ワインといえば瓶&コルク栓が定番でしたが、最近ワイン売り場では、口栓がスクリューキャップのワインや、ペットボトル容器のワインなどが置かれ、容器やキャップが多様化しています。

「スクリューキャップのワインはコルクより品質が劣る?」「ペットボトルのワインってアリなの?」など、ワインにまつわる素朴な疑問をまとめてみました。

ワインの口栓はコルクがベストは昔の話?

ワインの口栓がスクリューキャップだと安物は間違い!? 最近のワイン事情

ワインの口栓といえばコルクが定番でしたが、近年はスクリューキャップのワインもかなり多いです。何となく「スクリューキャップのワインは安っぽい」「やっぱりワインといえばコルクが本格派」というイメージをお持ちの人もいるかと思います。

実際、筆者も少し前まではそこそこ値段のするワインがスクリューキャップだと、なんだか腑に落ちない気持ちになったものでした。

実は、スクリューキャップの方が保存性が高いらしい

ワインの口栓がスクリューキャップだと安物は間違い!? 最近のワイン事情

しかし、近年は保存性の観点から「スクリューキャップの方が密閉性が高く、味の劣化が少ない」という説が有力になっており、逆に「天然コルクの方がカビや汚損によってワインの味を損なう可能性が高いのでは」という専門家の指摘も。実は一部のワイナリーでスクリューキャップが採用されてから30年ほど経っていますが、それらのワインに品質の劣化は認められていないとか。

とはいえ、ワイン大国であるフランスやイタリアでは「ワインといえばコルク」という長い伝統があったことから、なかなかスクリューキャップは受け入れられませんでした。そのため、チリやアルゼンチンなど「ニューワールド」と呼ばれる、比較的ワインの歴史が浅く安価な国が採用するキャップ、という立ち位置だった模様です。「スクリューキャップのワインは安っぽい」というイメージはここからきたのかもしれません。

ところが、近年はスクリューキャップの有用性を認め、取り入れる有名ワイナリーも増えてきているとか。今後は高級ワインにもスクリューキャップのタイプのものが増えてきそうです。

シチュエーションや好みで選んでOK!

スクリューキャップワインのよい点は、開栓時にオープナーが不要なこと。さらに、飲みかけでも再びキャップをして保存ができるのも嬉しいですね。よほど味の変化にこだわらなければ、キャップをして冷蔵庫保存で数日は楽しめます。

ただ、「独特のコルク臭こそが熟成されたワインの醍醐味だ」と感じている人や「ソムリエナイフでコルクを開けるのも含めてワインの楽しみ方である」というワイン愛好家も多いため、結論としては「好み」ということになりそうです。

「飲みきれなさそうだからスクリューキャップで」「記念日ワインはやっぱりコルクのワインでムーディに・・・」など、シチュエーションや気分で選ぶのをオススメします!

ペットボトルワインってどう?

これまた近年よく見かけるペットボトルタイプのワイン。リーズナブルなものが多く、気になっている人も多いのではないでしょうか。

ペットボトルワインのメリットは、取り扱いがラクなこと。瓶よりも軽くて持ち運びしやすく、お子さんがいて瓶が割れるのが心配な人や、リサイクルに関心が高いエコな人にもオススメです。

デメリットとしては、ペットボトルは空気の透過性があるため、瓶よりも中のワインを酸化させてしまうスピードが早いこと。そのため、長く保存するのには向きませんが、毎日の晩酌で気軽に飲みたい方や、料理でもよく使う、という人に最適です。安いからといって味も侮るなかれ。テーブルワインとしては十分おいしく飲めるものが多く出回っています。

「普段ワインはあまり飲まない」という方も、なんだかワインが身近になってきませんか? これを機に、ワイン売り場をのぞいてみてはいかがでしょうか?

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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