年末が近づくにつれ、気になり始めるものといえば? そう、年賀状ですよね。ボヤボヤしていると、あっという間に年末に、そして元旦に・・・!
年賀状もそれなりの枚数を出すとなると、手書きするのは大変。最近は手頃な値段で印刷してくれる業者も増えていますが、それでも結構な値段になりますよね。
そこで今回は、Wordでできる年賀状の作り方をご紹介! 自分で作成してプリンターで印刷すれば、ぐっと経済的に。
え? でもちょっと面倒そう? そんなことはありません、驚くほど簡単に作れるんですよ!
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早速、気に入ったのをダウンロードしてみましょう。
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はがき文面作成ウィザードでラクラク操作
※記事では「Microsoft Word 2010」を使用しています。
それでは手順を説明しましょう。まずはWordを起動し、[ファイル]→[新規作成]→[サンプルテンプレート]の順にクリックします。
するとテンプレートが表示されるので、そこから[はがき文面印刷ウィザード]を選択し、右側の[作成]アイコンをクリックします。
はがき文面作成ウィザードが開くので、[次へ(N)]をクリックします。
レイアウトを選択
[年賀状]にチェックを入れて、[次へ(N)]をクリックします。
レイアウトを選択し、[次へ(N)]をクリックします。「標準的」「伝統的」「ポピュラー」など、タイプごとに分類されているので、好みに応じて選びましょう(ここでは「ポピュラー」のレイアウトを選びました)。
題字を選択
次に題字を選択し、プレビュー画面で確認します。この題字でOK!と思ったら、[次へ(N)]をクリックします。
イラストを選択
続いて、イラストを選択します。なんと、自動的に来年の干支に合わせたイラストが表示されるのです!(賢い!)
来年は午(うま)年ということで、様々なテイストの馬が表示されています。ここから好きなイラストを選択し、プレビュー画面で確認してから、[次へ(N)]をクリックします。
あいさつ文を選択
あいさつ文を選択し、さらに画面右下で年号を選択してから、[次へ(N)]をクリックします。
差出人情報を入力
続いて差出人情報を入力し、[次へ(N)]をクリックします。全ての項目に入力する必要はありません。はがきに印刷したい項目だけ入力すればOKです。
入力が済んだら、[完了]をクリックします。
これで一連の作業は終了です。
出来上がり!
メインウィンドウに、完成した文面が表示されます。
・・・細かい調整は必要ですが、予想外にいい感じではないですか!
さっそく、[ファイル]→[名前を付けて保存]で保存しておきましょう。
・・・実はワタシ、今回初めてWordでの年賀状作りを試したのですが、本当に簡単に作れてビックリです!(昔、年賀状作成ソフトで作っていたときは、もっと手間がかかった気がします・笑)
画像の変更・配置の調整なども可能
文面を修正したり、イラストの大きさを調整したい場合などは、普段Wordを使うときの要領で、編集することができます。
また、今回はテンプレートのイラストを使いましたが、BIGLOBE「年賀状特集2014」でダウンロードしたイラストや写真を使うことも可能です。もちろん、手持ちの画像やイラストも使えます。
ダウンロードした画像は以下の3点。
・梅の花の画像
・午(うま)の画像
・富士山の画像
方法は簡単。イラストを選択する段階で[なし]を選択し・・・
文面が完成した後、好きな画像を挿入すれば・・・
簡単に、オリジナリティ溢れる年賀状が作れます!
入れた画像の調整方法はこちらの記事に解説があります。
あとは出来上がったデータをプリンターではがきに印刷し、宛名を手書きすればOK。
ちなみにワタシ、ここ数年は、文面のみ業者に印刷してもらい、宛名は手書きしていました。効率面を考えると、宛名もパソコンで管理してプリンターで印刷するのがベストなのかもしれませんが、百枚以内であれば手書きでどうにかなる、と個人的には考えています(笑)。
また、年賀状は、同窓生やお世話になった先生など、長らくお会いしていない方々に送ることが多いので、宛名を書きながら相手のことを思い出すのも年末の恒例行事としてアリかな、と思っています。
もちろん、全てパソコンで作るもヨシ、全て手書きするもヨシですよね。自分に合った方法で、楽しみながら、年賀状を作りたいですね!
▼センスあるオリジナルの素材の作り方を紹介(サーイ・イサラ2013年11月号)
プロのデザイナーが、カンタンなのに見栄えがよくなるコツなどを伝授!