はじめてのウェアラブルデバイス選び!ポイントをおさらい

家で過ごす時間が長くなり、気になる運動不足。幸い、健康管理に役立つウェアラブルデバイスが、数千円から購入できる時代。どのように選んだら良いでしょうか。

家で過ごす時間が長くなってくると、次に気になるのは運動不足。運動量が減ると、体重が増えるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。

そこで、活用したいのがウェアラブルデバイスです。最近では、名の知れたメーカーのものでも4,000円程度から購入できるようになりました。

とはいえ、高価格帯のものがあるのも確か。では、どうすれば、自分の使い方に合ったものを選べるでしょうか。

決して高ければ良い、というわけではない、ウェアラブルデバイスの選び方のコツをご紹介します。

※本記事内の価格等の情報は2020年12月時点のものです。

ウェアラブルデバイスとは?

そもそも、ウェアラブルデバイスまたはウェアラブル端末とは何でしょうか。これは、身に着けることで利用できるコンピュータのこと。形状には、帽子型、メガネ型、腕時計型、ペンダント型などがあり、最も一般的なのは腕時計型でしょう。そのため、ここでは腕時計型のウェアラブルデバイスについて考えていきます。

腕時計型とひとくちにいっても、ひと目では普通のアナログ時計との判別がつきにくいものから、カラフルで高精細なディスプレイを備えたもの、バンドに簡素なモノクロディスプレイを搭載したものや、さらにはブレスレットのように情報を何も表示しないものまでさまざま。種類や見た目、機能がバラバラなため、初めてだと、何を選べば良いのか戸惑うのも無理はありません。

ウェアラブルデバイスでできること

ウェアラブルデバイスには、ジャイロセンサーや光学式心拍計などが搭載されており、単体、もしくはスマートフォンと連動して、歩数、移動距離、心拍数、睡眠状態といった健康管理に役立つ情報を記録できます。これにより、活動量計としての活用が行なえます。

また、スマートウォッチとして販売されていれば、スマホに届いた電話、テキストメッセージ、その他アプリの新着情報を手元で確認できるよう通知します。また、スマホのカメラアプリと連動して、リモートシャッターとして使う、といったことも行えます。ウェアラブルデバイスは、スマホの機能を拡充することもできる、というわけです。

ウェアラブルデバイスを選ぶポイント

活動量計として使えるか

メーカー不詳の格安のものでない限り、ディスプレイ搭載のほとんどのウェアラブルデバイスでは、歩数や移動距離、心拍数を記録しますし、ジャイロセンサーや心拍数からレム睡眠やノンレム睡眠といった睡眠のサイクルも記録してくれます。

とはいえ、細かいところで見ていくと、歩数や距離、時間を記録するときにランニングやウォーキングといった種類の判別が可能か、運動効率の上がる“心拍数ゾーン”になったときに通知するか、移動しない運動――屋内のランニングマシーンの利用など――も計測するか、といった違いが機種ごとにあります。GPS(衛星利用測位システム)センサーを搭載していれば、単独で運動時の距離の記録もできるでしょう。

睡眠計としても使いたいのであれば、バッテリーもちの良いものを選んだほうが良いでしょう。18時間、あるいは丸1日しかもたないようなものであれば、就寝時に腕から外して充電する必要が出てきてしまうからです。

▲腕時計型ウェラブルデバイスのディスプレイ例。ほめてもらえると、モチベーションが上がります

スマートウォッチとして使えるか

スマホの機能を拡充するスマートウォッチとしても考えているのであれば、主に“通知”をどの程度までできるかが選定ポイントとなりまです。

電話の着信があったときに、「着信」というテキストしか表示しないでしょうか。それとも誰からの着信かを明らかにしてくれるでしょうか。

また、テキストメールやLINEといったテキストベースのメッセージが届いたとき、最初の数文字でも表示するでしょうか。それとも着信のあったことだけを通知するでしょうか。

通知するアプリをカスタマイズできるかどうかについても考慮したいところです。

▲連携アプリのカスタマイズが可能か、メッセージ内容を表示できるか、も選ぶポイントになりそうです

バッテリーのもちや充電の方式は?

先述の通り、睡眠計としての利用を考えているのであれば、バッテリーもちは長いほうが良いでしょう。電力消費の高い心拍計を利用しなければ、1週間から20日間ほどもつものもありますが、それではカロリー消費を記録できなくなってしまいます。通常の使い方で数日もつものを選びたいですね。

バッテリーと関連して、充電方法も自分のスタイルに合っているかを考えましょう。ケーブルを挿し込むタイプのもの、専用ドックにはめ込むもの、充電台に載せるだけのものなどさまざまです。充電方法が手間に感じられてしまうと、自然と使わなくなってしまいます。見落としがちですが、そのチェックもしっかりしておきたいところです。

表示できるものの種類は?

最後は、ウェアラブルデバイスに搭載しているディスプレイだけで何を見ることができるかについて考えます。

ほとんどの場合、スマホのウェアラブルデバイス専用アプリと連携させることで、睡眠サイクルや、運動量のグラフ、歩行距離といった詳細情報を確認できます。

でも、アプリを立ち上げて、スマホにデータを同期して……ということをせずに、ある程度の情報を確認したいこともありますよね。そのウェアラブルデバイスが、歩数そのものや歩数グラフ、睡眠状態や測定した心拍数の上下の幅などの記録を、簡易的にでも表示できるか、それとも現状の歩数や心拍数しか表示できないかをチェックしましょう。手元でより多くのものを見たいか、それともこまめにスマホと同期するから表示は必要最小限のもので構わないかなど、個人のライフスタイルや性格、好みによって異なりそうですね。

▲ウェアラブルデバイスによっては、測定データをグラフ表示できるものもあります

どんな機種があるのか少しだけ紹介

ここまで、ウェアラブルデバイス選びのポイントについてお伝えしてきましたが、実際、どのようなメーカー、機種があるのでしょうか。バンドに細長いディスプレイを取り付けたようなバングル型と時計型に分けてちょっとだけ紹介します。

ずっと身に着けていられるバングル型

fitbit inspire 2

fitbit inspire 2は、単体でGPSを搭載していないもののスマホと連携することでランニングやウォーキング時の距離を測定。運動量や心拍数から消費カロリーを正確に割り出します。

リマインダーや、1年間無料で使えるPremiumユーザー向けサービスにより、運動するモチベーションをアップできます。

バッテリーもちは最大10日間。スマートウォッチとしては、電話着信、テキストメッセージの受信、スマートフォンアプリ、カレンダーの通知、天気予報やタイマーなどのアプリでテキスト表示できるものをモノクロディスプレイ上に表示してくれます。Android、iOS対応です。
▼Amazon商品サイトへはコチラから

Galaxy Fit2

5種類のエクササイズを自動的に認識するため、運動前の切り替えが不要。手間なく記録できるのがうれしいウェアラブルデバイスです。

「最大21日間のバッテリーもち」としていますが、それは心拍計を止め、就寝中に外している場合の値。とはいえ通常の使い方でも1週間ほどはもちそうです。

スマートウォッチとしては、電話着信や受信したテキストメッセージを通知して表示。Galaxy Fit2から簡単な定型ワードの返信もできます。Amazon Galaxy ストアでの価格は5千円台とお手頃。Android、iOSに対応しています。
▼Amazon商品サイトへはコチラから

HUAWEI Band 4 Pro

GPSを内蔵しているので、スマホを家に置きっぱなしにしていても歩数、距離、速度、カロリーなどのデータを記録可能。心拍数ゾーンやプロのスポーツガイダンスが得られ、運動のモチベーションが上がります。

GPSを使わなければ最大12日間連続稼働可能。スマートウォッチ機能では、電話着信や、メッセージ、メール、カレンダー、SNSアプリなどの新着を通知。0.95インチのAMOLEDカラーディスプレイで、明るい太陽の下でもはっきりと視認できます。

充電は専用クレードル。HUAWEIストア等で約1万円ほど。Android、iOSに対応しています。

▼Amazon商品サイトへはコチラから

使い勝手の良い時計型

Garmin Venu Sq

GPS内蔵、20種類以上のスポーツに対応。アクティビティレベルを学習して、歩数目標を毎日設定。呼吸数のモニタリングが他機種とは一線を画しています。

スマートウォッチ機能では、基本的な電話着信やメール、SNS、カレンダーの通知と内容の表示に加え、NFCによるキャッシュレス決済にも対応。バッテリーはスマートウォッチモードで約6日間、GPSモードで14時間稼働。専用のケーブルで充電します。

価格は2万円台。AndroidとiOSに対応しています。

▼Amazon商品サイトへはコチラから

Polar Unite

円形のフェイスで、ポップな印象のPolar Uniteは、100種類以上のスポーツに対応しており、身長や体重、年齢などを設定しておけば、心拍数や運動種目から正確に消費カロリーなどを計測できます。

ウォッチモードで最大4日間、心拍数計測やスマホのGPSと連動させた状態では最大50時間連続稼働が可能。充電には専用のUSB充電アダプタを使います。

電話着信、メッセージ、カレンダーの通知など、スマートウォッチ機能も搭載。販売価格は約2万円程度。AndroidとiOS対応です。

▼Amazon商品サイトへはコチラから

Apple Watch SE

44mmと40mmの2サイズ展開で、高精細なRetinaディスプレイを搭載したApple Watch SE。

活動量計としての基本機能はもちろん、通常より高かったり低かったりする心拍数を検知するとアラートを表示。健康管理に役立ちます。

上で取り上げたほかのウェアラブルデバイスと異なり、高精細なディスプレイを活かし、現在の歩数や心拍数だけでなく、記録したものをグラフ表示することも可能。「今すぐ知りたい」という、忙しい毎日を過ごす人のニーズに応えられます。

スマートウォッチとしても秀逸で、電話着信へのウォッチでの応答、メール内容の表示、カレンダーや適切なタイミングでのリマインダーの通知、今後数時間のスケジュール表示も可能。キャッシュレス決済にも対応しています。

価格は2万9,800円から。iOS対応です。

▼Amazon商品サイトへはコチラから

まとめ

ウェアラブルデバイスとひとくちに言っても、健康管理機能を重視するのか、スマートウォッチ機能を重視するのか、またそれぞれ重視する機能の中で何をしたい(あるいは見たい)のかによって、選び方が異なってくることを紹介してきました。

自分にピッタリのウェアラブルデバイスを見つけたいですね。

あなたにオススメ

渡辺まりか

デジタルガジェットをこよなく愛するフリーライター。専門学校で約10年の講師経験あり。小型船舶操縦士免許2級、乗馬5級、普通自動二輪免許など趣味多し。