何の疑問も持たずに、日常的に使っている言葉には、「なぜ?」って思ってしまうものが結構ある。そこで今回は、気になる言葉をピックアップして、素朴なギモンを解決してみました!
「Number」には”o”がないのに、何で「No.」?
「ナンバー」を略して書くと「No.」。でも、英語表記は「Number」で、”o”が使われていないよね。
これは「Number」の語源が、ラテン語の「Numero」だから。頭の”N”と最後の”o”を取り、省略したという意味のピリオドを付けて「No.」となるのです。
「am」「pm」って、何の略なの?
午前と午後を表す「am」「pm」も、実はラテン語の略語。「am」は「ante meridiem」の略で、「pm」は「post meridiem」の略だ。
ちなみに「meridiem」の意味は「正午」、そして「ante」は「~の前」、「post」は「~の後」という意味。英語で言えば「before noon」「after noon」ってことです。
「パン」って、一体何語なの?
それじゃ「パン」って何語か知ってる?
うーん、英語は「bread」だし、漢字で「麺麭(めんぽう)」と書くからアジア圏?でも読み方が全然違うし・・・。
実はこれも、元をたどるとラテン語なのです。
直接の語源となるのは、ポルトガル語の「pão(パン)」。で、これの語源をたどるとラテン語の「panis(パーニス)」となるのだ。
ラテン語なんて、まったく知らない言葉だと思っていたけど、けっこう身近な言葉だったりするのです。こんな言葉、探せばもっとあるかも!?