子ども向けの腕時計型デバイスといえば、2015年4月4日にNTTドコモから発売された「ドコッチ」があるが、実はもう一つ注目しておきたいデバイスがある。

それがビッグローブで開発中の「cocolis(ここりす)」だ。

現状の子ども用ケータイは、親からすると、不要な機能があったり必要な機能が備わっていなかったりと、何かしら不満があり、購入するにしても何かしらの妥協が必要だった。

しかし、「cocolis」には妥協すべきところがない。機能からデザインまで徹底的にこだわっていて、親にも子どもにも嬉しい製品に仕上がっている。

例えば、腕時計型にした理由は、ケータイ型だと子どもが鞄にいれっぱなしにしてしまい、緊急時に連絡がつかないことがあるから。腕時計型であれば、常に身につけていられるので、子どもはすぐに気がつけるわけだ。どこかに置きっぱなしにする心配もない。

デザインだけを見ても、子どもが怪我をしないように丸みがあるデザインにしていたり、小さい子どもでも着脱がしやすいようにラバーベルトを採用していたりと、身につけることに対する配慮が随所に感じとれる。

また、子ども用デバイスの中には、子どもを監視するために持たせるような印象を受ける製品もある。もちろん防犯対策が第一なので仕方ないのだが、どこか「持たさせている」感は否めない。一方で、「cocolis」の場合は、腕時計型というデザインもそうだが、子どもに「持っていたい」と思ってもらうための機能が充実している。

搭載している機能

①通話機能

緊急時、子どもにとって一番安心するのは「親(特にママ)の声」。逆に親としても、子どもからメッセージでどんなに「大丈夫」と送られてきても、不安は解消しないもの。通話ができるというのは防犯・防災対策としても重要だ。しかも、装着した状態で通話できる。通話する様はまさに、コナン君が時計型トランシーバーを使っている時のそれだ。

②タッチパネル操作

スマホと同じくタッチパネル操作なので、親のスマホやタブレットに慣れた子どもならば、すぐに使い方が覚えられる。タッチパネルで『お絵かき』もできるので、いつでもどこでもお絵かきで遊ぶことができる。

③LINEのようにスタンプが送れるメッセージ機能搭載

「cocolis」には、テキスト以外にもオリジナルスタンプ200種類が使えるメッセージ機能が備わっており、親が持つスマホと、LINEと同じようなやり取りができる。しかも、このメッセージ機能は『録音した音声』『お絵かきした絵』も送ることができるという優れもの。

④リマインド機能

子どもは遊びに夢中になると、塾や習い事の時間がきても気づかないことがある。そんな時に便利なの「リマインド機能」。例えば、15:30からスイミングがある場合、15:00に「スイミングのバスにのるんだよ」とテキストを送るように設定しておけばOK。その時間になったら自動で予定をリマインドしてくれる。

もちろん、それ以外にも防犯ブザー・GPSといった、防犯・防災に必須の機能は備わっている。

「ドコッチ」と「cocolis」の機能比較

MMD研究所の調査によると、2014年の子ども(小学生~高校生)の携帯電話端末所有率は51.3%あり、2013年に調査した時の41.9%から9.4ポイントも増えていることから、子ども向けデバイスの需要はさらに伸びていくと思われる。

何年後かには、子ども向けデバイスは「持ち歩く」から「身につける」ものが主流になっているかもしれない。

関連リンク
NTTドコモ「ドコッチ 01」
ビッグローブ「BIGLOBE ウェアラブル開発チームブログ」

ピックアップ

すずき

1976年生まれ。東京の田舎ですくすく成長。小学校3年の夏、子供会の肝試しで、好きな子を置きざりにして逃げだした経験を持つ。 記事執筆、編集など色々とやってます。

記事(71本)を見る

  • PC右カラム300×100
  • Twitterでつぶやかれている記事

    • Twitterで最新&注目記事をチェック
    • Facebookで最新&注目記事をチェック
    • Google+で最新&注目記事をチェック
    • メルマガで最新&注目記事をチェック