ネットショッピングで名前や住所などを入力する際、次の入力欄に移るたびにマウスでカーソルを移動させるのを面倒に感じたこと、ありませんか?
たとえば下のフォームに入力する場合。
マウスを使って空欄にポインターを合わせてクリックした後、今度は両手をキーボードに置いて文字を入力する必要があります。
マウスとキーボードを持ち替えないといけないのが、ちょっと面倒ですよね。
でも、もっと効率よく入力する方法があるんです!
Tabキーを使ってマウスを使わずに次の入力欄に移動
活用してほしいのは[Tabキー]です。キーボードの左端、「半角/全角」キーの下にあります。
※機種によっては位置が異なる場合もあります
この[Tabキー]を押せば、入力可能な空欄に、ひとつずつ進むことができるのです!
このフォームの場合。氏名の「姓」に名字を入力後、Tabキーを押すと、カーソルは氏名の「名」の欄に移動します。
さらにTabキーを押していけば、氏名の「姓」、「名」、続いてログインメールアドレス・・・という風に、入力可能な空欄をカーソルが進んでいきます。
つまり、フォームの移動にマウスを使う必要がないのです!
入力後に編集し直したいときなどにも、Tabキーを使えば効率的。ネットショッピング以外に、ウェブサービスの会員登録やアンケート回答などでも活用できますね。
Wordの行頭を揃えることもできる
[Tabキー]はWordで書類を作成時、行頭を揃えたいときにも活躍します。
上の例で言うと、「●」マークの付いた箇条書き部分の行頭を揃えるには、スペースキーで空白を入れるという方法があります。でも、面倒だし、微妙にズレてしまうこともありますよね。
そんなとき、Tabキーを押せば、一定の間隔を空けることができます!※
まず、「●」を入力前にTabキーを押すことで、行の前に一定の間隔を空ける。そしてリターンキーを押して改行後、「●」を入力する前に再びTabキーを押せば、2行目も1行目に行頭を合わせることができるのです。
※設定によっては、Wordのオートコレクト機能が働き、リターンキーを押して改行するだけで自動的に行頭が揃います。オートコレクト機能を解除したい場合は、こちらの記事「OFFICE MASTER Word 編 便利設定:オートコレクト機能の解除」を参考にしてください。