慣れた画面ではないでしょうか。
Googleにあった「Discover」などの表示はなく、代わりにアドレスバーの横に三点マークが見えます。タップしてみると、
各種メニューが開きました。ここからブックマークへのアクセスしたり、表示したページを友だちと共有したりすることが可能です。
また、複数のページをタブで同時に開いておくことができるというブラウザアプリならではの特徴もあります。
ですので、スマホを使ってWebページをまたいだ調べ物をする場合には「Chrome」のほうが快適なブラウジングができると言えそうですね。
まとめ
この記事で解説したことをまとめると、
- 「Google」とは検索エンジン。検索することに特化している。
- 「Chrome」はGoogleが作ったウェブブラウザ。Webページの閲覧に特化している。
- 調べ物をする際には、複数のタブを表示できる「Chrome」が便利。
- 「Google」はパーソナライズした自分好みの情報や、天気・ニュースをまとめて調べたいときに便利
となります。
それぞれの機能を把握して、使いこなしてくださいね。
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