Wordで作ったとは思えない年賀状の作り方 2015

Wordで年賀状を作る方法をご紹介。インターネットの無料素材を使えば、誰でも簡単に、そしてクオリティの高い年賀状を作ることができます!

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そろそろ年賀状の準備を始める季節。
年賀状作りたい! というよりも、作らなきゃ・・、という義務感に駆られている方も多いのではないでしょうか?
そこで、そんな気ノリしていない方の重荷を少しでも軽くすべく、Wordでサっとできる年賀状の作り方をご紹介します。上の作例のようなものを簡単に作ることができますよ!

※Word 2010での手順となります。

下準備:お気に入りの無料素材を探す

まずはお気に入りの無料素材を探しましょう。インターネット上で「羊 イラスト 無料」などと検索すると、簡単にフリー素材が見つかりますよ。

今回は「イラストAC」と「シルエットデザイン」いうサイトからそれぞれひとつずつ素材をダウンロードしました。左のイラストをメインとし、右の吹き出しはメッセージ用に使いたいと思います。

手順1:Wordを開いてレイアウトを「はがき」に設定する

まずは、ページレイアウトの設定です。
[ページレイアウト] > [サイズ] > [はがき]をクリックします。

手順2:余白を「0」に設定

次に上下左右の余白を「0」に設定します。
[ページレイアウト] > [余白] > [ユーザー設定の余白]をクリックします。

でてきたウィンドウの「余白」の「上下左右」の値を全て「0」とします。

上記のウィンドウが出る場合、そのまま「無視」を選択します。

手順3:メイン画像を配置する

[挿入] ⇒ [図]から、さきほどダウンロードしたメイン素材を読み込みます。

手順4:背景を作りましょう。

このままでは味気ないので背景を作ります。

[挿入] > [図形] > [正方形/長方形] をクリックします。

そして、エリア全体にかかるように、長方形を作成します。

手順5:背景を好きな色に変更し、最背面に設定する

背景の色を好きな色に変更([書式] > [図形の塗りつぶし]から変更可能です)したら、背景を最背面に設定しましょう。

背景の長方形を右クリックし、[順序] > [最背面へ移動]をクリックすると・・・

この通り、背景の上に、さきほどの画像が重なります。

手順6:ごあいさつを入れましょう。

[挿入] > [図形] から横書きの[テキストボックス]を選択します。

イラストの下部にテキストボックスを配置して、ごあいさつを入力しましょう。

手順7:テキストボックスの書式を変更する

挿入したごあいさつの書式を、背景やイラストに合うように書式を変更します。このあたりはご自身のお好きなように、でかまいません。

手順8:署名を入れましょう。

さきほどのごあいさつと同じ手順で、今度は「署名」を入れましょう。

改行や書式を調整して、こんな感じに。年賀状らしくなってきましたね~。

手順9:ひとことメッセージを入れます。

これで終わってもよいのですが、最後にひと手間として、メッセージを添えるのがおすすめです。

空いている部分に吹き出しを設置して、その上にテキストボックスを重ねれば、簡単にメッセージが入れられます。このモコモコした吹き出しは、なんとなく羊っぽさも感じられてお気に入りです。
送る相手に向けたメッセージがちょっとでも入っていると、「ちゃんと自分宛てに送ってくれているんだな」と相手にも伝わりますよね。
「ひとこと」にすることで、じっくり考えずにすみますし、吹き出しのアニメっぽさが、堅苦しさも軽減してくれます。ぜひ、肩の力を抜いてメッセージを考えてみてください。

応用編1:背景を2トーン(2色使い)にしてみる

別々の色の背景を2枚作って少しズラせば、同じレイアウトでもガラリと雰囲気を変えられます。

応用編2:FacebookやツイッターのQRコードを入れる

FacebookやツイッターのQRコードを入れるのもおすすめです。
この年賀状を機に、たまにしか連絡のやりとりのない友人とネット上でのつながりが増えるかもしれませんよね。
いかがでしたでしょうか。
専用のソフトがなくても、インターネットで素材を探してWordに貼りつけるだけで年賀状を簡単に作ることができます。イチから作ろうとせず、あるものは利用すればよいのです!
年賀状に頭を悩ませている方はぜひ、このWordで作る年賀状をお試しください!
▼今回、利用したサービス
イラストAC
シルエットデザイン

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。