アップアップガールズ(仮)

2011年に結成されたアップアップガールズ(仮)(以下アプガ)の三枚目となるアルバムがいよいよ3月17日に発売される。その名も「サードアルバム(仮)」。前作から1年。その間中野サンプラザ公演、富士山頂ライブ、初のオリコンTOP10入り等々、目標を達成し続け、ますます活躍を続ける彼女たちの今、が何よりつまっている一枚だ。

――ここからは3月17日発売の「サードアルバム(仮)」の話を聞かせてください。一言で言うとどんなアルバムですか?

古川小夏「前作の『セカンドアルバム(仮)』に比べてとても幅が広がったなと思っていて。今の私たちだから作れたアルバムかなって思います。」

森咲樹「いつもアプガは『アスリートだ』『体力がすごい』というイメージですけれど、今回のアルバムはさらに野獣感が増したなと。アルバムの中に入っている『美女の野獣』という新曲もゴリゴリのEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)なので、今回のアルバムの『アプガを一番見てもらえる』曲なのかなと。」

仙石みなみ
仙石みなみ

――「美女の野獣」を聞いて、クイーンの「We Will Rock You」のリズムを思い出したんですよ。重厚感というか。「アプガ、さらに次の世界行ったな」って思ったんですよね。あと、今までのアルバムは基本的に過去にリリースしたシングルのみが収録されたシングル集でしたけれど、今回未収録曲が入ったのは初めてなのもポイントかなと。

古川小夏「はい、今回新曲が4曲入っているのですが、全て違う雰囲気の曲になっているので、私たちの今のそれぞれの武器というものを最大限に活かした、全然雰囲気は違いますがどれもアプガの良さが入っている曲になっていると思います。今のアプガの可能性をこの4曲で感じていただけるかなと思います。」

古川小夏
古川小夏

――他に皆さん新曲の中でこの曲が好き、というのはありますか?

古川小夏「『Runway』です。曲調は今までと違うのですが、落ち着いているんだけどアップテンポ、といいますか。テンポがとてもよくて聞いていてとても楽しくなれるのですが、"無駄に元気すぎない"のでとてもリラックスして聞けるなと。でも歌詞にはアプガの前向きさとか意志の強さが込められていて、新しいアプガの表現の仕方かなと思いました。」

佐藤綾乃「私は『キラキラミライ』が好きです。今ずっとEDM調でやってきた中、久々にバンド系のサウンドだなと。タイトルにある通り私たちの目指している未来もキラキラしていくようにと、歌いながらも前向きになれるし、もっともっと前に進んでいかなければ、自分たちの思い描いている未来に向かって突き進んでいかなければならないというところが。歌いながら感情を爆発させながら伝えられるし、自分たちにも伝わってくるいい曲なので、好きです。」

――「キラキラミライ」を聞いたときに思ったのは...学園ドラマのオープニング曲にぴったりだな、と。

一同 「あー(笑)。」

新井愛瞳「階段駆け上がってそうですね。」

古川小夏「確かに『BE ALIVE!』のところとかそんな感じですね(笑)。」

新井愛瞳
新井愛瞳

――前向きなんだけれど今までのアプガほどアゲアゲではない、さわやかな曲だなと。「Up&Up!」もちょっと似ていて、ピアノが入ることでちょっと落ち着きが入るところがいいなと思いました。

森咲樹「私は『Up&Up!』が一番好きです。新曲の中では一番アイドル的な曲調なのですが、でも歌詞がすごくて。『世界は自分のモノだ』とか意外とすごいことを言っているんですよ。メロディのきれいさと歌詞のがっつき感。そのギャップが好きです。」

佐保明梨「私は『美女の野獣』ですね。ライブ中のアプガって"なりふり構わずかみついていくぞ"という、お客さんに襲いかかるような気持ちでやっているので、ライブ中の私たちを表している曲だなと思って。音も本当に襲われるんじゃないかという、たぶん夜道で聞いたら怖いくらいの。」

他のメンバー「夜道(笑)。」

佐保明梨「音と私たちの歌声とダンスとが全部揃って、聞いている人に本当に恐怖心が生まれるくらいの、迫力の生まれた曲になったと思います。」

佐保明梨
佐保明梨

――「美女の野獣」は、最初の方は今までのアプガの曲っぽいな、と思ったら途中から一気に盛り上がって。「全力!Pump Up!!」もそうですが、途中から一気にモードに入って「いろんなこと考えずにとにかく楽しめ!」みたいになるところが同じだなと。振りはどんな感じになるんですか?

佐藤綾乃「恐怖しかないです。まだライブでは披露していなくて収録だけですが、ダンスをやっているだけですごく息が上がっちゃっうんです。特に一番から二番にまたぐところが一番苦しくて。あそこが最大の山場だと思っています。」

――あー、確かにすぐ二番が始まりますね。

佐藤綾乃「ライブ中に激しい曲が続いたところで『美女の野獣』が入ってきたらきっと大変なことになるんだろうなと思います。私、踊るときにたくさんアザを作っていて。野獣のように何かにとりつかれているかのように踊り狂って、後でヘトヘトになってます。」

佐藤綾乃
佐藤綾乃

――曲の最後に変な音が入っていますよね。最初何かのミスかと思ってびっくりしたんですよ。

古川小夏「野獣の鳴き声を意識したものだと思います。とどめの一撃、ですね。」

――これで終わりじゃないぞ、みたいな感じですかね。個人的にはこの4曲の中では「Runway」が一番好きです。ライブで見ると感じにくいのですが、CDでしっくり聞くアプガの歌声って、やさしくてとても癒されるんです。この曲はその究極だなと思うんですよ。

関根梓「『Runway』は私が、今ここに集まってくれているアプガファン、ファミリーの母親になった気持ちで、やさしく歌うように心がけました。伝えたいことははっきり伝えている歌詞なのですが、曲調や歌い方としては、やさしく歌いながらも意思はきちんと伝えていきたいなと。」

関根梓
関根梓

――確かにそんな気持ちが伝わってきます。私、この「サードアルバム(仮)」のキーワードって「やさしさ」だと思うんです。包み込むようなやさしさ。個人的にはこのアルバムのカギは「ジャンパー!」と「Runway」の並びだなと。「ジャンパー!」もアップテンポだけど歌詞はとてもやさしいですし。みなさんは「サードアルバム(仮)」はアプガの歴史の中でどんな作品になると思いますか?

森咲樹「おっしゃっていただいたみたいに、まだまだですけれど『こういう曲も歌える』ようになったといいますか。『Runway』や『Beautiful Dreamer』もそうでしたが、今までの"ガンガンのアプガ"とは違うじゃないですか。包み込むような感じのサビの歌詞だったり。結成して4年たって、こういう表現もできるようになりましたという...。

なんでしょうね。"改めて名刺を渡す"みたいなアルバムなのかなと思います。『Runway』はかなり前にレコーディングしたので、『シングルでリリースしないんだ』と思っていたんですよ。このタイミングで出てくるということは、こういう表現ができるようになったからアルバムに収録されたわけで。成長というか...もちろん『ファーストアルバム(仮)』も『セカンドアルバム(仮)』も成長を見ていただいたと思うのですが、改めて大人になったアプガを見てもらえるアルバムかなと思います。」

森咲樹
森咲樹

――「サードアルバム(仮)」は過去にリリースしたシングルも収録されているわけですが、今改めて振り返ってカギになっていたなと思う曲はありますか?

古川小夏「『Beautiful Dreamer』ですね。『ファーストアルバム(仮)』と『セカンドアルバム(仮)』は、"がむしゃらに走っている私たちの歌"という感じだと思うのですが、一つの武器として攻める、激しくするというのを、ちゃんと自分たちも理解した"私たちが今歌える曲"みたいな。ただ激しくしなくても意志の強さとかを伝えられるようになったり、そういう成長がこの『サードアルバム(仮)』には詰まっているかなと思うので。

曲たちに攻めている感をサポートしてもらっていた私たちが、私たち自身で『こういうグループなんだよ』というのをちゃんと主張できるようになったのかなと感じました。今まではアルバムに成長させてもらっていたと思っていたのですが、『サードアルバム(仮)』は私たちで成長させていきたいというか。このアルバムの曲たちを私たちが成長させていって、もっと楽しんでもらえるグループになっていきたいなって。」

――今まではアルバムが自分たちの上にいて、自分たちを引っ張り上げてくれたけれど、今回は自分たちがアルバムを引っ張り上げるというか。

古川小夏「はい。"アルバムを持って上がる"みたいなことが少しはできているのかなって。意識的にもっとやっていけたらなと思います。」

――私も今にして思えば「Beautiful Dreamer」が一つのターニングポイントになっていたなと。なので今回の「サードアルバム(仮)」で一曲目に来ていることがポイントになっていると思うんです。前作から成長したアプガ、というのを一曲目に持ってきているというか。この曲って女の子から女性になった曲だと思うんですね。攻めることで表現する曲ではなく魅せることで表現する曲。それが一曲目に来ているわけですからね。

古川小夏「アプガの芯になる部分なのかなと思います。これからのアプガの曲たちの顔、というか。『Beautiful Dreamer』の歌詞の考え方とかが私たちの芯であり軸になっているのかなって。」

>> 目標とする日本武道館への道は...?47都道府県ツアーに向けたアプガの現在地とは

■リリース情報

アップアップガールズ(仮)「サードアルバム(仮)」
2015年3月17日(火)発売

サードアルバム(仮)

■通常盤 TPRC-0129 ¥3000+税

サードアルバム(仮)

■初回限定盤(CD+DVD) TPRC-0130 ¥4500+税

1.Beatiful Dreamer 作詞作曲:小出祐介/編曲:PandaBoY
2.キラキラミライ 作詞:NOBE/作編曲:michitomo
3.Up&Up! 作詞:板倉孝徳 作曲・編曲:Genki
4.ENJOY!!ENJO(Y)!! 作詞:NOBE/作編曲:michitomo
5.虹色モザイク 作詞作曲編曲:PandaBoY
6.全力!Pump Up!! 作詞作曲編曲:michitomo
7.イタダキを目指せ! 作詞:オノダヒロユキ/作編曲:y0c1e
8.(仮)は返すぜ☆be your soul 作詞:大森靖子 作編曲:michitomo
9.美女の野獣 作詞作曲編曲:michitomo
10.ジャンパー! 作詞作曲編曲:PandaBoY
11.Runway 作詞作曲編曲:Kiyoshi Sugo
12.このメロディを君と 作詞作曲編曲:fu_mou
13.Party!Party! 作詞作曲編曲:fu_mou
14.全力!Pump Up!!-ULTRA Mix- 作詞作曲編曲:michitomo
15.Starry Night(y0c1e Remix)

初回限定盤DVD内容:
アップアップガールズ(仮) ライブハウスツアー2014 ハイスパートキングダム
~名古屋ダイアモンドホール決戦~
オフィシャルブートレグ盤DVD

■イベント情報
アップアップガールズ(仮)ニューアルバム「サードアルバム(仮)」発売記念リリースイベント

3/16(月)18:30~ 池袋サンシャインシティ 噴水広場
3/17(火)19:00~ 東京ドームシティラクーアガーデンステージ
3/18(水)19:00~ タワーレコード秋葉原店
3/19(木)19:00~ タワーレコード錦糸町店
3/20(金)19:00~ タワーレコード新宿店屋上
3/27(金)19:00~ マルイシティ渋谷1F店頭プラザ

■ライブ情報
チーム・負けん気 7大都市ツアー

出演:THE ポッシボー・吉川友・アップアップガールズ(仮)
3/21(土) BLUE LIVE広島(広島) 14:30~/18:30~
3/22(日) umeda AKASO(大阪) 14:00~/18:00~
3/23(月) 札幌ペニーレーン24(北海道) 18:30~

アップアップガールズ(仮)全国47都道府県ツアー2015 RUN!アプガRUNダッシュ

3/26(木) 新宿ReNY(東京) 19:00~
3/31(火) 高崎club FLEEZ(群馬) 19:00~
4/3(金) 奈良NEVERLAND(奈良) 19:00~
4/4(土) Kobe SLOPE(兵庫) 15:00~/19:00~
4/5(日) 京都FANJ(京都) 14:00~/18:00~
4/17(金) 高知X-pt.(高知) 19:00~
4/18(土) 高松DIME(香川) 15:00~/19:00~
4/19(日) 松山サロンキティ(愛媛) 15:30~
4/26(日) 名古屋ボトムライン(愛知 14:00~/18:00~
5/8 (金) 鹿児島CAPARVO HALL(鹿児島) 19:00~
5/9(土) 熊本B.9v1(熊本) 15:00~/19:00~
5/10(日) 福岡DRUM Be-1(福岡) 13:30~/17:30~
5/16(土) 札幌KRAPSホール(北海道) 13:00~/16:30~
5/23(土) 郡山Hip Shot Japan(福島) 15:30~/19:00~
5/24(日) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3(埼玉) 14:00~/18:00~
6/5(金) 米子AZTic laughs(鳥取) 19:00~
6/6(土) 広島ナミキジャンクション(広島) 15:00~/19:00~
6/7(日) OSAKA MUSE(大阪) 13:30~/17:30~
6/14(日) 長野CLUB JUNKBOX(長野) 14:00~/18:00~


▼アップアップガールズ(仮)公式サイト
http://www.upupgirlskakkokari.com/

▼T-Palette Records公式サイト
http://tower.jp/label/t-paletterecords

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編集部有本

元エンジョイ!マガジン編集長(2014年10月時点)。かつてBIGLOBE MUSICを担当していた経験を活かし、よりエンジョイ!でウェッサイ!!なマガジンを目指していきます。

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