1歳児と初めての海外旅行。飛行機予約から機内の過ごし方までのコツ

子連れでの海外旅行に初めて挑戦。約10時間のフライトを上手に過ごすためのコツとは? おすすめの予約・搭乗の仕方や機内での過ごし方を紹介します! 1歳児との旅で実際に役立ったこと、準備しておけばよかったことをまとめました。

先日、久しぶりに海外旅行に行ってきました。
我が家は1歳児をもつ3人家族。子を授かる前までは、1年に1度くらいのペースで夫婦2人で海外旅行を楽しんでいましたが、子連れでの海外旅行は今回が初挑戦。
渡航先のアメリカへの約10時間のフライトに、果たして我が子が耐えられるのか、周りに迷惑をかけてしまわないか、がとても心配でした。
事前にたくさんの準備をし、不安を抱えながらもなんとかフライトを終えた今、何が有効で、どんな準備をしておけばよかったか、を自分なりにまとめたいと思います。
―目次―
飛行機予約編
価格が変わらないなら、日本の航空会社がおすすめ
座席指定は、航空会社にお任せ or 相談して決めよう
できれば、子供の席も確保しよう
搭乗編
搭乗前に体力を消耗しておいてもらおう
優先搭乗をありがたく使わせてもらおう
客室乗務員さん呼び出しボタンに気をつけよう
機内で過ごすアイテム編
フレッシュで動きのあるおもちゃは効果的
スマホやタブレットに、お気に入りの動画をダウンロードしておこう
食べ物の威力は絶大!好きなお菓子は多めに持っていこう
勇気を出して、行ってみよう

飛行機予約編

 

価格が変わらないなら、日本の航空会社がおすすめ

日本の客室乗務員さんが多いと、やはり安心感は大きかったです。
我が家は往路が外国の航空会社、復路が日本のANAだったのですが、その比較でいうと、ANAさんの対応は格段に親切でした。

  • 何かあったら、すぐに声をかけてくださいね。とまず向こうから言ってくれた
  • 実際に泣きじゃくってしまったときに、本やおもちゃをすぐに持ってきてくれた

特にありがたかったのは泣きじゃくる我が子に対して「退屈しちゃうよね」「大変だよね」と2人がかりで即座に声をかけに来てくれたことです。
知らないお姉さんがいきなり話しかけてきてくれたことで、子供はキョトン? といった反応で、嘘のように泣き止んでしまいました。
泣きじゃくってしまったときにすぐに味方になってくれること自体も、親としては精神的に助けられました。ANAさん、ありがとうございました!

座席指定は、航空会社にお任せ or 相談して決めよう

小さい子を持つ人同士は、その人たちのグループを近くにして配置してくれる傾向にあるようです。実際、行きの飛行機ではすぐ後ろに同じくらいの年齢の外国人の女の子が座っていました。
席を近くにしてくれることで、親としては「自分たちだけじゃない」という安心感が生まれます。ですので、座席を決める際は航空会社にお任せするか、もしくは相談できるのであれば電話で相談して決めましょう。

できれば、子供の席も確保しよう

我が子はまだ1歳での搭乗だったので、膝上に乗せればフライト料金は親2人分だけで済む、という選択肢もありました。
ですが、それはせずに子供の分も座席をとりました。10時間というフライト時間を考えると、親自身もトイレに立ったり、睡眠をとる必要があったり、機内食を済ませたり、といったことをしないといけないため、子供が眠りについてくれたときには子供の席で寝てもらい親の負担を極力軽減することにしました。
料金は確かにかかってしまうのですが、それでも席をとってよかったなと思っています。
特に機内食を食べるときのスペースの都合を考えると、2人分の席だけで、大人2人と子供1人がいる状態で食事をするのはかなり至難の技だったと考えられます。

搭乗編

そして迎えた搭乗当日、飛行機に乗る際のポイントもいくつか触れていきましょう。

搭乗前に体力を消耗しておいてもらおう

搭乗前には、空港の広い場所で子供に少し動いてもらって体力を消耗してもらっておきましょう。空港によってはキッズスペースがあるところもあります。
もしない場合は、人気の少ない搭乗口などへいって歩かせるのも良いと思います。
これにより、搭乗後に睡眠を促すことができます。

優先搭乗をありがたく使わせてもらおう

小さな子供を連れている方は優先搭乗を受けられることがあります。立って列に並んで待つ時間なども少なくなり、抱っこをする親の負担も減ることでしょう。ぜひこの辺は遠慮することなく利用をしてみてください。

客室乗務員さん呼び出しボタンに気をつけよう

搭乗後、飛行機の座席には子供が大好きそうなボタンがいっぱいあります。
その中には「客室乗務員さんを呼び出すためのボタン」がある場合もあります。うちの子も漏れなくそのボタンを押してしまい、客室乗務員さんを呼んでしまうことがありましたので、ぜひともみなさんもお気をつけください。

機内で過ごすアイテム編

最後は機内で過ごすためのアイテム準備編です。

フレッシュで動きのあるおもちゃは効果的

初めて見るおもちゃには、割と興味を持ってくれます。
それが動くものだったり、光るものだったりするとなおのこと。
我が家では100円ショップで簡易的な積み木を買った以外にも、空港のガチャガチャでドキンちゃんの光るおもちゃを買って備えておき、離陸後に少し落ち着きがなくなってきたころに初めて見せたところ、一定の興味を示してくれました。これは効果があったと言えます。
コツは、飛行機の中で初めてそれを見せること、です。

スマホやタブレットに、お気に入りの動画をダウンロードしておこう

我が家はAmazon Primeに加入しており、ダウンロードしておけばオフライン再生も可能なので、子供が好きな「怪盗グルー」の動画を複数ダウンロードして準備しておきました。
おもちゃよりもさらに長い時間を楽しく過ごしてもらうことができました。

食べ物の威力は絶大!好きなお菓子は多めに持っていこう

お菓子は短期的に即効性のある武器として使えました。少しぐずりかけたときなんかに差し出すと、モグモグと1人で食べてくれます。海外旅行では、行きと帰りの分のためにも多めに用意しておくことをおすすめします。もちろん現地で食べる分もお忘れなく。

勇気を出して、行ってみよう

子供の好みもあると思うので、上記の方法が全て効果的です、とは残念ながら言えません。お子さんの好みを把握した上でアレンジを加えていただいてかまわないと思いますので、これはうちの子にも効きそうと思うものが少しでもあれば参考にしていただければと思います。
今回思ったのは、旅行へ行く前に大きな不安を抱えていたものの、いざ行って帰ってくると思っていたより飛行機は大丈夫だったな、ということです。
一度行けると、国内の飛行機などへのハードルも一気に下がると思います。
子供が生まれて以来、海外旅行に全然行けていない、という方は、ぜひ勇気を出して行ってみてくださいね。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。