皆さま、「3Dプリンター」ってご存じですか?

名前は聞いたことあるけれど、どんなことができるのかはぼんやりとしかわからないという方も多いかもしれませんね。今回は、3Dプリンター出力サービスや3Dデータ制作を手がける株式会社アイジェットを訪問して、色々と聞いてきました。

これ全部3Dプリンターで作ったんです!

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

ギョギョ~!! 真鯛の3D魚拓です。うろこのヌメヌメ感がリアルで、ふれるのをためらうほど。

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

こちらはiPhoneケース。色々なデザインのケースが作れるそうです。

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

家のミニチュアもこんなに精巧に! キッチンや家具もちゃんと備わっていますね~。こちらは、分譲住宅の住宅模型を作った時のもの。

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

妊婦さんをモデルにした、世界にひとつだけのフィギュア。特に服のしわ感のリアルさに驚きます!! こちらはマタニティーの記念に、と作られたそう。

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

壮観!家の模型が集まって、ひとつの小さな町になっています。
とあるニュータウンの住宅販売用に作られた、タウンジオラマです。

そもそも、3Dプリンターってどんなもの?

3Dプリンターとは、紙に平面的に印刷する通常のプリンターに対して、3Dデータを元に立体(3次元)を造形するプリンターのことを指します。

3D映画と3Dプリンターの違い

「3D」といえば、すでに定番になりつつある「3D映画」がありますね。ただ、3D映像と3Dプリンターに使われる3Dデータは根本的に別モノの技術となります。

映画やテレビの映像は立体的(=3D)に見えますが、見ている角度からのデータしかありません。対象物の横や裏側のデータはなく、あくまで「疑似的に3Dに見せるための技術」なのです。

一方で、3Dデータには360度、全方向のデータが存在します。データの作成方法は二つあり、コンピューター上でモデリング(設計)を行ってデータを作成する方法と、3Dスキャナーで対象物をスキャンしてデータを記録し、作成する方法があります。

どんなところで使われているの?

3Dプリント造形技術はもともと、製造業などの企業が製品を開発する段階で、短時間で試作品を作るために多く利用されてきた試作手法です。

現在では、個人向けのサービスも出てきており、お誕生日や結婚などの記念に自分や恋人、家族のフィギュアを作る人も増えてきているんだとか。また、3Dプリンターは医療の分野でめざましい活躍を見せています。一人ひとりに合った人工関節や人工血管をつくることができ、特に海外ではその技術が治療に役立てられています。

今回お邪魔したアイジェット社は、日本に2台しか導入されていない大型3Dプリンターを筆頭に、3台のフルカラー3Dプリンターを保有する唯一の会社であり、日本一の造形量を誇っているそうです!


アイジェット社にインタビューしてきました

株式会社アイジェット・代表取締役社長の久米原勝氏にインタビューを行いました。

――最近つくったスゴいモノは何がありますか?

「当社は企業製品の試作品から、イベントに使うようフィギュアなどニーズは多岐にわたりますので、日々いろいろなものを作っています。その中でインパクトがあったのは、タレントさんの1/1フィギュアです。フィギュアと本人が並ぶと感動でしたね」

――料金の相場はどれくらいなんですか?

「提携してプリントサービスを行っているスタジオがあります。一番小さなSサイズ(約15cm)のフィギュアで4万9千円~制作が可能です。」

フィギュアが作れるスタジオはコチラ!
▼青山3Dサロン
▼3Dプリントフィギュア


――図面からも3D化できるそうですが、例えばガンダムの設計図があればつくることも可能なんですか?

「もちろん作れますよ。というか、サイズこそ小さめですが、すでに作ったことがあります(笑)」

これは凄い!3Dプリンターで作ったフィギュアたち。メーカー直撃インタビュー

▲高さ10センチのガンダム。細部までとても精巧なつくりです!

――この先の野望は?

「個人向けサービスの場合、今はまだフィギュアの制作は小さなものでも数万円という価格帯です。今後はマニュファクチュアリング・少量多品種の生産を目指し、もっと気軽にサービスが利用できるように力を入れていきたいと思っています」


いかがでしたか?

当初、「3Dプリンター」と聞いて、漠然と「飛び出す絵本」のような紙がプリントアウトされるのだと想像していた筆者・・・。あまりの精巧さに正直、度肝を抜かれました。個人用サービスの充実など、さらなる進化が期待されます。


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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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