Windows10では「デスクトップの表示」のボタンが、タスクバーの一番右端の棒になりました。
これでは、ネット検索をしていたり、Wordで作業していたり、と複数のアプリを起動させているときに、一旦、デスクトップ画面を表示させたくても「デスクトップの表示」のクリック部分が細くて使いづらかったり、マルチディスプレイを使っている人はうまくクリックできないことも。
だからと言って、アプリをひとつずつ閉じたり、最小化していくのは面倒なものです。そこで、ここではWindows10でも「デスクトップの表示」アイコンを以前のように表示する方法をご紹介します。
「デスクトップの表示」アイコンの作り方
Windows10でも設定さえすれば「デスクトップの表示」アイコンをデスクトップ上か、タスクバーに設置できます。では、その方法を解説しましょう。
デスクトップ上にアイコンを作る
1.デスクトップ上でマウスを「右クリック」する
2.「新規作成」から「ショートカット」を選択する
3.「項目の場所を入力してください」を入力する
ここでは、以下のテキストをそのままコピーして、入力ボックスにペーストしてください。
explorer.exe shell:::{3080F90D-D7AD-11D9-BD98-0000947B0257}
4.ショートカットの名前(自由でOK)を設定する
これだけで、デスクトップ上に「デスクトップの表示」アイコンが表示されます。
アイコンをタスクバーに設置する
1.デスクトップの先程作成したアイコン上で「右クリック」する
2.「タスクバーにピン留めする」を選択する
または、アイコンをドラッグアンドドロップでタスクバーに移動するだけでもOK。
これで、デスクトップ上にあったアイコンが、タスクバーにも表示されます。
タスクバーに表示されたあと、ショートカットアイコンは削除しても大丈夫です。
アイコンのデザインは変更できる
上記の方法では、他のファイルと同じようなデザインで分かりにくいですよね。そんなときは、以下の方法で「デスクトップの表示」アイコンを変更しましょう。
昔のデザインの場合
1.アイコン上で「右クリック」する
2.「プロパティ」を選択する
3.「アイコンの変更」を選択する
4.一覧からアイコンを選択する
これで、アイコンのデザインを昔ながらのWindowsの「デスクトップを表示」アイコンと同じものに変更できます。
ショートカットキーでも表示できる
ここまでWindows10でも「デスクトップの表示」アイコンを表示する方法をご紹介してきたわけですが、実は、同じ機能が「ショートカットキー」にあります。
そのショートカットキーは、「Windows + D」です。
これを覚えておくと、タスクバーの右端にある棒を、「デスクトップの表示」アイコンをクリックしなくても、デスクトップを表示させられるので便利です。
アイコンがあるだけで、作業効率UP!
今回は、Windows10でも以前のバージョンように「デスクトップの表示」アイコンを、デスクトップ上やタスクバー内に表示できる方法をご紹介してきました。
同じ機能がショートカットキー「Windows + D」にあるのでそちらを覚えておくのもいいですが、「デスクトップの表示」アイコンがあれば便利なのも確かです。
「デスクトップの表示」アイコンの設置は簡単なので、ぜひ試してみてください。