普段何気なく使っているメールアドレスやURL。これらの文字の並びが、どのような構成で何を示しているのか、ご存じでしょうか?

電子メールアドレスの構成とは?

インターネットの発祥地はアメリカであるため、メールアドレスもアメリカ式の表記順となっています。

アメリカの場合は、郵便を出すときに「名前」「ストリートの番地」「市名」「州名」「国名(USA)」という順序で書きますよ。これと同様に、電子メールのアドレスも後ろに行くほど大きなグループとなっています。

メールアドレスは、大きく分けると、@以前が「メールアカウント」、@以降が「ドメイン」と呼ばれています。

徹底解説!.com、.co、www、httpsってどんな意味?

例えば上記のようなアドレスの場合。

①アカウント名(ユーザーID)
ユーザーが登録した任意のアカウント名です。手紙の宛先で言うと「名前」にあたります。

②メールサーバ名
プロバイダや会社が管理しているメールサーバ(メール用のコンピュータ)の名前です。プロバイダがコンピュータにつけた名前であり、必ずしも全てのメールアドレスについているわけではありません。ユーザー数の多いプロバイダのメールアドレスだと、割り当てられていることが多いです。

③プロバイダ・会社・組織名
入会しているプロバイダ名です。会社で使っているアドレスの場合は、その会社や組織名を示しています。

④組織種別(セカンドレベルドメイン)
プロバイダや会社組織などの組織種別、いわば属性を示すコードです。プロバイダの多くは「network」の頭2文字を取って「ne」とされています。

<その他のセカンドレベルドメイン>
・co(=commercial・商用)→会社組織であることを示す
・or(=organization・団体)→財団法人、社団法人などの組織を示す

⑤国・地域コード(トップレベルドメイン)
トップレベルドメインは、国や地域、または使用目的・使用する組織を識別するコードです。「jp」はJapanの略で、日本の企業や組織であることを示しています。
また、「com」(=commercial・商用)は、商用サービスなどでよく使われている、企業や個人で取得可能なトップレベルドメインとして知られています。

<その他のトップレベルドメイン>
・us(= United States)・・・アメリカ合衆国
・fr(=France)・・・フランス
・uk(=United Kingdom)・・・イギリス
・org(=organization)・・・非営利団体
・net(network)・・・ネットワークインフラ。個人でも取得可能

URLの構成とは?

URL(Uniform Resource Locator=ユニフォーム・リソース・ロケータ)はご存知の通り、WEBサイトのアドレス(住所)を示す文字列です。

こちらもメールアドレス同様、ただ文字が連なっているだけではなく、それぞれ意味をもって構成が成り立っています。

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①プロトコル表示
「プロトコル」は「情報をやりとりする際に、必要なお約束」という意味を持っています。URLのアタマに何のプロトコルを表示するかによって、どのような通信方式をとっているページなのかを表しています。基本的に、ネットにある情報を閲覧するにはこの通信方式をURLの文頭に入れる必要があります。

http:// から始まるページ

通信に「HTTP」を使用しているという意味になります。インターネットで閲覧するサイトには必ず「http」がつきます。

https://から始まっているページ

「HTTPの通信をSecure(安全)に行う」という意味になります。入力した情報を暗号化して通信する「SSL/TLS通信」を使用しているため、通信内容を見られる心配がありません。

そのため、個人情報やクレジットカード番号などを入力するページのプロトコルは、必ず「https」から始まります。個人情報を入力する時は、ページが「https」から始まっているか確認しておきましょう。

②ドメイン名(組織名+組織種別+国・地域コード)
ここでは、上記の電子メールアドレスの構成と同じく、組織名や属性、国・地域コードを表すドメイン名を表しています。

③ディレクトリ名
ディレクトリとは、簡単にいうと「ファイルの入れ物」のこと。たくさんの情報が含まれているホームページでは、関連したページごとに分類して管理をしないとゴチャゴチャになってしまうため、ファイルをグループ分けし、階層構造にして分類しています。

例えば、http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/google_dentaku/ にアクセスすると記事を見ることができますが、このURLの「archives」と「google_dentaku」がディレクトリ名となります。archivesというグループの配下にgoogle_dentakuという記事があるわけです。


④表示ファイル名
どのページを開くのかを指定する「ファイル名」が示されています。通常、WEBサイトを閲覧しているときは表示されることがあまりないですが、WEBサイトにある画像だけを見るときなどに表示されます。


このように、何気なく使っているメールアドレスやURLにもちゃんと意味があるんですね!

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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