皆さんは、Windows 95を使ったことがありますか?

Windows 95の発売から20年・・・95は一体どこが革新的だったのか!?

マイクロソフト社がWindows 3.1の後継OSとして発売してから今年で20年。発売4日で400万本を売った大ヒットOS。それまで一部のマニアックな人たちだけが使っていたパソコンやインターネットを一躍普及させたという点で、間違いなくエポックメイキングな製品と言えるでしょう。

そんなWindows 95、一体どのあたりが革新的だったのかを思い出していこうと思います! 一応3.1と95の両方を体験しているワタシですが、記憶がおぼろげな部分も多いので、調べたり編集部の声も参考にしたりしながら、まとめてみました!(しかし編集部にすらWindows 3.1を使ったことがある人は皆無に近かった!ガーンガーンガーン・笑)

ともあれ、当時を知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮に感じていただけたら幸いです!ではスタート!

白黒と文字だけの世界から、色と絵のある世界に

ザックリ言うと、Windows 3.1は、真っ黒の画面に文字だけが並んでいたイメージ(※1)。95になったら、カラーの画面にカラーのアイコンが並ぶようになったイメージ(※2)。

この差は大きかった!! たとえるならば、小説が漫画やアニメに変わった感じとでも言うのでしょうか。視覚的かつ直感的に操作できるようになったことで、「とっつきやすさ」が劇的にアップしたのです。その後、Windowsはどんどんバージョンアップしていくわけですが、これほどまでの劇的な進化は後にも先にもなかったと言っていいのでは。

※1 Windows3.1もカラーの画面ではあったが、MS-DOS環境から起動させるため黒い画面から操作する必要があった
※2 GUIを採用したパソコンは1984年に発売されたMacintoshが最初

ネットワーク機能を搭載

インターネット接続機能が搭載されるようになったことも、Windows 95の画期的な点でした。95の前にネットワーク機能付きのWindows for Workgroup 3.11が出ていたものの、日本では販売されなかったため、Windows 95に期待が集まった、という背景もあったようです。

そして、日本では95の普及と共にインターネットも爆発的に普及!

今ではパソコンを持っているのにインターネットを使わない、という人はほとんどいませんが、Windows 95が出るまでは、ネットを使う人はごく一部の先進派の人間だったのです。たぶん機械好きか新しい物好き・・・のどちらかだと思うのですが、いかがでしょう?(ワタシは後者でした・笑)

スタートボタンが登場

Windows 3.1までは、アプリケーションを起動させるにはコマンドを入力する必要がありました。ところが95になってからは、画面下にあるスタートボタンをクリックするだけで色々なアプリケーションを起動させることが可能に。今でこそ当たり前の存在となっているスタートボタンが、当時は画期的だったんです・・・・・・!

ちなみに、Windows 95のテレビCMではローリング・ストーンズの「Start Me Up」が流れていたそうですが、ワタシ観たことないんですよね・・・当時はパソコン通信やインターネットに夢中で、あまりテレビを観ていなかったのでしょうか(笑)。

右クリックで色々できるようになった

Windows 3.1まではマウスは必須ではなかったこともあり、右クリック操作はアプリケーション側で対応していないとできませんでした。 「コピー&ペースト」や「名前をつけて保存」など、今では右クリックで当たり前にできることも、95から登場した画期的な機能だったのです。

中には、右クリックはあまり使わないショートカット派の人もいるかもしれませんが、個人的には右クリック好きです!生まれてきてくれてありがとう!

デスクトップという概念が生まれた

「机(デスクトップ)の上にいろいろ物を置けるようになったのが一番画期的だったかも。なにしろ、とりあえずってことができないので、いちいちちゃんとした場所にファイルをしまっていたものなのです」(編集部・Yさん)

・・・確かに! デスクトップにアイコンを並べる、という行為は95以降に生まれたものだと言えますね。エンマガでも「パソコンのデスクトップで性格診断」などという記事を書きましたが、そんな診断ができるようになったのも(なったのか?笑)Windows 95のおかげなのです!

プラグ・アンド・プレイ

「95が出る前は、プリンターとかスキャナーとか簡単に接続できなかった」(編集部・Yさん)

・・・確かに確かに! Windows 95になる前は、パソコンに周辺機器を接続したら自動的に認識しセットアップを開始してくれる「プラグ・アンド・プレイ」機能がなかったのです。ゆえに、CD-ROMを接続するにも自分であれこれ設定せねばなりませんでした・・・・それが今や挿すだけでOK。自動認識万歳!\(^o^)/

関係ないですが、プラグ・アンド・プレイって、ちょっと曲のタイトルっぽくないですか。

起動音がブライアン・フェリーの曲に

3.1の起動音は「♪ジャジャーン!」というシンプルで明るいファンファーレ音でした。95では、環境音楽風の「♪トゥルルン、チャララン・・・」という不思議な音に変わりました。(ど、どんな音だっけ・・・と思い出せない方はYouTubeで「Windows 95 起動音」を検索してみてください!)

この起動音を作曲したのがブライアン・フェリーであることは有名ですよね。ロキシー・ミュージックのメンバーやソロとして活躍後、1988年度のグラミーで最優秀アルバム賞も受賞したU2の名盤「The Joshua Tree」のプロデュースなども手がけています。

あの曲が出来上がるまでに、ブライアンは80パターン以上を試作したそうです。そして制作に使われたパソコンはWindowsではなくMacだったそうです(笑)。

・・・・・・いかがでしたか? 当時を知る者が少数派になりつつあることに多少のショックを感じると共に、「伝えていかねばならぬ」的な何かを生まれて初めて感じた気もしましたが(笑)、過去を振り返るより未来を楽しみにしたいと思います。95に負けないくらい画期的なWindowsの登場、また期待したいですね!

ピックアップ

ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記

記事(210本)を見る

  • PC右カラム300×100
  • Twitterでつぶやかれている記事

    • Twitterで最新&注目記事をチェック
    • Facebookで最新&注目記事をチェック
    • メルマガで最新&注目記事をチェック